コム兄流ソムリエ試験 一次試験編

コム兄とワイン

どうもコム兄です

今年もソムリエ・ワインエキスパートの試験が近づいてきましたね

私自身が受験した2020年当時を振り返りながら勉強方法や活用したツールを公開し、少しでも受験生の役に立てればなと思っています。

初めに

これからコム兄が使った参考にしたテキスト等の紹介をしていくわけですが、

大前提として合う合わないは個人によると思いますので、

あくまでも参考程度に捉えていただき、

書店などで実際に手に取って確かめてから購入されることをお勧めいたします。

ではいってみましょう!!

コム兄とワインスクール

ソムリエ・ワインエキスパートの試験を志す人の多くは

スクールに通う事を一度は検討するのではないでしょうか。

私もその一人でした。

今でこそオンラインでの学習というのが当たり前になりつつあるようですが、

コム兄が検討していた2019年、2020年当時には対面授業が基本でした。

(たった2年で大きく変わるもんですね、、、ほんとに)

またソムリエ試験は覚える量が膨大な事から、

受験対策講座は3月、何なら2月末から始まるものが多いようです。

ということはその講座が開講するまでに申し込みを済ませなければなりません。

しかも先着順だったりするので、なるべく早い覚悟と決断が必要になってきます。

実はコム兄もこの受験対策講座を受けるべく、

アカデミー・デュ・ヴァンさんの説明会に参加したことがあります。

この説明会に参加すると割引になるということも

聞いてみようと思ったきっかけの一つでした。

なるべく費用は抑えたいですからね。

確か年末のことだったと思います。

ほんでね、説明会行くとモチベーション上がるんですよ。

教室に仲間がいるっていうのがまた安心感あるじゃないですか。

しかも先生も優しく教えてくれるわけです。

分からないことがあれば聞けるわけだし。

クラスメイトの頑張りが刺激になるし良い事ずくめです。

バッチをつけている自分の姿がうっすら想像出来ちゃったりして←出ました勘違いw

これは通うしかない!と思いました。

でも帰りの電車に揺られながらコム兄は考えます

ガタンゴトン、ガタンゴトン

家から大阪の学校まで片道たっぷり1時間半以上かかります。

ガタンゴトン、ガタンゴトン

毎週仕事を抜けて通学できる保障なんてこれっぽっちもありません、、、

ガタンゴトン、ガタンゴトン

4人目の子供が産まれたばかりです、、、、、、、、、

これ無理なんじゃね?

でもソムリエの勉強したいし、

でも勉強の仕方わかんないし

近場に無いかな?無いわ

やっぱり大阪か

でも、、、

と女々しく無限に考えていました

ということで泣く泣く受験対策講座は諦めることにしました。

うっすら想像できていたバッチを付けている姿が完全に消えました

全く同じとはいかないまでも同じように悩んでらっしゃる方も多いのではないでしょうか

消去法から始まった独学

そんなこんなでジメジメといつまでも考えているわけにもいきませんので、なんとか合格に近づく勉強法はないのかな?

という安易な考えで「ソムリエ試験 独学」

とググってみるわけです。皆さんも一緒ですよね?

すると「〇〇が伝授するソムリエ・ワインエキスパート勉強法」とか

最新版!独学でソムリエ試験に一発合格したポイント5つ」とか

最短合格!これさえ覚えれば怖くないソムリエ試験

みたいなのが数多く出てくるわけです。

ホンマかい!と思う一方で、案外いるもんなんだなーとも思うわけです

感化されやすくて勘違いの達人コム兄の脳みそはとてもシンプルな作りをしていますので

自分もできると思い込んでしまいます

それが良かったのかもしれません。しかし、なかなか思うように進みません。

なかなか覚悟の決まらないコム兄ですがあることをきっかけにスイッチが入ります

その”ある”ことについてまとめている記事がこちらにありますので

まだ読まれていない方や忘れてしまった方は併せてお読みください

コム兄流ソムリエ試験 きっかけ編

テキスト紹介

という事で、もったいぶってもあれなんで早速一次試験の勉強の時に使ったテキストを紹介しますね

杉山 明日香 著 

受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座

ってやつです。通称杉山本ってやつですね。

このテキストの強みはなんといっても良くまとまっていて分かりやすいことです。

杉山先生は呼称資格受験者を対象としたワインスクールを主宰されており、

さらに有名予備校で十数年間の指導歴があるという、

まさにワイン×受験のプロフェッショナルな訳です。

また、最新版のソムリエ教本の内容を反映させているため、

慣行時期が類書よりも遅くなりますが、その分信頼感は抜群です。

各章の所々に最低限ここだけはというような問題が

小テストのように10問程度出題されて学習の理解度も分かります。

ワインコラムも面白い記事が満載で、ワインや産地への理解が深まります

またこのテキストには地図帳が附随しており

汚い書き込みがリアルですね

文章だけでは分かりにくい国や畑の位置関係の確認が確認できます。

また同じシリーズの問題集も併せて購入されることをお勧めします。

コム兄が使ったテキストの紹介は以上です

そう以上です。なんとも経済的

えー--!と思われたかもしれませんが、本当にこのテキストだけです。

後述する予定ですが教本も読まずにこればっかりやっていました。ほんとに。

今ページを閉じようと思ったあなた、落ち着いてもう少しお付き合いください。

息抜きの方法

勉強の息抜きにはYouTubeを見ていましたね。

もちろんワインに関する動画です

僕は本当に勉強が苦手で効率の良い勉強法というか

自分に合った勉強の仕方がわからなかったので、

テキストやって動画で肉付けしてというような感じで勉強していました。

具体的なチャンネルとしてはwinebooksさんとかTOKYO WINE GIRLさんのチャンネルを見ていたように記憶しています

winebooksさんは動画だけではなく通販サイトに読み物としてコラムが沢山あって、

それを読んで格付けシャトーのバックグラウンドについて理解を深めました。

横文字だらけの呪文のような名前だけ覚えるなんてコム兄には無理なので、

ストーリー込みで覚えるという方法を取っていました。

TOKYO WINE GIRLさんの動画は良くまとまっていることもさることながら、

美しいビジュアルかわいらしい声に癒されながら眺めていたように思います。

まさに息抜きと勉強の一石二鳥です。

コム兄は勉強している時には読んでいませんでしたが、神の雫なんか読むのも良い気分転換になるかもしれませんね。

あと、最近新しいものに更新されているようですが

Sommlier For FreeというYouTubeの動画にお世話になりました。

私がお世話になった動画は小林史高さんという方が講師を務めているものでしたが、とても残念なことに若くしてお亡くなりになり、その意思を引き継いで今も続いているようです。

本当によくできていますし、理解が深まりますので見てみることをお勧めします。

勉強方法と試験

さて、具体的な勉強方法についてですが、

テキストと問題集と地図だけをひたすら読み込み解きまくり、っていう本当にシンプルな勉強法です。

ほかに勉強方法を知らないもんでw

テキストを3周くらい読んで問題集も何回も解いて動画やコラムで肉付けというような勉強方法で勉強していました。

多分1日5,6時間でしょうかそんな感じだったと思います

いよいよ試験会場へ

ちなみにコム兄は保険をかけて二回試験で申し込んでいました。

一回目が7月上旬で、二回目が7月下旬だったように思います。

ほんとにこれがよかったんですね。

命拾いしましたよほんとに

なんとなくお判りだと思うのでさらっと言いますけど

一回目の試験はしっかりと落ちました

なぜなら、参考書ばかりで教本読んでいませんでしたから

あったりめぇなことです皆さんは絶対にマネしないでください

てやんでぇぃ

見たことも聞いたこともない問題が出てきてだいぶ混乱したし、

マウスを握る手がプルプルしちゃって大変です。

しかもコム兄手のひらが多汗症気味でして手汗でマウスが大洪水です

大体試験の時に混乱してしまったらアウトですよ。

謎に高校受験を三回も経験している私がいうのだから間違いありません

気になる方はこちらの記事も併せてお読みください

コム兄の生い立ち 高校受験編

(受験生は時間がもったいない無いので見なくてもよいです)

二回目の試験に向けて

次の試験まで3週間切った段階で初めて教本を開きましたが、

こんなに面白いなら早く言ってよ!

てなもんです。意外過ぎるでしょ?

もっと早く読んでおくんだった!!というのが当時の感想です。

だって分厚すぎるし重たいしなかなか読む気になれませんよね。

多分テキストを何周もしていたおかげで素地がある程度出来ていたから面白く感じたんでしょうね。

泣く泣くカットされたであろうテキストには載せきれなかった情報が沢山です。

「おー、これ試験で出てきたところだ!」

みたいなのもしっかりと回収することができて楽しく読み進めることができました。

でも、フランスとイタリアの章は読みませんでした

(一次試験が終わってからしっかり読みましたよ)

なぜなら読むのに時間がかかりすぎることや、

変に追加の知識を入れることによって混乱してしまうような気がしたからです。

なんせコム兄の脳みそのキャパはヤクルトぐらいしかありませんからね。

※もちろん受験生の皆さんは全て目を通すことを強くお勧めします

一回目の試験が終わってからは晩酌もそこそこに

子供と一緒に20時には寝て2時とか3時に起きてひたすら教本を読み込んでいました。

子育てをしているとなかなか一人の時間を作り出すのに苦労するわけですが、

寝てる間だけは可愛いのが子供ってもんですから←

それを利用しない手はありませんよね

さらに一回目に落ちた後くらいからとみわいん.comさんの問題集をやりまくりました。

テキストについても言えることですが

コム兄一途なもんでこれと決め込んだものを徹底的に使い込みます。

信じ切るっていうのも大切かもしれません(他を知らないだけ)

ちなみにこのころはTwitterをほぼしていなくて情報が無く

完全に孤立したような状況でしたが

それがかえってコム兄には吉と出た気がします。

情報が多すぎて迷子になる可能性もありますからね。

ということで「早朝教本読み込み」と「空き時間に問題集をやりまくる

シンプルにこれだけです。

そして二回目の試験でなんとか滑り込みセーフ。

問題解き終わった後の合否が出る画面にいく前の瞬間は本当に生きた心地しませんが

いい思い出です。

こんな感じでコム兄は突破することができました。

まとめ

  • テキストは自分に合ったものを選ぶこと
  • 息抜きも上手にする
  • 分厚いけど教本もしっかり読む
  • 問題を解きまくって苦手を克服していく
  • 覚悟を決めてなんとか時間を確保する
  • 情報過多になりすぎない

こんな感じでしょうか

参考にするというよりは私の経験を活かして

反面教師的に取り組まれることをお勧めします

今からでも遅くないと思います!

皆さんの合格を心より願っていますし、陰ながら全力で応援しています!!

苦しい時もあると思いますが

自らがバッチをつけている姿をイメージして頑張ってください

ではまた!!

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