パソ・ロブレス深堀りセミナーに行ってきたぞ。

コム兄とワイン

先日カリフォルニアワイン協会主催のワインセミナーに参加させていただきました。

コム兄的には一昨年のローダイ、去年のウエスト・ソノマ・コーストに続く三回目の参加で

「パソ・ロブレス、思ったよりクールかも」

と題して行われました。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より

ちなみに去年のウエスト・ソノマ・コースト記事はこちらから。

ちなみにパソ・ロブレスって聞いたことあるけど

どこにあるの?

って方向けにザックリと説明いたします。

パソ・ロブレスは、カリフォルニア州の中部に位置し、セントラルコーストというリージョンに属するワイン産地。

ますますよくわかんねぇよ!

ってね。

安心してください。

皆さんの味方であるコム兄がもう少しザックリとさせます。

大谷さんが所属するドジャースの本拠地があるロサンゼルスと

ゴールデンゲートブリッジで有名なサンフランシスコの間らへん

といったところでしょうか。

これでもわからない方は各自ググるか、

華麗にスルーして読み進めるようにしてください。

(今どきはググるって使わないのかな…)

導入部分では

「パソ・ロブレスはワイン産業だけでなく、ミシュラン星付きレストランや天然温泉、夜の野外スポットなど様々な観光名所でも知られており、2020年にはニューヨークタイムズ紙で【訪れるべき52ヵ所】の第6位に選ばれました」

と紹介いただきました。

(ごめんなさい、コム兄は知りませんでした。)

この記事では、そんな魅力たっぷりなパソ・ロブレスという産地の個性や多様性、

生産者の情熱やテイスティングアイテムの紹介など

セミナーの内容をもとに振り返ってみたいと思います。

今回はパソ・ロブレス・ワイン・カントリー・アライアンスの

クリストファー·タラントさんの講演をもとに紹介させていただきますが

時々コム兄個人の感想が雑音のように入ってしまったり、

抜け落ちているところや間違って理解している所、

もしかしたら言っていないような事まで書いてあったりするかもしれません(きっとそんなことはないはず)

コム兄の備忘録的記事ではありますが今後皆さんのワイン選びの参考になれば幸いです。

これであなたもパソ・ロブレスの解像度爆上がり間違いなし!!

早速行ってみましょう。

ちぇけら。

 パソ・ロブレスの多様性

まずはパソ・ロブレスという魅力に溢れた産地を紐解くにあたって、

今回の講演でコム兄がキーワードだと感じた”多様性”について解説頂いた内容に沿いながら、

多様たらしめている点について土壌や気候など要素に分けて整理してこうと思います。

栽培されるブドウ品種を例に挙げてみると、この地域だけで65品種以上が栽培されているそうです。

この例だけでも多様な魅力が溢れていそうな予感がしますよね。

歴史について

まずは成り立ちについて。

タラントさん
タラントさん

パソ・ロブレスは1983年にAVA(アメリカ政府認定ブドウ栽培地域)として認証されたわけですが、同じ年にカリフォルニアだけでなくアメリカ全体でも様々な地域が認証されました。

世界的に有名なナパヴァレーやソノマもその中に入っています。

1983年にAVAとして認証されたパソ・ロブレスは24万3000haという広い面積を有しており、

気候風土や独自性など様々な観点から研究を進め、2007年に11の小地区が設けられました。

それぞれの小地区は地理や気候など異なる特性を持ち、それがワインの味わいに反映されています。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より

ちなみにちなみに、

ヨーロッパのワインに関する法律と違って品種、栽培、醸造方法などを規定しているものではなく、

エリアの境界線を規定するもので、今のところ格付けは存在しないのでAVA間での優劣はありません。

というようにソムリエ教本に書いてありました。

アメリカ全体に言える事だと思いますが、これも多様なスタイルを産み出す要因の一つになっているんでしょうね。

地理的な特徴と風について

成り立ちが分かったところで、どんな場所なのか詳しく見ていきましょう。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

パソ・ロブレスというのはスペイン語で「オークの峠」というのを意味で、実際にオークの木が沢山存在しているエリアなんです。

パソ・ロブレスを魅力的にしている一つの構成要素としては2つの山脈が大きな要素になると思うんです。

広大な河川敷や堆積土壌が広がり、西側のサンタ・ルシア山脈と東側のラ・パンザ山脈に挟まれた地域です。

西側の境界線から海までの距離は約6マイル(9.6km)ほど。

27km東に行ったところに東側の境界線があり、南北に21kmあります。

山脈に挟まれていているとの事でしたが実際にどのような影響があるのでしょう。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

この写真は、西側の山脈を撮影したもので、アデレイダという場所から撮影されました。

ちょうど山の向こうに海があるような位置関係です。

西側の山脈は太平洋からの冷たい空気を遮断し、夜間には特に寒さをもたらします。

しかし、夏には内陸部の温かい空気が上昇し太平洋からの冷たい空気を取り込む真空効果が生まれ(テンプルトン・ギャップ)、気温調節の役割を果たします。

山脈によって冷気というか霧が遮断されているのがよく分かる写真でしょって仰っていたように思います。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

上の写真は東側の山脈を写したものです。

下の図ではダウンスロープウィンズとありますが東側からは冷たい風が降りてきて、

朝の時間帯には涼しい気候をもたらします。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

北側(モントレーの方)からの風もパソ・ロブレスの環境に影響を与えます。

これらの3方向からの風が組み合わさり、パソ・ロブレスのワインは日中と夜間の温度差が大きい地域となり、

良く熟しながらも酸が保持されたブドウを収穫することが出来ます。・

生育期に雨が降らないのもあるんだろうけど

カビ病とかの影響もなくキレイな房が収穫できるって言っていたように思います。

風、大事ですね。

多様な土壌について

地形や風の影響の次に土壌について見てみましょう。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

パソ・ロブレスには約30種類の土壌が存在し、大きく4つのタイプに分類されます。

その中でも石灰質土壌が大きな割合を占めています。

この石灰質土壌が他の土壌と組み合わさることで、土壌の特性が決まります。

カルシウムが豊富な土壌はぶどうに適した酸のバランスを保ちます。

30種類の土壌があるって言われた時にはどうしようかと思いましたが、

分かりやすく分類してくれて助かりました。ホントに。

PH の高い土壌では酸を保持するらしく、それがぶどうにも影響するというようなことを仰っていたように思います。

PHとかそういった分野はコム兄の苦手分野なのでいまいち理解が追いついていない部分もありますが

土壌とブドウの関係って本当に面白いですね。(個人的に知らないことが多いのも含めて)

粘土質土壌

タラントさん
タラントさん

この土壌は石灰質土壌と比べて有機物が多く含まれ、特に暖かい地域で見られます。

粘土質土壌は樹勢が強く、エネルギッシュなワインを生み出します。

また、色調にも影響があり、濃厚なワインに仕上がります。

驚きだったのがワインの色調にも影響するっていうこと。

土の影響ってそんなところまで出るんですね。

砂質土壌

タラントさん
タラントさん

砂質のローム層についてです。

この土壌は排水が良く、低地に広がっています。

砂質の土壌は果実味のキャラクターに影響します。

水はけが良い事はなんとなく想像通りですが、果実味にどんな影響を及ぼすのかちゃんと聞いておけばよかった・・・(いつも通り詰めが甘いw)

実験

ここでタラントさんがパソ・ロブレスから持参したという

“シルクのような手触りでとても軽い石”を使って実験が行われました。

パソ・ロブレスの土壌で多くの割合を占める石灰質の石だそうで、この石を水の入ったグラスに入れるとどうなるか

というものでした。

こちらがその際の動画。

ブクブクと小さな泡が湧き上がっているのがわかると思います。

耳を傾けてみると石が水を吸い込んで酸素を放出することでプチプチと音が聞こえました。

これがパソ・ロブレスのスパークリングウォーターになりますっていうジョークが光っておりました。

あれ?ジョークじゃなかったのかな…(混乱)

パソ・ロブレスに多く分布するというこの石灰質土壌が冬の雨をスポンジのように吸収し、

生育期に必要な水分を供給するとの事でした。

この実験で

石ってこんなに水吸うんだー

って目から鱗が落ちたのと、

それが雨の少ない環境でブドウの樹にとってどんな効果があるのか

というのが一目瞭然でとても面白い実験でした。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より

こちらの写真は石灰岩土壌で、

縦に亀裂が入っているところがブドウの根が張っていたところなんだそう。

ブドウの樹の生命力の強さも感じられますね。

古代の堆積土壌

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

こちらはもう一つの例ですが、このエリアは古代海の底だったところなんです。

何百万年もかけて骨や貝殻などが沈み、重なり、レイヤーになっているのが見て取れると思いますが、そんな堆積土壌が見られるエリアなんです。

こちらの堆積土壌がブドウに与える影響は聞き忘れましたがどうなんでしょうか。

どなたか優しい方コム兄にこっそり教えてください。(自分で調べろよ)

多様な魅力の秘密

土壌の多様性に関しては先ほど触れたとおりですが、パソ・ロブレスを多様たらしめるポイントはまだまだ尽きません。

品種の多様性

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
タラントさん
タラントさん

パソ・ロブレスの特徴の一つはブドウ品種の多様性です。

カベルネが50%と主流である一方で、他にも65を超えるさまざまな品種が栽培されています。

サンジョヴェーゼやジンファンデルなど、伝統的な品種から珍しいものまで、様々なブドウが栽培されています。

 伝統にとらわれない個性

タラントさん
タラントさん

パソ・ロブレスの生産者たちは、伝統や一つのルールに縛られることなく自らの個性を表現することを大切にしています。

ブレンドワインや異なる品種の組み合わせなど、多様な表現方法が試みられています。

この柔軟性が、パソ・ロブレスのワインに独特の魅力を与えています。

伝統的なスタイルから斬新なアプローチまで、さまざまな味わいを楽しむことができます。

生産者と試飲アイテム紹介

ここからは生産者さん直々にお話いただいた事と試飲させていただいたワインを紹介していこうと思います。

ジョルナータ~パソ・ロブレスで息づくイタリアワインの魅力~

こちらのジョルナータさんはイタリア品種のみを造っているという生産者さん。

小さな家族経営のワイナリーで、セミナーが行われる数時間前に娘から羊だったか山羊の赤ちゃんが生まれたよっていう電話があったとお話しされていました。

微笑ましいですね。

実際にイタリアのワイナリーで経験を積まれたり、イタリアで造られているスタイルに習って造っていると仰っていました。

早めの収穫をするなど、食中酒としてのバランスを大事にしているというようなことも仰っていたように思います。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
ステファニーさん
ステファニーさん

本日お持ちしたワインは明るい色合いをしていますが、イタリアでもこのように造られているため私たちもそれに習って造っていて、タンニンの低いスタイルとなっています。

ジョルナータ ワインズは、パソ・ロブレスの地域の特性を生かし伝統的な手法と地域の個性を大切にしたワインを生産しています。

今日のラインナップの中では1番ライトな感じでとてもチャーミングなワイン

とコム兄メモに書いてありました。

ワインだけではなくてパスタなんかも作っているそうですが、日本には輸入されていないってことだったと思います。

食いてぇーーー。

ホープファミリー~パソ・ロブレスの魅力を詰め込んだ極上の味わい~

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
メディアさん
メディアさん

ホープファミリーは、1978年に設立されたワイナリーで、ベーカーズフィールドから移り住んだ一家によって運営されています。

当初はぶどう栽培農家として活動していましたが、1995年にワイン作りを開始しその歴史を刻んできました。

今日お持ちしたカベルネ・ソーヴィニョンなんですけれども、11 のネステッド AVA のうち、

9 つの AVA のものをブレンドさせて造っています。

これはパソ・ロブレスの多様性、それからテロワールドの多様性、全てこのグラスに表現したかったからなんです。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
メディアさん
メディアさん

ホープファミリーは、持続可能な取り組みにも力を入れています。

11のAVA全てに畑を持ち、持続可能な認証を取得し、社会的責任を果たすために節水や再生可能エネルギーの導入などの取り組みを行っています。

ホープファミリーのワインは、パソ・ロブレスの豊かなテロワールとワイナリーの情熱が交じり合った結晶です。

その味わいは世界的な評価を受け、ワイン愛好家の心を魅了しています。

ぜひ、一度その味わいを体験してみてください。

コム兄のメモには

ブゥワァーっとジャミーな香りでとてもリッチな味わい

と書かれています。

燦々と降り注ぐ太陽の味がする、アメリカって感じの濃厚さでした。

パソ・ロブレスの多様性を詰め込んだ濃縮した味わい。

うまし。

L.Lohr ~努力と情熱の味~

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
スティーヴさん
スティーヴさん

J.ロアーは、モントレーで創業しましたが、カベルネソーヴィニョンを作る夢を追求しました。

モントレーはカリフォルニアでもっとも涼しい地域で、シャルドネやピノ・ノワールは素晴らしいものが出来ますが、私たちが求めていたカベルネ、メルロ、プティ・シラーは全て失敗しました。

夢を諦めきれずにナパヴァレーや他の地域も試しました。

最終的にパソ・ロブレスの素晴らしいカベルネに魅了され移り住むことになりました。

パソ・ロブレスは、ボルドー系とローヌ系の品種が両方とも素晴らしいワインを生み出す地域という事を証明するために本日はこちらのワインをお持ちしました。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より

ブラックチェリーやカシスの香りが広がりますが、その中にはプティ・シラー由来のブラックベリーの香りも感じられます。

豊かな香りとともに、ボルドー系とローヌ系の品種が融合し香りのレイヤーが多様な素晴らしいワインだと思います。

J.ロアーは、伝統的な方法でワインを造り、自社畑のすべてがサスティーナブルな認証を受けています。

品質に対するこだわりと、環境への責任を同時に果たしています。

創業者である父はエンジニアであり、研究と学ぶことに情熱を持っていました。

その情熱と努力の結果、J.ロアーのワインは高く評価され、多くの賞を受賞しています。

こちらのワインも美味しかったです。

先ほどのオースティンホープ同様ジャミーな果実味のニュアンスはあるもののプティ・シラーが引き締めてくれているからか、果実味爆弾という感じではなく良い感じに抑制が効いていてスマートな印象でした。

ボルドーとローヌの融合、

美味し。

レッドビッグモンスター~挑戦に立ち向かう人々へのエール”スレイ イット!”~

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
エヴァンさん
エヴァンさん

ビッグレッドモンスターのワインは、その名の通り15%の高いアルコール度数を持つモンスターのようなワインです。

しかし、その高いアルコール度数にもかかわらず他の品種をブレンドすることでバランスの取れた味わいを実現しています。

今回紹介するワインは、ジンファンデルを中心にタナとプティ・シラーがブレンドされています。

カリフォルニアのジンファンデルは果実味豊かなスタイルで知られていますが、ビッグレッドモンスターも例に漏れずそのような生産者だと思います。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
エヴァンさん
エヴァンさん

ワインのラベルに描かれたアルテミスは、狩猟と月の女神であり、

頭がライオン、翼がドラゴンそして尻尾がサソリという空想上のモンスターとハントしようとしている様子で、ワインのモンスターを象徴しています。

また、ビッグレッドモンスターのスローガンである「スレイ イット」は、「頑張れ!」や「応援するよ!」という意味で使われるスラングです。

これは、挑戦に立ち向かう人々へのエールとして掲げられています。

こちらのワインはカベルネ主体のワインが続いた後という事もあり

香りのたちあがり方が違ってとても面白かったです。

なんていうんでしょう。

誤解を恐れずに言うならばビーフジャーキーのようなニュアンス。

エチケットがカッコいいしスローガンがまた良い!!

ラヴァンチュール~理想郷を求める冒険~

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より

ラヴァチュールについて紹介してくださったのは日本担当というシモネさん。

全て日本語で紹介してくださいました。

それにしても外国の言葉を話せるってすごい武器ですよね。(今言うことじゃない)

シモネさん
シモネさん

ラヴァンチュールは、フランスのボルドー地方で醸造学者として40年間活躍したステファン氏が、シラーベースのブレンドワインを造りたいという夢を持ち、”冒険”を始めた家族経営のワイナリーです。

1916年に全てのワイナリーを売却し、最適な場所を求めて南アフリカや南アメリカを訪れた後、パソ・ロブレス地域に辿り着きました。

ラバンチュールのヴィンヤードは、26haの土地に広がり、シラー、カベルネソーヴィニョン、プティ・ヴェルドなどの品種が栽培されています。

ヴィンヤードには古代の土壌が広がり、250万年前の中生代の土壌によって特徴づけられています。

PASO ROBLES WINE COUNTRY ALLIANCE 様セミナーPDF資料より
シモネさん
シモネさん

2017年は気候条件が変化し、収穫前の急激な温度変化がブドウ樹にストレスを与えました。

しかし、このストレスによって生まれたワインは、ブラックカラント、チョコレート、ブラックスパイスのような深い香りとミネラル感が特徴です。

コム兄のメモには【すげーワイン】と書かれていました。

比較で飲んだカベルネ主体の他の2本のように爆発した果実味のような雰囲気とはまた違って

スパイシーで濃厚でそれでいてシルキーなワインでめちゃくちゃうまかった。

お勧めです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

パソ・ロブレスがテーマのセミナーレポートとして紹介してきました。

はじめの方で多様性がキーワードだと思うと紹介しましたが、皆様が思ってる以上に多様性に満ちた産地だったのではないでしょうか(個人差あるやろ)

自分の表現したいワインのために辿り着いたパソ・ロブレス。

一つのルールに縛られずに土地や品種の個性を表現するだけでなく

環境への取り組みも素晴らしい生産者さんがたくさんで嬉しくなってしまいました。

もちろんその後の試飲会にも参加させていただきましたが、パソ・ロブレスのみならずカリフォルニアで生産される多くのワインを試飲させていただきました。

色んなスタイルのワインがあるし、

全てのワインに居場所があるよな。

と、多様性を改めて感じる次第でありました。

最後になりましたが、カリフォルニアワイン協会の皆様、パソ·ロブレス·ワイン·カントリー·アライアンスの皆様、本当にありがとうございました。

今から来年行われるイベントが楽しみでなりません!

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまたっっ!!!

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