目指せ森のガーディアン‼コム兄ハンター(猟師)になる 序章編

コム兄と猟師

皆さんこんにちは。

料理人でソムリエのコム兄です。

今回はコム兄の新たな挑戦について紹介していこうと思います。

ワインラバーの方々にとってはあまり興味のない話題かも知れませんが、

いつも通り備忘録的に綴っていければなと思っています。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

では早速行ってみましょう。

ちぇけら。

ソムリエ試験とその後のコム兄

コム兄がソムリエの資格を取得したのがコロナ絶頂の2020年。

きっかけとなった出来事は長女の腹膜炎での入院でした。

詳しくはこちら。

同じ時期に受験していた”同期”達の中にはソムリエ試験を通過点ととらえて、

その後WSETのLv.3を受験する人や、基礎から学び直したいという事でLv.2を受験する人

あるいはSAKE Diplomaに挑戦する人チーズプロフェッショナルに挑戦する人

ドイツやカリフォルニアなど、より地域を絞って理解を深めている方など。

ワインの資格を持っている人は向上心が強くて勉強熱心な方が多く

コム兄もそんな頑張っている方々に密かに刺激を受けておりました。

オラも負けてられねぇな!!!

と考えているうちに、気が付けば3年の月日が流れていたのであります。

信じられへん。

実際コム兄自身もWSETの資格に挑戦してみたいなー、

学んでみたいなー。

という気持ちはあったんです。

信じてもらえないかもしれませんが本当ですよ。

ホントに。(しつこい)

スクールの情報を調べて、そっと閉じて。

ワイン会に参加して皆さんに刺激を受けてまた調べて、またまたそっと閉じて。

その繰り返しでありました。(おい)

リトルコム兄

はたから見ると何も考えていないように見えていたかもしれませんが、

資格の勉強について心の中に棲んでいるリトルコム兄と何度となくやり取りをしてきました。

しかも超高速でのやり取り。

自問自答ですからそりゃあそうだろッてなもんですが、まぁ、あの、はい。

コム兄「ワインについて詳しく知りたいなぁ」

リトル「何のために?」

コム兄「そりゃあ、深く知っているほうが楽しめるでしょ」

リトル「知識を詰め込むことが楽しみにつながるっていうのか?勉強嫌いなくせに」

コム兄「勉強は苦手だけど…みんなやってるし」

リトル「なんだかんだ言って誰かのマネがしたいだけなんじゃないのか」

コム兄「そんな分けねぇだろ。自分がより楽しみたいからだよ」

リトル「なんか普通だな。他人と比べてないでもっと自分軸で人生を楽しんだ方がいいんじゃない?」

コム兄「…確かに。」

こんな感じで一人で考えて堂々巡りを繰り返していたのでした。

なんかそれっぽい言い訳を考えたり、でもなんか無駄にポジティブな日もあったり。

という事で(?)コム兄が選んだ資格がハンター(猟師)

は?

ですよね。

そりゃあそうです。

全然リトルコム兄が機能していないじゃないか!!!

どうなってんだこの野郎!!!

と思ったそこのあなた。

理由を知っていただければなんとなくでも理解していただけるかなぁと思いますので

まずは落ち着いてください。

なんでハンター?

数ある資格の中からなぜハンター(猟師)を選んだのか。

父親探しでもなければ幻影旅団にハラワタ煮えくり返っているわけでもありません。

※ピンとこなかった方はHUNTER×HUNTERを見てください。

コム兄なりではありますけど理由がありますので紹介させてくださいね。(誰が興味あんねんw)

一つ目の理由

まず一つ獣害で困っている人がいるという事

丹精込めて育て収穫の日を心待ちにしていた作物を動物たちによって一瞬でダメにされてしまいます。

動物だって生きていくために必死なわけです。

コム兄も木谷ワインさんにお手伝いに行かせて頂いた際には

本当に大変な思いをしてワインになるんだなぁ」

と痛感した次第ですが、

その大切に育てたブドウが食べられて無くなったら発狂しますよ。

ホントに。

令和元年と少し古めのデータにはなりますが

イノシシや鹿による農業被害だけで158億円にものぼります。

やばいですよね。

コム兄は田舎に住んでおりますのでブドウ以外でも畑を荒らされたなんていう被害を聞くことがありました。

そういった困っている人の役に立ちたい

自然の生き物と対峙するわけですからそう簡単に捕まえられるとも思っておりません。

むしろ運よく捕まえられてとしても、仕留めることが出来るのかという不安は今でもあります。

実際怖いです

命を頂くという意味においては魚を釣って捌くのと一緒っちゃ一緒かも知れませんが、

なんとなく抵抗がある感じは伝わるかな…

肉の状態になってしまえばいつもの要領なんですが、肝心の仕留めるところはやっぱり抵抗ありますよね。

まずは地域の猟友会に所属してベテラン猟師からアドバイスを頂きながらしっかりと捕獲していきたいと思っております。

という事で、困っている人の役に立ちたいというのが一つ目の理由なのでした。

二つ目の理由

二点目の理由。

それはそのコミュニティの中に入らないと得られない情報や魅力があると思ったから。

僕がX(Twitter)を始めたきっかけはソムリエ試験でした。

スクールには通っていませんでしたから

なんでもいいから情報が欲しかったし

同じ目標に向かう仲間が欲しかった

今では多くのワイン仲間とも知り合うことが出来たし、

ワインのお陰で田舎に暮らしていながら世界が広がりました。

中には実際にお会いしてくださった方もいらっしゃいますし、

コラボイベントを開催させていただくことが出来たり。

人とのつながりって素晴らしいですよホントに。

繋がってくださっているすべての皆さんに感謝しています。

同じ様に猟師にならなければ分からない世界が広がっているんだろうな。

と思ったわけです。

案外Twitterで検索してみても情報が少なかったから余計に興味がわいてしまったというのも大きいかもしれません。

猟友会に入会しましたらグロくない程度に情報を発信する側になれればいいかなぁとも思っています。

三つ目の理由

三点目は、イノシシや鹿を捕まえられたらジビエとして楽しむことが出来る。という事。

狩猟や獣害を減らすために駆除される野生鳥獣は年間に11~13万頭で、

そのうちジビエとして利用されているのが僅か1割程度

加工されてペット用のジャーキーにされたりもするようだが、多くは廃棄されてしまうのが現実なんだそう。

そこでコム兄の登場ですよ。

料理人でもあるコム兄が有害鳥獣を捕獲して、美味しく調理して振舞う。

捕獲された動物にとっても、それを食べる人にとっても喜ばしい事なんじゃないかと思ったわけです。

もちろん僕自身が食べたいというのも大きな理由です。

四つ目の理由

四点目は、同じ様な人少ないんじゃね?と思ったから。

ワインの資格保有者の中で、JSA(日本ソムリエ協会)認定ソムリエで、WSET Lv.3持ってますっていう人は沢山います。

でも料理人×ソムリエにした瞬間に数はグッと少なくなると思います。

とはいってもそこまで珍しいものでもありません。

なんならまぁまぁ、いらっしゃる事でしょうし、

そういった方々の中には神に愛され過ぎてしまった様なやばい感覚を持っているが少なくありません。

そんなすごい人たちと戦ってもコム兄なんかが勝ち残れるわけがありません。

でもそこに

猟師の資格をかけ合わせたら面白いんじゃね?

っていうのがリトルコム兄との対話の中で生まれてきたアイデア。

(少々浅はかなのは目をつぶってくださいw)

しかもこれなら自然に囲まれた田舎に暮らしているという弱点が一気に強みに変えることが出来ます。

自分で捕まえたイノシシや鹿を捌いて部位ごとに適した調理を施し、ペアリングの提案を行う。

だいぶ変態の域に達していますけど、これができるようになったら独立した時に強みとして打ち出していけるんじゃないかなぁと思ったわけです。(時間が足りなさそう…)

自分が出来ることで身の回りの人に喜んでもらって自分も楽しむ。

という事でコム兄は猟師を目指すことにしたわけです。

コム兄がいっぱしの猟師になった暁にはコム兄のジビエを食べに奈良に遊びに来て下さいね(きっとだよ。)

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は序章という事で目指そうと思ったきっかけについて紹介してみました。

内心ビビっているっていう事は内緒にしているつもりだったんですが、白状してしまいました。

次回の記事では試験を受けるまでの流れや、どんな試験が行われるのかについて紹介できればなと思っています。

お読みいただく事でどういった手続きが必要で、どのくらいの費用がかかるのかもお分かりいただけると思います。

興味が無い方も楽しみにしていてくださいね。

ではまたっっ!!!

続きの記事はこちらからどうぞ

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