タイトルだけ見ると高校受験大好きおじさんなのかな?
と思う人もいるかもしれませんねw
大人気の(そんなことない)コム兄の生い立ちシリーズですが、高校入学を果たして楽しい学校生活を送っていたにもかかわらず、またまた振出しに戻ってしまいます。
まだの方はこちらも併せてお読みください
大人になるって大変ですね。本当に
ということで早速行ってみましょう
コム少年 告げる
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コム兄が高校を辞めたいと父に伝えたのは帰寮直前だったように思います。
冬休みが終わって、明日から勤務が始まる
まさにそんなタイミングだったように思います
それまでそんな素振りを一切見せなかったので
父はとても困惑したと思います
多分私が父の立場だったら
引きずってでも連れて行って寮にぶち込んだと思いますがw
つい感情的になって野蛮な表現になってしまいました
すみません。
しかし父はそんな事はせず、穏やかに話を聞いてくれました。
とは言っても、勇気をふり絞って帰寮したくない旨を伝えるのが精一杯で
どうして辞めたいのか、上手く言語化する事ができなくて
ずっと黙っていたように記憶しています。
ほんと迷惑な話です
そんな状態だからラチが明かないと思ったのか
とりあえず寮に連絡してくれることになりました。
辞めれるかも!(逃げれるかもに近い感情)と思う反面
辞めたらどうなるんだろう、
このまま逃げたら天理に来づらくなるよなとか、
高校中退とか落ちこぼれにも程があるなとか、
自分が言い出した事とはいえ当時16歳の小さな胸はクチャグチャです。
心を閉ざすようになって、段々と人に会うのが怖くなって、負の連鎖が始まります・・・
![](https://comnyblog.com/wp-content/uploads/2022/05/cry-ge884bc5af_640-3.jpg)
一旦父と一緒に実家のある青森に帰ったと記憶していますが、
恐らくは暫くゆっくりしてから戻ってきなさいという
学校側の配慮だったのでしょう。
この間に手紙を送ってくれた先輩もいました。
嬉しかったですね。
約束の期間が終わって今度は母と天理へ来て、学校へ行きました。
寮でお世話になった先生や、学校の先生、勤務先の方など多くの方と面談を繰り返しました。
でも上手く想いを言語化することができず、
また言葉にしても理解してもらえないんじゃないかという想いから、
多分何を聞かれても黙っていたように記憶しています。
本当に迷惑な話です。
![](https://comnyblog.com/wp-content/uploads/2022/05/photo-1572782992110-afab5a6ef870.jpg)
先生方からしても理由もないのに
いきなり辞めたいなんて言い出す訳ですから迷宮入りです。
対策のしようもありません。お手上げ状態です。
今の私が逆の立場だったら
「付き合ってらんねぇなぁ」
てなもんです
天理高校第二部 中退
![](https://comnyblog.com/wp-content/uploads/2022/05/photo-1633007751743-660991460c7a-1.jpeg)
そんなこんなでどのくらいの期間が過ぎたのでしょうか、
理由はわからないにしてもこんな状態で寮に戻ることもできないだろうし、
残念ですが退学を認めましょうということになりました(多分)
手続きをして、本部に参拝に行って帰ります。
母の悲しそうな、何かに申し訳なさそうにしているような横顔が忘れられません。
本来なら自分の思うとおりになったのだから心が晴れてもよさそうなもんですが、
どんよりと曇ったままです。
家に帰ってもしばらく家族はそっとしておいてくれました。
でもいつまでも現実逃避しているわけにもいきませんし、両親からしてもなんとか息子を立ち直らせる必要がありますから、必然的に話し合いの場がもたれます。
コム少年 進路定まる
![](https://comnyblog.com/wp-content/uploads/2022/05/death-valley-g17b130855_640.jpg)
普段は進路にかかわることは自分で決めなさいというタイプの父ですが、状況が状況です。
端的に言うと、高校は卒業しなさい。家から近い高校にしなさい。公立しか行かせられない。
多分こんなことを言われたんじゃないかなと思います。
当時のコム兄はサッカーをしたくて戻ってきているわけですから、少しでも強い高校に行きたいわけです(当然学力の及ぶ範囲でw)
でもこの条件だとだいぶ限られてきます。
その結果決めたのは家から徒歩5分もかからない超絶怒涛スーパー地元の公立高校
青森県立百石高等学校 通称百高(ひゃっこう)です
通学は楽ですが、一番のネックは一つ下の学年と同級生になる事です。
後輩からしてみてもかなり嫌な展開です
とはいえ、それもこれも自分で蒔いた種ですから誰のせいにもできません。
そんなこんなで近所の高校に行くことだけは決めたわけですがコム少年は思います。
”多分普通科に行ったら詰まんないとかいってすぐ辞めてしまうんじゃないかな”
なんたって高校バツイチでハードルが下がってますからね。
選択肢は商業科と調理科です。
数字を見ると胸焼けを起こしてしまうほどに数学が苦手なコム少年ですから、
商業科なんて自爆しに行くようなもんです。目にも入りません。
というわけで迷わず調理科にします。
だから進んで料理を学ぼうと思ったわけではないんです
失礼な話ですよ。全く。
高校を3年間で無事卒業するための消去法だったんです
そんなこんなでまさかの高校をハシゴしてしまうコム少年ですが
新たに通うことになる百高ではどんな高校生活を送ることになるのでしょうか
次回もお楽しみに!!
ではまた!!
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