今回はコム兄がソムリエ試験を受けようと思ったきっかけについて書いていきたいと思います。
ワインとの出会いについてまだ読まれていない方はこちらも併せてお読みください
試験について書くにあたって、ソムリエ試験を受けようと思ったきっかけ、実際にどのような勉強方法だったのか、二次試験対策は?三次試験対策は?
こんな感じで分けて書いていこうと思いますので、楽しみにお待ち頂ければと思います
というわけで今回はきっかけ編ということで進めていきたいと思います。
コム兄とソムリエ資格の距離
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私がソムリエ試験を受験したのは2020年のことです
まさにコロナ初期のころで試験がどうなるのかすら怪しいような状況でした。
当のコム兄はと言うとワインについて興味はあったし
知っているほうが料理を作るうえでもメリットが大きいとは思っていましたが
勉強があまり得意ではなく、資格に対する興味はあるものの
私なんかにはほど遠い資格で正直本気で取ろうとは思っていませんでした。
もちろん取れるとも思っていません
その程度の温度感です。
毎年なんとなくお正月に新年の目標を決めるのですが
結婚して25,6歳のころになると
今年こそソムリエ資格を取るなどと目標を設定してみたり、
誕生日プレゼントにソムリエの参考書を妻にお願いしたりと、
決心こそ付いていないもののなんとなく自分にプレッシャーをかけて
ちょこちょこ勉強していました。
子供が生まれたのもこの頃でした
父ちゃん頑張るぞーてなもんです
なんとも分かりやすい男なんです
仕事の合間や育児の隙間を見つけて
受験生よろしく単語帳を作るもボルドーの格付けでつまずき、
フランスを何とか突破したと思ったらイタリアの土着品種に脳みそが沸騰したり、
ドイツにいたっては読めないし独特のルールあるしで失神しておりました。
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コム兄は思います。
無理やん。
でも諦めきれずに勉強始めるも
醸造用語で再撃沈したり…
単語帳作るだけでやった気になっていたり。
そもそも集中出来ないし。
コム兄はこうも思います
そもそも勉強ってどうやってすればいいの?
まともに勉強をしてこなかったことがこんな形で返ってくるとは…
そんな感じで
一人で勝手にコケて起き上がってまた倒れて
を無限に繰り返してきたコム兄でしたがとあることがきっかけで
まるで精神と時の部屋にでも入ったかのような集中力を見せることになります
それが今回の主題である”きっかけ”ということになります
前振りが長すぎましたね。すみません。
緊急事態宣言発令
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2020年といえば4月初頭に都市部を中心に緊急事態宣言が発令され、中旬には対象が全国に広げられました。そして全ての県で解除されたのが5月25日でした。
皆さんの記憶にも新しいところではないでしょうか。
学校や保育園がが休校休園になったり、当然コム兄の職場の仕事もすべてキャンセル
子守のため自宅待機をしていました。外に出られなくてストレスが溜まりまくった子供と四六時中一緒にいると勉強どころか精神的にも参ってくるそんな期間だったように思います。
とはいえ工作をしたり、家の中でテントはったり、ピンチハンガー(洗濯ものをつるす奴)に
買ってきた苺を挟んで家庭内いちご狩りをしてみたりいろんなことをして気を紛らわしていました
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(この間の過ごし方なんかについても改めて書ければと思っています)
宣言が解除されて少しずつ社会が回り始めた6月。
長女が腹痛を訴えます。
長女の腹痛
初めのうちはあまり気に留めていませんでしたが
痛がり方が尋常じゃないためかかりつけ医を受診して検査をしてみると、
ヤバめの数値出ているらしく、紹介状と共にすぐに大きな病院へ向かいました
自力で歩くことさえできず顔色も心なしか血色が悪くなってきているように見えます
検査もそこそこに即手術の準備が進められました。
お医者さんの説明によると腹膜炎とのことで、最悪の場合死に至ることもありますとのことでした
し、死?死ぬの?
大分ビビるコム兄。
お医者さんの説明は続きます
女の子なので傷跡が残るとかわいそうなので、腹腔鏡での手術をまず第一に選択し
状況があまりにも悪いようであれば切開します
とのことでした。
最初に死の可能性を言われて動揺している所に娘の傷跡が残らないようにとの配慮
振れ幅が大きすぎて処理しきれませんでしたが、
お気遣いありがとうございます
(傷は少々残ってもいいから命を助けてねと思ったのは内緒です)
手術
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慌てて家族に連絡しましたが
結局は祈りながら待つことしかできません。
どれだけの時間が経ってからでしょうか、
先生方の処置のおかげで手術は無事に成功した旨伝えていただき
なんとか難を逃れることができた事を知りました
本当に良かったです
後から同病院で勤務しているコム嫁の弟さんに聞いた話によると相当ヤバい数値だったようで
「ホンマに痛かったと思うわ、よく頑張ったな」
とのことでした。
ということで入院生活が始まるわけですが、
この入院付き添い生活こそが私にとっての”精神と時の部屋”なのでした。
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長女(当時小3)にはたくさんの管が繋がれていて、トイレにも自力で歩いていくことができないので
まるで乳母車のように寄り添ってついていく必要があります。
女の子への付き添いなのでコム嫁が付き添うのが一般的なのでしょうが
案外力仕事が多いことからコム兄が付き添うことにしたのでした
かなり不謹慎ではありますが、この長女の腹膜炎が無ければ集中して勉強を続けることは出来なかったでしょう。
さらに退院後もコロナによって仕事がキャンセルになっていたことも勉強面では良いように働いたように思います。
正しい表現ではないかもしれませんが、この状況が重なったおかげで勉強に身が入ったし
今年しかないと思えたのかもしれません。
最後に
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お読みいただいた通りですが、ちょくちょく勉強していたものの
コム兄が本格的に勉強をし始めたのは6月を過ぎた頃でした。
しかも独学での学習です。
ですから皆さんも本気になればまだまだ独学でも間に合いますので
記念受験だから…なんて遠慮せずに
ガッツリ覚悟を決めて取り組まれることをお勧めします
ちなみに2020年には子供が4人いましたし、一番下の子は1歳になったばかりで
手がかかる真っ只中でした。
でもいけました。
そんなこんなでやっとの思いで本腰を入れたソムリエ試験
どんなツールを使ってどんな勉強法を取り入れたのか
反面教師にするのもいいかもしれません
次回は一次試験の勉強方法について書いていこうと思います
ではまた!!
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