弾丸突撃!コム兄東京物語 Day1前編

コム兄とワイン

この度リモートワイン会やTwitterなとでお世話になっている方々にお会いするため

東京に行ってまいりました。

せっかく東京行くんだからなかなか訪れる機会のない星付きのレストランを予約して、

それ以外のプランニングは人任せ

という必殺他力本願を行使したわけですが、

今回も頼りになる兄貴に相談してコム兄の希望を叶えてもらったのでした。

きっと通常でしたら2日なり3日に分けて回るようなルートなのだと思います。

ということでギュギューっと凝縮した密度の濃い時間を過ごすことが出来た訳ですが

思い出が多すぎて渋滞しておりますので

いくつかのパートに分けて紹介させていただければと思います。

どんな方々と、どんな場所で、どんなワインを飲んだのか。

迷子にならずに済んだのか。

Day1前半戦 張り切って行ってみましょう!!

ちぇけら

出発

この日は土曜日ということで小学校組はお休み。

いつもよりはゆっくり目のスタートのコム兄家でした。

そんな中コム兄は早めに起きて、寝ている子どもたちを起こさないように荷造りを始めます。

(前日に済ませろよ)

寒いかなー

暑いかなー

いや、暑いわけないよなー

何着ていこうかなー

なんてウキウキワクワクドキドキしている間に時間は過ぎていきます。

ぇええーーーい!なんでもええわ!

ということで愛しさと切なさと心強さを詰め込んでサクッと出発。

寝ぼけ眼をこすりながら見送りをしてくれた子どもたちに手を振って家を出たのでした。

庶民のコム兄は移動費を節約するために

高速バスでの移動を視野に考えていたのですが

「疲れていて飲めなかったら意味がないよな」

とか

「朝はよ着いてもやることないよな」

とか色々考えた結果

新幹線なんてめったに乗ることないし

行きは時間がかかるけどこだまにして

新幹線時間を満喫してやろうというプランに。

帰りは翌日のこともあるからのぞみでビュンっと帰っちゃおうという作戦を立てたのでした。

移動

コム兄は奈良に住んでおりますので、新幹線に乗ろうと思ったらまずは京都駅を目指すわけです。

何気なしに見始めたるろうに剣心にハマってしまって危うく乗り過ごすところでした。

新幹線のホームに向かうエスカレーターに乗るとみなさん立ち位置が左側に

おー!テレビで見るやつや!

とまたまたウキウキしちゃいます。

乗り込んでからもるろうに剣心を1.5倍速で堪能し「京都大火編」が終わる頃には新横浜あたりまで来ていたのでした。

品川に降り立つと、とりあえずどこに行ったらいいのか分からずウロウロ。

というかやっぱりノープランすぎるのも考えものですね。

とりあえずでかい荷物をホテルに預けに行こうということで

山手線?にのって目黒を目指しました。

地名だけは聞いたことがありますが

そのエリアがどういう雰囲気なのか全くわかリませんでしたが

とりあえず目黒は穏やかで静かな街だったように思いました。

時計を見ると12時半を過ぎておりましたので

ホテルに向かう間に見つけた中華屋さんに入って腹ごしらえをする事にしましたます。(急にアーニャ)

中国語と思しき言語が飛び交う店内

接客の方も例外ではありません。

体温を測る機械に手こずっていると

「もういいよーー!!」

と案内されるがままに席に座ると、

キャップを斜めにかぶった70代後半だろうなと思われるヤングな老人がラーメンをすすりながらビールを嗜んでおられました。

そんなん見たらコム兄も飲みたくなっちゃうわけですよね。

という事でこちらを注文。

後ろにチラッと写っている昔ながらの占いの機械がなんともいい味を出してますよね。

注文から運ばれてくるまでの時間の速さも素晴らしい。(めっちゃ早い)

まぁ色々ケミカルな味はするわけですが、それでも別に良いんですよ。

コム兄はラーメンにオーガニックやら健康的なんてものを求めてませんからね。

こってりとした脂が唇に膜を作ってくれます。

「てやんでぇい!リップを忘れっちまったけどちょうど良いじゃねぇか!」

なんて大声で叫びながら(心の中で)すすります。

ビールとラーメンで850円

安すぎんか?

ということで腹も満たされたところで

少し早いけどアフリカーさんに向けてぼちぼちと散策開始です。

a2 by af-liquor

経路を調べますと、山手線に乗って渋谷で乗り換えて半蔵門線に乗って水天宮前駅まで行くようです。

「おー、時間に余裕もあるしせっかくだからハチ公でも見ていくか」

ということで別に誰かと待ち合わせをしているわけでもないけど行ってみることに。

ハチ公大人気ですねー!

ひっきりなしに撮影が行われておりました。

くるりと踵を返して駅に向かうと工事をしているような様子。

再開発の終わらない、進化し続ける街という噂通りの光景。

誰かコム兄の頭も再開発してくれませんか。

・・・・

はい。

ということで、水天宮前駅からグーグル先生の導きによってアフリカーさんに無事に到着したわけです。

ウキウキドキドキしすぎて浮かれまくっているコム兄は武装してくるのをすっかり忘れていたのでした。

これから猛者たちと相まみえるというのに丸腰状態。

これはいかん!!

ということで一旦お店を通り過ぎてコンビニにダッシュしてこちらを入手。

いつもはウコンの力にお世話になっているわけですが

なんとなくこちらをチョイス。

しかもプレミアム

めっちゃ強そう。

とはいえ屁みたいな肝臓しか持ち合わせていないコム兄なんて結局飲みすぎたら一緒ですからね。

改めてお店に向かうと待ち合わせの時間よりも30分くらい早く着いたので

とりあえず店内をウロウロしながらワインをLook Look。

来年の干支が描かれたワイン

店内は木のぬくもりが何とも温かい雰囲気。

所狭しと南アフリカからやってきたワインたちが並んでいます。

「この棚は自社輸入です。」

「こちらは白とロゼのリーズナブルなライン。」

「こちらも同じような価格帯の赤ワイン。」

「地下には少し上の価格帯のワインやスパークリングワインがございます。」

という耳に心地のいいボイスの女性の店員さんが丁寧に案内くださいました。

なんか見ているだけでニヤニヤしちゃいます。

こちらでは有料の試飲をさせていただけるのですが、

試飲に使えるグラスがまた贅沢なラインナップ

ワインの試飲ついでにグラスも試用させてもらえるというワインラバーからしたら最強の環境

リーデルはもちろん、ザルト、ロブマイヤー、ジャンシスロビンソン、シドニオスなどの高級グラスを使わせていただけるんです。

ということでコム兄はジャンシスさんに決めて、専用のコインを購入してレッツ試飲

ワインを注いで香りをクンクン。

頂いたワインはシュナンブランでしたが、ワインの状態がいいのももちろんだと思いますが

初めましての香りを取ることができました。

やっぱグラスって大事ですね

ツアーメンバー集結

そうこうしているうちに頼れる兄貴が登場。

コム兄ブログ常連のだいすけさんです。

今回のプランニングから参加者への声掛けや、宿泊地のアドバイスまで・・・

本当に何から何まで頼りっぱなしでござる。(ござる?)

近況などをお聞きしながら一緒にワインを飲んでいると

想像を超えたオシャレ(師範語録)をしたアンバサダーのmishikaさんの登場。

リモートワイン会やTwitterから流れてくる情報通りの素敵な女性でした。

実際に合うのは初めてなので口先だけで「初めまして」なんて挨拶をするわけですが

これほど社交辞令的に初めましてのごあいさつをしたことがあったでしょうか。

2秒で打ち解けてしまいましたね。

これもmishikaさんの柔らかい雰囲気のお人柄のお陰でしょう。

3人で「うけるねー」なんて言いながら飲むわけです。

もう楽しい。

ありがとうTokyo。

次に登場したのは12時から別のイベントで飲んできたというまささんの登場です。

「めっちゃカバン空いてるじゃん」

と入店直後から良い感じの雰囲気。

お話の口調からの優しさが伝わってきます。

漂うやさしいお父さん感。

缶詰とワインのペアリングイベントに参加されていたようですが

魚卵にはやっぱりワインは難しいよねとか

ロゼは最強。とか

ヴェルメンティーノは邪魔しないから良かったですよ。

などなど溢れだす情報。

最強なのはあなたですよ。

続いてワインチャンさんの登場。

メリークリスマス♪

ということでサンタさんのかわいいチョコレートを頂きました。

(家に持ち帰ったら子供のテンションがえげつないことに・・・)

こういうさりげない気遣いができるってすごいなと思うわけです。

油断したら好きになっちゃいそうになります。

危ない危ない。

ワインチャンさんと言えば9月だったかな?

に行われたミスワインというコンテストでファイナリストに選出されたばかりか、

審査員特別賞を受賞されるというすごいお方。

しかも早稲田理工を主席で卒業

いろいろ兼ね揃えすぎちゃってます。

まさに歩く才色兼備

お忙しい時間の合間を縫って駆けつけてくださったのでした。

アフリカーさんでの待ち合わせで最後に登場したのは2bさん

「近くで仕事があって」

とのことでした。

忙しいのにお付き合いいただいて申し訳ありがとうございます。

2bさんとはリモートワイン会でもお会いしたことなく、Twitterからの情報のみでしたが

とてもハツラツ&しっかり者系女子

元気がもらえるようなそんな魅力的な女性でした。

皆さんとのご挨拶もそこそこに次の目的地である亀戸横町を目指します。

そうそう、コム兄は南アフリカワインを眺めているうちに買いたい欲を抑えることができずに

1本ですが購入させていただきました。

1本購入しただけなのに、たくさんのお土産を頂きました。

南アフリカワインはアフリカーですよ!

(お前に言われなくても知ってるよ)

南アフリカワインはアフリカーですよ

二回言うてみました。

亀戸横町

Twitterのワイン界隈の方々なら「亀戸」と聞いただけでピンとくる方も多いのではないでしょうか。

そう。

ワインラバー憧れの#デゴるであまりにも有名な「デゴルジュマン」さん。

死ぬまでにはこのハッシュタグをつけて投稿したいと思っておりましたが、

思いのほか早めに実現出来て嬉しい限りでございます。

今回の参加者の中でデゴ経験者がだいすけさんとワインチャンさんのみという意外な事実。

どこに向かえばいいのか分からないので

ドラクエ方式でみんなだいすけさんについてダンジョンを進んでいきます。

ドラクエの職業的に言うと”遊び人”だけの布陣になっていますが

それはそれで最強なわけです。

同じ電車に乗っていたというあいさんとも亀戸駅で無事に合流出来て、

これにて本日のデゴるメンバー全員集合ということで元気にお店に向かいます。

どこからともなく焼肉と思しき香りが漂ってきます。

肉肉肉肉・・・

と脳内の意識の半分以上を焼肉に持っていかれていましたが

強い気持ちでデゴさんへ向かいます。

「亀戸餃子」さんとか、

「目利きの銀次」(だったかな)さんとか

店の外で炭を焼きまくってたホルモンやさんなど

誘惑はとどまることを知りません。

一行がえっちらおっちら歩いていると

「見えてきましたよ」と先導役のだいすけさん。

意外な立地にあるとは聞いていましたが

ご覧の通り「やきとり」や「ホルモン」のパンチが強すぎて

シャンパーニュを出してくれるお店があるような雰囲気には見えません。

横丁内に潜入してみてもこんな雰囲気。

唐揚げにハイボールを決めたくなるのを我慢しつつ

ズズズーっと奥まで進んでいくと

だんだん見えてくるシャンパーニュのボトルや輝くグラスたち。

カウンターに座ると見たことのある画角の映像が目に飛び込んできます。

映らないように隠れてくださる泡大将

嬉しい。

#デゴる(乾杯)

「何飲みますか?」

ということで、デゴに来たからには飲み比べをしたいと思っていましたが

「7人で3種飲み比べはグラスの数がエグイことになるね」

確かにそらそうだ。失礼しました。

ということで7人いるしボトルで何か頼もうかということに。

いくらかの選択肢の中からこちらをチョイス。

Frederic Savart “Haute Couture” 2017

コム兄の「サッパリしているシャンパーニュが好き」という

極めてザックリしたオーダーに応えて、

こちらをお勧めしてくれたのでした。

「なかなかないので見つけたらとりあえず飲んどけ」

「程よく熟成していますがオジェ村のブドウを使ったブランドブランなのですっきりしていると思います。」

というような事を仰っていたように記憶していますが、どうでしたかね?

舞い上がっていて泡大将の説明をあまりよく覚えていません。

丁寧に説明してくださっていたのに本当にもったいないことをしました。

良い声だったので説明を録音しといたらよかったな・・・

色調はこんな感じ。

黄金がかったイエローといった感じでしょうか。

昼夜の寒暖差が大きいところで育った極上で蜜がしっかりと乗ったリンゴの味わいと、

皮に近いところの一番濃い甘さと、リンゴの皮の香りとほのかな苦み。

キャラメリゼされた焼きリンゴのようなニュアンスも。

そんなフレッシュさと熟成感が相まって極上の一杯。

めっちゃ濃いなーって思いました。

本当に濃密でとてもリッチな味わいで

およそブランドブランとは思えないボリュームでございました。

このコメントだと、

いや、なんやかんやと色々言うてるけど結果全部リンゴやん

って思われるかもしれませんが

語彙が追いつかなくて本当に申し訳ありません。

って感じです。

フードメニューもいくつか見繕って出してくださいました。

まずはこちら。

馬肉のタルタル

チコリの苦みがまたたまりません。

美味すぎるんだけどまだお腹が空いていなくてなかなか食べられない。

ケミカルたっぷりなラーメンを食べてしまった事を猛烈に後悔いたしました。

いや、食べたことよりも食べた時間が良くなかったんですね。

とは言いつつも、美味しいからなんだかんだ言っても食べちゃうんですよね。

二杯目

二杯目のシャンパーニュにはどうしますか?

ということで、これまたいくつか候補を挙げていただいて説明を聞くわけですが

「グレートヴィンテージの2008年」というフレーズに心を奪われてこちらを注文。

Laurent-Perrier Brut Millesime 2008

「自分が以前飲んだ時には今まさにピークに到達している感じでしたね」

というニュアンスの事を仰っていたように思います。

「香りをより開かせるために」

ということで大きめのグラスでサーブしてくださいました。

2008ということで先ほどのオートクチュールよりも熟成が進んでいそうですが、

思った以上にフレッシュでした。

色調もこちらの方が明るい感じがいたします。

先ほどのものよりも熟成感というか、蜜感はやや抑えめといった感じでしょうか。

泡大将曰く

「以前自分が飲んだ時よりフレッシュな感じですね。やっぱり個体差かも知れませんね」

とおっしゃっていました。

とは言えとは言えめちゃくちゃ美味しかったです。

ソムたまさんが

「先にオートクチュール飲んでるからそう感じるのかもね」

なんてことも言っていたように思います。

確かにそういった加減もあるのかもしれませんね。

こちらのシャンをドリンクしているとトリュフ入りオムレツが登場。

ふわふわで香りが半端なくて

シャンパーニュの熟成の香りというか余韻と

トリュフの鼻から抜ける風味がとてもいい感じに仲良くしていました。

オムレツはソムたまさんの担当ということで

「美人が作る」というのが最高の隠し味となって

極上の余韻に浸ることができたのでした。

東へ西へと大移動をするので、各ポイントごとに滞在時間が限られています。

すべてはコム兄の滞在スケジュールがタイトすぎるのが問題なわけです。

ご一緒した皆さんはきっともっとゆっくりデゴりたかったんじゃないかと思います。

本当にすみません。

三杯〜五杯

「せっかくだからコム兄飲み比べさせたもらったら?」という

皆さんの優しい声に背中を押して頂いて追加のご注文。

時間ないしどうしよっかなーなんて思ったりしたわけですが、

今になってみれば本当に良かった。

やらずに後悔しなくてよかった。

見てくださいこの神々しいほどの画力

  • Brice Heritage N.V
  • Brice Heritage Rose N.V
  • Brice Heritage Blanc de Noirs N.V

向かって左側からこの順番でございます。

(ボトルの順番は反対になっています)

それぞれシャルドネ30%とピノ・ノワール70%、

同じセパージュのロゼ、

ピノ・ノワール100%のブランドノワールといった具合。

もう美味いし、この飲み比べができたことが嬉しくて

少々というかだいぶ舞い上がりすぎて細かい味わいは覚えておりません。

ただただ美味しかった。( 語彙)

お隣で飲んでいたまささんも何かお代わりをしようと悩んでらっしゃいましたが、

この画力に圧倒されて、同じものを注文。

コム兄同様とっても幸せな空気に包まれておりました。

ほんと幸せでしたよね、まささん!!

「このカステラはソムたまからの差し入れです」

と泡大将さんからバームクーヘンを頂きました。

(写真撮り忘れた)

カステラもバームクーヘンも一緒ですよねなんて言う大将めちゃくちゃ可愛かったです。

またこのバームクーヘンの甘さとシャンパーニュがまた良いんです(語彙)

しかしながらゆっくりと味わっている時間も無いので

もったいない限りですが

グイッ!、グイッ!!グイッ!!!

と飲み干してお店を後にしたのでした。

ワインチャンさんとはこちらでお別れになってしまいました。

時間は短かったですが、一緒に乾杯できてとても嬉しかったです。

ありがとうございました。

次回予告

とまぁこんな感じでスタートしたわけですがいかがでしたでしょうか。

皆様のおかげで最高の滑り出し。

まだまだ楽しさの余韻が続いています。

本当に楽しかった。

次回はDay1の続編をご紹介させていただこうと思いますので

そちらも楽しみにしていてくださいね!!

ではまた!!

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