コム兄の青春時代 続・色恋沙汰編

コム兄の生い立ち

前回の記事では、凄腕捜査官のお陰で”3年生にとって引退がかかった試合”だったのが、コム兄にとっても天下分け目の関ケ原と言っても過言でないほど大きな意味を持つ試合になったと紹介したところで終わっていましたよね。

もし前回の記事が気になるって方はこちらからどうぞ

コム兄の青春時代 色恋沙汰編

みなさん興味が無いのはわかっていますし、閲覧数が伸びないことからもヒシヒシと伝わってくるわけです。

「そんなの、そ、そんなの全然気にしないんだからぁー---!」

ということで今回も続編を紹介していこうと思います。

コム兄的関ヶ原の戦いはどうなったのでしょうか。

早速行ってみましょう。

地方予選

本題に入る前に、少しだけ状況を整理してみたいと思います。

今回の舞台となるのが全国大会の地方予選で、いわゆる”国立”を目指した戦いです。

大会歌となっている「ふり向くな君は美しい」のメロディーは皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

全高校サッカーマンの目標と言いますか、高校球児なら甲子園高校ラグビーで言うところの花園

山で言うところの富士山オタク文化なら秋葉原うどんなら香川県みたいな感じでしょうか。

お好み焼きの聖地は大阪ですか?それとも広島ですか?

だんだん関係なくなってきましたので下手な例えはこの辺にして次に進みます。

そんな聖地を目指した地方予選なわけですが、

青森県では1次予選・2次予選に分かれており

強豪校は1次予選が免除されています。

つまり弱小校の我々にとって1次予選というのは

国立うんぬんの前に”強豪校への挑戦権をかけた戦い”なわけです。

1次予選もトーナメント式ですが、2試合勝ち進むと予選を突破して2次予選に進むことができます。

で、今回のコム兄的天王山になった試合は1次予選の2回戦で

勝てば2次予選に進出。負ければ即3年生の引退。

そして1,2年を中心とした新チームの始動に繋がっていく。

というような非常に大事な局面という事です。

ここまではついてきてますか?

読者がいなくともコム兄は突き進みますよ!

勝負の行方

前回の記事でも触れたように、ただでさえ大事な試合であるのにも関わらず

体育祭で気になっていた小柄な先輩連絡先をゲットできるかもしれない

そんなサブタイトルのついた戦いでもあったのでした。

今冷静に考えてみると、

もし連絡先聞くことができて、意気揚々と連絡したところで

「お前誰?」

って言われる可能性すらあるような状況です。

なんせ一方的に顔は知ってるってだけで、絡みありませんからね。

でも初心(うぶ)でおめでたいコム兄はそんな事お構いなし。

無事にテンションが上がって頑張っちゃうわけです。

で、肝心な試合の結果なわけですが

・・・

・・・

覚えておりません!

まさかですよね。

こんなに詳細に説明しておいて大事なところの記憶ないんかい!です。

多分勝ったんじゃないかなぁと思うわけですが、

そんなこと言ってて負けてたらだいぶ痛いですもんねww

当時は酒も飲んでないし酔っぱらってるはずないのにおかしいなぁ…

なんせ20年前の事なので許してください。

ネットで記事を探したりしたのですが、末端の試合結果なんて需要がないらしく

ヒットするのは県大会の決勝戦の結果ばかり。

やっぱり青森山田強いっすねぇ。

最近は全国常連どころか全国制覇してますし

練習の強度も違うし、もぅ、ねぇ、勝てませんよ。

(二部チームとしか試合したことないw)

こちとら調理科の片手間で部活してますからね。

敏腕捜査官の功績

なんて言ってる場合じゃないんですよね今回は。

そう、今回だけは。

連絡先はどないなってんねんっていう話ですよね。

落ち着いてください。

どういう経緯があったのか詳細は忘れましたが

結果的にメールのやり取りをすることができたわけです。

多分、コム兄が連絡先を教えてもらったわけではなくて

小柄なあの子にサッカー部の敏腕捜査官がコム兄の連絡先を伝えてくれた

というような経緯だったように思います。

「気が向いたら連絡してあげてー」

みたいな感じでしょうか。

ちょっと待てよ。

試合結果忘れてるんだったら関ケ原なんて関係なかったじゃねぇかよ!

なんて思った方、ごめんなさい。

楽しく読んでいただきたいと思って壮大にしすぎちゃいましたね

どうもコム兄です。てへっw

勝ったのか負けたのかは覚えていませんが、

負けたにしてもそれなりに動いてくれていた凄腕捜査官には感謝ですよね。

中田英寿をこよなく愛し、背番号は当然「7」でポジションやプレースタイル、ヘアスタイルまでそっくりにしていたあの先輩。

この先輩とはコム兄が当時はまっていた洋楽のレコードの話もしたりしました。

一見強面だけど笑顔がチャーミングな凄腕捜査官、元気にしてるかな。

メール開始!?

試合結果については謎のままですが、そんなことは皆さんにとってどうでもいい事でしょう。

(正確にはこのネタ自体どうでもいい事でしょう)

そのことを察したうえで先に進みます。

「気が向いたら連絡してあげてー」

という感じで、先輩によって向こう側にボールが投げられたわけですが、

当然向こうはコム兄のことを知らない可能性があるわけです。

コム兄はケータイをポケットから出してはまた仕舞ってを繰り返しながら

連絡が返ってくるのをひたすら待つわけですよね。

どれだけの待ったのでしょうか。

それほど待たなかったのか、おかしくなるほど待ったのか…。

はっきり覚えていませんが、ついに小柄なあの子からメールがやってきたのでした。

恐らく第一通目のメールは自己紹介を兼ねたような文章だったんじゃないでしょうか。

「〇〇から連絡先教えてもらった〇〇です。よろしくね」

こんな感じでしょうか。

もちろんこんなオッサンみたいなぶっきらぼうな文章ではなく

いわゆるJK感溢れるメールだったように思います。

今の時代の人からしたらメール?LINEじゃなくて?

と言われそうですが、ガラケー着メロの時代ですので悪しからず。

連絡が来るか来ないかは完全に向こうの気分次第なところもありましたので

自分の精神状態を正常に保つために

連絡なんて来るわけがない、無かったことにしよう

思い込み始めていたタイミングでしたので

動揺を隠しつつも、心の中のリトルコム兄は小躍りが止まりません

やっぱり嬉しいですよね。

あのドキドキが再来しちゃうわけです。

駆け引きなんて知らないコム兄は連絡が来るとすぐに返しちゃうわけですよね。

「ご連絡いただき誠にありがとうございます。調理科1年のコム兄と申します。体育祭の際には大変お世話になりました。とてもいい思い出になりました。」

さすがにこんなオッサン丸出しの文章ではない思いますが、大体こんな内容だったんじゃないかなぁと思います。

「そもそも僕の事誰だかわかりますか?」

勇気を振り絞ってコム兄青年は聞いてみたわけです。

もちろん、「正直誰だかわからない」と言われるのも覚悟の上なわけです。

返事を待っている時間の長く感じることと言ったらないわけですよね。

”こんなにドキドキさせてじらしてどうするつもりなのよ”

ってなもんですよ。

コム兄完全に恋しちゃってますよね。

どれだけ時間が経ったのか分かりませんが返事が来るわけです。

「もちろん知ってるよ!〇〇君(凄腕捜査官)からも話聞いてるし、体育祭の時もカッコよかったよ!

まさかの神展開。(下線部は少し盛っていますw)

まるでタンスの角に小指をぶつけた時のズンズンする痛みのように

ズンズン、ドキドキが止まりません。

「良くも悪くも目立っていた」の”良くも”の部分が初めて顔をのぞかせてくれましたね。

何日か連絡を取り合ううちにお互いが好意を持っていることが判明いたしました。

ここまで来たら年上だからとか関係ありません。

男なら告白ですよね。

でも多分ですけど、直接会って言えなかったんじゃないかなと思います。

メールの流れで告白したんじゃないかと思います。

情けない話ですがコム青年の度胸なんてそんなもんです。

男ならとか言いつつ女々しいコム青年。

残念ながら今も大して成長していません。

あぁ、青春の日々

コム兄が超絶メールテクニックを駆使したのか(そんなのないw)

それとも半分しゃーなしでだったのか、

凄腕捜査官の顔を立てるためだったのか。

今となっては確かめる術はありませんが

何はともあれお付き合いすることができたわけです。

毎日夢心地だったように思います。

休日にはデートして映画見て飯食ってプリクラ撮って

なんとも高校生らしい健全なお付き合い。

いやぁ青春です。

伝説のプリ帳を久しぶりに開いて確認してみましたが

何とも初々しいでね(笑)

全力でボカシています

散りし花のごとく

でも夢心地はそんなに長く続きません。

すれ違いも多かったように思いますし

自分に自信のないコム兄はまたまた束縛しちゃったんだと思います。

それこそたった2,3週間くらいの期間だった思いますが

毎日がジェットコースターのように、喜怒哀楽が凝縮したような

そんな日々だったように思います。

てか、こんな昔話して何の意味があんの状態。

毎度のことながらこんなブログにお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。

このように1歩進んでは2歩下がるような経験を積み重ねて

少しずつ成長していくのでした。

高校での3年間でお付き合いさせていただいた方は他にもいらっしゃるわけですが、

これにて一応一段落度させていただきますね。

次はどんな未来がコム兄を待ち受けているのでしょうか。

こんな感じで自身の事だったり、ワインの事だったりとゆるーく紹介してまいります

皆さんの大切な時間を奪うのは大変申し訳ありませんので

クソ暇だなーって時の選択肢としてこのブログを活用していただければと思います。

ではまた!!

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