こんにちは。
どうも僕です。
この記事が書きあがるころにはソムリエ・ワインエキスパート、酒diplomaの二次試験も終わっている事でしょう。
受験生の皆さん実力を発揮できましたか?
あなたならきっと大丈夫。
だって頑張ったじゃない。
品種外しまくってても望みは捨てないで。
それでも合格したのがコム兄だから(偉そうに言うな)
もし今回本領を発揮できなくて残念な結果に終わってしまっても是非継続してください。
来年は必ず合格できるはずです!!
コム兄は頑張るあなたを全力で応援します!
泣きたいときにはコム兄の胸をお貸ししますので存分に泣いてください(そんな需要ない)
さて話は丸っと変わりますが、先日リカーマウンテン(以下リカマン)さん主催の
ウイスキーメッセなるものに参加してまいりました。
リカマンさんのイベントと言えばコム兄はワインフェスタにお邪魔したことがあります。
そちらの様子もよければご覧になってください
3年ぶりの開催とのことですが、コロナ前までは”ウイビアメッセ”としてウイスキーとビールの見本市として開催されていたようです。
今回は感染拡大防止対策の観点から会場の収容人数の上限を設定する必要があったため”ウイスキーメッセ”として開催されたようでございます。(ニュアンスが違っていたらごめんなさい)
3部完全入れ替え制で、各部500名限定。
とても人気のイベントようで前売りチケットはすぐに完売。
関西圏のみならず全国から猛者が集うこのイベントでコム兄はウイスキーを堪能することができたのでしょうか。
アルコールに負けて倒れずに帰ることができたのか。
早速行ってみましょう
一夜漬けの知識
コム兄は一応ソムリエ資格は持っているものの、その他酒類の知識は残念ながらほとんど持ち合わせておりません。
原料と蒸留方法の違いなどをちょっぴり知っている程度でほとんど飲んだこともありませんし、
歴史はおろか専門用語もほぼ知りません。
これでは各ブースで説明を受けても「ふーん」とか「へー」で終わってしまうのが目に見えておりましたので
前日にこちらを読んでから臨むことにしたわけです。
それがこちら。
「ビジネスエリートが身につける教養 ウイスキーの愉しみ方」
とても分かりやすく読みやすい本でした。
とはいえ付け焼刃of付け焼刃ですし、
当然ながらカタカナが多いわけですよ。
カスクフィニッシュとかカスクストレングスとかPPMとかとかとか。
詰め込んだ知識が使い物になるかは微妙でしたが
読まないよりはましだよねと言い聞かせつつ、
当日を迎えることとなりました。
会場はザ・プリンス 京都宝ヶ池
まずは何はともあれ会場を目指すわけです。
そうそう、ウイスキーと言えば大人が嗜む飲み物っていうイメージがあるので
コム兄も顎ヒゲを蓄えたり
ダテメガネをかけてみたりと
散々悪あがきをして大人の雰囲気を纏おうとしたわけですが、
「なんか高い壺とか売りつける詐欺師みたいやな」
と家族にバッサリ切り捨てられる始末。
大人の雰囲気どころか胡散臭さを纏ってしまったようです。
残念なコム兄でございます。
「壺やのぉて高い数珠売ってくるわ!!!」と
とっさに返して出かけてきたのでした。(もちろんそんなことはしていません)
当然お守りの”よいとき”とウコンは忘れません。
さて目的地はザ・プリンス京都宝ヶ池。
最寄り駅は地下鉄烏丸線 国際会館駅で徒歩にしてどのくらいでしょうか
5,6分歩いたら着いたように思います。
自然に囲まれていて、なんというか京都らしい(語彙)落ち着いたたたずまいのホテルでございます。
若干紅葉も始まっていたりしてなんだかウキウキ。
豊かな自然ときらびやかなオブジェをバックにウイスキーメッセの看板。
何とも言えない大人な雰囲気が醸し出されています。
会場へ向かう通路には京手描き友禅なるものも飾られています。
漂うKYOTO感。
最高。
長蛇の列
「ウイスキーメッセご参加の方はこちらでーす」
の案内に従ってエスカレーターで下の階に進んで行くとそれはそれは長蛇の列。
ワインフェスタの時とまた雰囲気が違います。
後で聞いた話ですが、
ここでしか買えないウイスキー福袋とかウイスキーメッセでしか手に入らない限定の記念ボトルなどを目当てに来られている人も多く(中には転〇ヤーも)、
そういう意味でも静かなる熱狂が渦巻いてただならぬ雰囲気を醸し出していたのでしょう。
何はともあれ受付を済ませリストバンドを装着して進みます。
即売を目当てに並んでいる列をすり抜けて無事に会場入りしたコム兄ですが、
何から飲んだらいいのか分かりません。
簡単な歴史や製造方法は飛び飛びながら予習しましたが、
どの銘柄がどんな感じなんかは調べていませんでした。
完全に迂闊でした。
日本の奴がレアなの?
やっぱりスコッチなの?
オシャレなジンみたいなのも並んでるけど・・・
肝臓つよつよの猛者なら1番端のブースから片っ端から飲んでいくローラー作戦でもいいのでしょうが、
なんせコム兄です。
お守りとして”よいとき”とウコンを飲んだものの過信はしてはいけません。
そもそものキャパが屁みたいな肝臓ですから、いくら武装しても屁は屁です。(屁の連発お許しください)
とはいってもいつまでも日和っているわけにはいきませんから、人の流れが激しい入り口から少し離れた場所にあったブースのものを頂くことにしました。
サントリーさん
まず最初に頂きましたのは
Glenfiddich12というウイスキーさん。
グレンフィデックと読むそうですね。
ゲール語で鹿の谷という意味のグレンフィデック。
鹿のアイコンが特徴的なオシャレなボトルです。(写真では鹿を捉えられていません)
日本でも人気の高いシングルモルトウイスキーなんだとか。
とってもメジャーなのだと思いますがリテラシーの低いコム兄は完全に初めましてです。
お会いできてうれしいです!。
なんて言いながら香りを楽しんでから口に含みます。
ウイスキーー--!!っていう香りと味(語彙)
とはいってもさほど癖がなく、余韻の広がり方というか後味の甘やかさ。
オープニングウイスキーにはもってこいな感じだったのではないでしょうか。
知らんけどW
こうしてコム兄のウイスキーメッセは無事に開幕したのでした。
アサヒビールさん
飲み終わるか終わらないかというタイミングで東京からはるばる参戦のあいさんと合流。
蒸留酒リテラシーの低いコム兄にとっては心強い味方でございます。
なんせ何飲んだらいいのか分かんないレベルですからね(何しに来たんや)
ということでここからはワイン以外にも色々嗜みますという大人の女性とご一緒することに。
「何飲んだらいいか分からないんです。何か狙っていたものありますか?」
と情けなくも白状しながら、おすすめを期待しながら進みます。
「前情報なく来たので、とりあえず回りましょうか」と大人の対応。
そらそうです。
ということでアサヒビールさんのブースでこちらに遭遇。
ニッカ カフェ・ジン
カフェっていうからコーヒーの何某なのかと思いましたが、
カフェスティルという世界的にも希少な連続式蒸留器から得られた蒸留液だけをベースに使われたジンなのだそう。
カフェスティルはニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏から受け継がれるものだそう。
いきなり知らない単語が出てきてビビってしまいましたが、
ボトルの印象通り早生ミカンの皮のような柑橘の香りとジュニパーベリーが爽やかで、なんとなく甘やかな印象を受けました。
ものにもよるんでしょうけどジンって爽やかですねー
昨今ジンが流行っているみたいですが(まだ終わってないですよね?)
なんとなくわかる気がしました。
実はウイスキーメッセの後に素敵なご夫婦とご一緒した際にその旦那様がジンについて言っていたので
改めてジンの定義を確認してみますと、
あらビックリ。とってもシンプル。
- ジュニパーベリーの香りを主とする。
- 瓶詰アルコール度数は37.5%以上であること。
これ以外にも厳密には蒸留ジンとかロンドンジンなどカテゴリーはあるようです
少し乱暴な表現になってしまいますが、
ザックリ言っちゃうとアルコール高くてジュニパーベリー使ってるお酒ならジンですよっってな感じです。
実情としてはハーブやボタニカルを漬け込んで複雑性を持たせているのようですが、
可能性を感じるお酒ですよね。
この後にも様々なジンが登場しますので楽しみにしてくださいね
ISLE OF RASSAYさん
先ほどのジンを飲んでいるときにNAOTAKAさんに遭遇。
「眼鏡と顎ヒゲあると雰囲気違いますね」
と違いにすぐに気が付いてくださるNAOTAKAさん。
ありがとうございます。
そしていつもお世話になっております。
そしてすかさずお勧めのブースを聞いて向かいました。
それがこちら。
Isle Of Rassay。
ブースに外国の方がいらっしゃると急に雰囲気が出ますし、英語音痴のコム兄は一発で怯んでしまうわけですが、
今回は強い見方もいますし、何よりお勧めされたブースですから行かないわけにはいきません。
行くぞーー--!!
ってことで、まずはラッセイって何?ってとこから解決してまいりましょう。
スコットランド西岸にいくつもの島が浮かんでいるようですが、その中の一つがラッセイ島。
そしてそのラッセイ島で唯一稼働しているのがアイルオブラッセイ蒸留所なんだそう。
そしてこちらのスタンダードウイスキーはライウイスキー樽、ボルドー赤ワイン樽、チンカピンオーク樽でそれぞれ”ピートを利かせたもの”と”そうでないもの”の計6種類の原酒を熟成して、ブレンドしているのだそう。
ここでの会話で初めてカスクとかカスク・フィニッシュという予習した単語が役に立ちました。
ちなみに・・・
カスク・フィニッシュとは直訳すると
CASK=樽、FINISH=最後の操作ってな具合みたいで、
ウイスキー原酒を木樽によって「通常の熟成」をさせた後
短期間別の木樽(シェリー樽とかワイン樽など)へ詰め替えて「仕上げの熟成」を施すことだそうです。
この「仕上げの熟成」で使った樽の個性を追加させることができるんだそうです。
解釈が違っていたらごめんなさい。
ともあれなんとなく知ってる単語が出てきて、ザックリとでも理解できたっていうそれだけの話ですが、
嬉しくなっちゃって、なんか通じあえた気がして、
より美味しく感じました。
コム兄なんて単純なもんですよ。
情報にめっぽう弱い。
ほんとに単純。
ちなみに使っているボルドー樽はハートのマークで有名なカロンセギュールの樽だそう。
ワイン好きとしては黙っていられずに
Y`sカスク ピーテッド・ボルドー・レッドワインカスクも試飲させていただきましたが
やっぱり全然違いました。
確かにブラックベリーとかプラムのようなボルドーワインにも共通するような味わいを感じました。
樽でこんなに変わるもんかねと改めて思い知らされました。
そして見逃してはいけないのがオシャレなボトルです。(写真じゃわかりずらいですねごめんなさい)
なんとラッセイ島で発掘された化石や地層なんかで型を取ってボトルにしているそうで、
ボトルを触るといつでもラッセイ島に触れているかのような感覚を得られます。
遠く離れたラッセイ島を思いながらゆっくり飲むのもいいですね。
ちなみにちなみにラッセイというのは日本人に発音しやすいように表記しているだけで
現地の正しい発音は”ラゼェイ”だか”ラジェイ”だそうです。
カタカナでは伝えられそうにありませんので大人しくラッセイにしておきます。
(ラッセイと聞いてイルカを思い浮かべたことは内緒にしておきたいと思います。)
EMPRESS 1908さん
お次に向かいましたのは紫色をした珍しいお酒を取り扱っているブースへ。
こちらはカナダからやってきたジンのようです。
紫色なわけですが、トニックウォーターを注ぐとピンク色というか赤紫色に色が変わるという何ともキャッチーなお酒。
「こういうハーブティーありますよね。バタフライピーとか」
なんてあいさんが指摘するわけですがこれがまた大正解。
さすが素敵女子です。
高いアルコール度数でジュニパーベリーを使っていればいいわけだからこんなことも出来ちゃうわけです。
ジンさん幅ひろいっすねー。
こんな感じで作ってくれました。
これがまた口当たりがトロリとしていて甘みもあって危険な香りの漂うお酒でございました。
これまで度数の高いものばかり飲んでいたのでそう感じたのかもしれませんが
癒しのお酒でございました。
ありがとうございました。
LINDORES ABBBEYさん
スコッチウイスキー始まりの場所というパワーワードに引き寄せられるようにやってきたのがこちら。
ご一緒したあいさんのお言葉を借りると、
「アロマディフューザーのような」オシャレなボトルでございます。
ていうかその表現自体がすでにオシャレ。
こちらはリンドーズ修道院というスコッチウイスキー発祥の地の跡地で稼働する蒸留所でつくられるシングルモルトウイスキーでございます。
こちらのリンドーズさんもバーボン樽、オロロソシェリー樽、ワイン樽と3種類の樽で原酒を熟成しているのだそう。
初めに頂きましたのは、その3つをブレンドしたもの。
3種の樽が織りなすバニラのような甘やかな香りにピートのスパーシーさもあったりして。
そして長い余韻。
むしろ余韻という表現でいいのだろうかと迷うくらいの感じ。
大人は口の中で転がしながらゆっくり味わって、移ろいゆく長く広い余韻ゆっくりと楽しむんでしょうね。
口に入れたものはすぐに飲み込んでしまう癖のあるコム兄はまだまだ半分も味わえていないのだと思います。
その他にも日本向けに造られているというジャパンエクスクルーシブや、シェリー樽のものも頂きました。
ピートのレベル(PPM)はほとんど変わらないそうですが、感じ方が全く違うのが面白いなと思いました。
それとバーボンがパンチあるからバーボンカスクも勝手に強烈なんじゃないかなっていうイメージを抱いておった次第ですが、見た感じ一番色も薄くて上品な感じなのが意外でした(飲み比べはなぜかしていない)
蒸留所の景色がプリントされたポストカード的なのがとてもオシャレで
なんでこんなに絵になっちゃうんだろうなと思うくらい、いちいちオシャレ。
このカメラマンさんにアイコン用の写真の撮影をお願いしたいくらいです。
(素材がよくないのは分かって言ってます。ごめんなさい。あまり文句言わないで。ゴニョゴニョ。)
HIGH COASTさん
お次は北欧スウェーデンからお越しのHIGH COASTさんのブース。
ウイスキーといえばやはりアイルランドやスコットランドのイメージでしたが、実は欧州屈指のウイスキー大国なのがスェーデンなのだそう。
2010年と比較的新しい創業ですが、クラフトウイスキー界のスーパールーキーなんて呼ばれているんだとか。
カッコいいですね。
コム兄も呼ばれてみたいもんです。
誰が数珠売り界のスーパールーキーやねん!高い壺の方が以下略(※そんなことは絶対にしておりません)
こちらでもいくつかテイスティングさせていただいたと思うのですが、
覚えているのがソレラバッチとダブルラムカスクというものです(w)
ソレラバッチというのはソレラシステムを用いてボトリングされたものだそうで、
熟成はスウェーデンオークとバーボン樽での熟成だそうです。
なんだか柔らかい気がいたしました。
なんか飲みすぎて舌も鼻も疲れてきていたのか
歯医者さんみたいな香りがするようになってきていました。
完全に飲みすぎです。
ダブルラムカスクはほんのりラムの甘い香りでブースでいただいた甘めのチョコレートとばっちりでございました。
「ピートが効いているもう少しスパイシーなウイスキーには高カカオがお勧めだよ。70%とか。」
なんていう情報をあいさんから頂き、
ふむふむと思いながら少しずつ大人の階段を上っている気になっているコム兄なのでした。
FOREST GINさん
続きましてはジンが続きます。
ここに至るまでにも自称”危険なほどに飲みやすい”というハワイアンウイスキーや、すべてがスコッチ樽による熟成の甘口ラムなど、色々試飲したはずなんですが記憶もなければボトルの写真もない。
あるのはブースの看板のものだけで、記憶を辿ろうにもどうしようもありません。
元も子もない状態なわけですが、ハワイアンウイスキーについては若干覚えております。
確かに癖が無くてとっても飲みやすかったのですが、ピートのスモーキーなキャラクターに慣れてしまうと物足りないのかもしれませんね。
あえてクセのない中庸なものを作って、カクテルベースに使ってもらうというような戦略なのかもしれません。
味わいに正解はないし、好きなの飲んだらいいんじゃない?
嗜好品だもの。
なんて思っていたらウクライナ支援のチャリティーイベントのアナウンスがあったのでメインステージ方向に進むとNAOTAKAさんから次なるお勧めブースの提案を頂きました。
何やらアールグレイの香りのジンだそうな。
飲むしかないっしょ。
ってことで、バグパイプで奏でられるアンパンマンの曲を背中で聞きながらブースへと向かいました。
ブースに到着するなり目に飛び込んでくるのはとても印象的なボトル。
切り絵で描かれたようなボトルデザインで中央のモチーフになっている小動物は何なのでしょうか。
なんだと思います?(聞いとけよ)
イタチかな?カワウソかな?
なんだと思います?(しつこい)
ということで早速試飲いたします。
白が基調のボトルはドライジンで、青が基調のボトルの方がアールグレイなのだそうで、アールグレイの方がアルコール度数が若干低いようでございます。
イングランド北西に位置するチェシャー州にある蒸留所で、原料は可能な限り地元産を使っているというこだわり。
アルコール調整の水も森の透き通った湧水を使用しているのだとか。
心なしか飲み口がスムースだったように思います。
それにしても飲む前から紅茶の香りが漂っているわけですが、
ゴクリと飲んだ後のアールグレイの香りがとても豊かに鼻を抜けていきます。
紅茶だけでなく柑橘のような香りやバニラのような甘さ。
多様な味わいに驚くとともに、
めっちゃアールグレイですね!
っつってテンションが上がっちゃいます。
紅茶の香りの違いも大して分かっていないくせにね。
でもそれくらい鮮やかにそして豊かに紅茶の香りがする素敵なジンでした。
女性に好まれるかしれませんね
NOBLE REBELさん
可愛らしいブースのお次は何やらパンクな雰囲気漂うブースに引き込まれました。
その名も
NOBLE REBEL
こちらのウイスキーはまだ日本に入ってきていないものでサンプルだけしかないということで
ラベルが張られていないボトルも見せていただきました。(見るだけ)
用意されていた資料もミスプリントになっていたり、
なんかその辺のなんとか間に合わせました感がとってもコム兄好みでした(味ちゃうんかいw)
もちろんすべてテイスティングさせていただきました。
スモーキーでスパイシーなスモークシンフォニー。
リンゴや柑橘、バニラのような香りのオーチャードアウトバースト。
ナッツのようなコクと蜂蜜のようなリッチ感のあるヘーゼルナッツハーモニー。
あまりよくわからないコム兄ですがこちらのシリーズは好みなんじゃないかなと思いました。
2023年に輸入予定ということで要チェックですよ。
本格始動が楽しみですね
SPEAR HEADさん
またまたロックなものが続きます。
”ウイスキーの新たなサーブを訴求せよ”
こんな挑戦的なうたい文句でブースを展開していたのがこちらのSPEAR HEADさん
スペシャルカクテルをこの日のためにご用意いただいたようです。
「先輩にも相談しながら仕上げてきました」
と語るのはANNIE HALL BARでバーテンダーを務める片山さん。
早速カクテルを作っていただくことに。
SPEAR HEADをミストにしてトニックウォーターとオレンジゼストの香りを添えて完成。
その名もSPEAR MIST。
とても飲みやすくてオレンジの皮の香りが爽やかで、ウイスキーの甘みとトニックの爽快さがとっても心地いいカクテルでした。
ごちそうさまでした。
気になる方は是非お店に行ってみてくださいね。
多分京都駅の近くなんだと思ます。
リンク張っておきますので覗いていってみてくださいね
長濱蒸溜所さん
トイレ休憩や水タイムを挟みながら次に向かったのはこちらのブース。
なんとバリンチと呼ばれる棒状のもので熟成樽からウイスキーを抜き出して、ボトリングを体験できるという特別企画。
有料となりますが、ボトリングしたウイスキーに自分でラベルを張って持ち帰ることができるという
思い出にもなる楽しそうな企画です。
こちらにはあいさんが挑戦されていました。
こんな感じです
まずは液体を何とかの原理を使って吸い上げて、メスシリンダーに移します。
200mlのボトルだったと思うのでその量に達するまで繰り返すわけですが、
このバリンチなる道具が銅製でなかなかの重みがあるようで大変な作業のようでした。
メスシリンダーからボトルへ入れ替えて
思い思いの位置にラベルを貼って完成。
完成品を見せていただきましたが澱のようなものも混じっていて
ノンフィルター感がまたここでしか得られない感じがして素敵な仕上がりでございました。
貴重な体験でしたね
大山甚七商店さん
続いて訪れたのは国産クラフトラムのブース。
まさかの写真ミスですが奥の方に映っている透明なボトルがそうであります。
ボトルには何やら落書きのような線が幾重にも重なっていて
一見するとまさに落書きなんですが
よく見ると女性の顔が浮かび上がってくるような仕掛け。
一旦見えてしまうと、もうそのようにしか見えません。
線の太さの強弱のみで表現されているという計算しつくされた美オシャ。
大山甚七商店さんのサイトから写真をお借りしてまいりましたのでご覧ください
緻密に計算された美が詰まっております。
オーガニックな原料やキレイな湧水で仕込まれたラムは、
自然な甘さを感じるようなスタンダードな味わいで、カクテルベースなんかに大活躍なんではないでしょうか。
何より目を引くオシャレボトル。
飲み終わった後に一輪挿しや花瓶としての活躍が期待されますね。
SLING SHOTSさん
いよいよ後半に差し掛かってまいりました。
これまでどれくらい飲んだのでしょうか。
そんなの気になんてしていられません。
どんどん行きます。
お水休憩を挟みつつ次に訪れたのはNAOTAKAさんに”パリピ酒”と称されたこちら。
カラフルでキャッチーな見た目。
砂浜とクラブとかパリピが良そうなすべてのシチュエーションにマッチするであろう風貌です。
こんな感じでライトアップされていたりして。
氷水でギンギンに冷やしてスタンバイされています。
どうやら二種類のお酒が飲み口で一つに交わるようなデザインのカップでクイッっと行けちゃう量。
おもしろいですねぇ。
度数はどのくらいあるんでしょうか。
コム兄は柑橘とミントの爽やかなものにしましたが
ほんとに飲みやしぃーの。
これが。
あいさんはエナジードリンク味に挑戦していましたが
美味しいけどまんまエナジードリンクだったw
と申されていました
面白いこと考える人がいるもんだなーと感心いたしました(そこじゃない)
ゴッホのアブサンとパンダのジン
パリピ酒を充填してすっかりパリピなコム兄とあいさんは何ともキャッチーなパンダのぬいぐるみが置いてあるブースへ向かいました。
多分飲んだんでしょうね。
覚えていません。
パリピになりすぎました。
パンダに免じて許してください(は?)
おとなりはゴッホをモチーフにされたアブサン。
アブサンと言えば試験対策で覚えた記憶があります。
ニガヨモギを使っているのが特徴じゃなかったかな?
それ以外にも何か規定があったようにも思いますが・・・いいでしょう(良くない)
よいこの皆さんはしっかりと調べて覚えるようにしてくださいね。
さてこちらの味わいは思ったより甘いなーっていう印象です。
苦くて焼けるようなドライなアルコールをイメージしていましたが、リキュールって感じです(語彙)。
初めましてってなんか嬉しいですね。
ありがとうございました。
DON NACHOさん
何とも屋台感の漂うこちらにも伺ってきました。
情熱のテキーラ ドン・ナチョ
テキーラの原料って皆さんご存じですか?
サボテンでしょ?
と思ったあなた。コム兄とは仲良くなれそうです。
実はテキーラというのは竜舌蘭(ブルーアガベ)の葉を取り除いた芯の部分から造られます。
そのブルーアガベは収穫までに最低6年かかる植物なのだそう。
熟成ならわかりますが、原料の収穫までに6年もかかるというのですから何ともリッチなお酒であることが分かります。
さらにこちらのメーカーではメキシコのブルーアガベは独特の風味があるのだと言い、
それにこだわって今でも人の手によって収穫されているのだそう。
物価高で少しでも原料をカサ増ししようとはっぱを多めに残したりしているメーカもあるそうですが、苦みが出るからと一切妥協せず、情熱をこめてプライドをもって造っているそうです。
屋台感が出てるとか言ってごめんなさい。
ドンナチョのテキーラ試飲させてもらいましたがとっても美味しかったです。
このストーリー込みで思いをはせながら飲むのもいいかもしれませんね。
しかもとてもお求めやすい価格です。
説明してくださった方の情熱、しかとコム兄に伝わりました(名前は覚えていない)
JCCエージェント
そういえば偏った回り方しかしていなくて全体を把握できておりませんでした。
せっかくだから回ってない方にも行ってみましょうかということで散策(今更w)
その甲斐あってか面白いものを発見いたしました。
ハイボールのための純国産リキュール
これだけならなんとなく弱い気もしますが、そのフレーバーがまた面白いんです。
ご覧の通り柚子胡椒と水楢(ミズナラ)。
何ともいい感じのところをついてきたなって感じです。
コム兄はまず水楢からいただきました。
ハイボールのためのというだけあってか、ここにきてからのハイボールが美味い!
スッキリしたハーブ感や和菓子のような上品な甘み。
味わったことのないようなハイボールでした。
とても美味しかったです!
さらに追い味変ができるフレーバーも用意されていて、さながら大人のドリンクバーって感じ。
楽しんで飲んでるうちに気がついたら歩けなくなってしまいそうです
続いて柚子胡椒。
アタックは柚子の爽やかな香りが口中にひろがり、後味にしっかりとピリピリと辛みがやってきます。
ほんまに柚子胡椒やん!
って思いました。
楽しい経験ありがとうございました!
締めウイスキー
最後にNAOTAKAさんが富士というものを持ってきてくださいました。
本日日本のウイスキー最初で最後でございました。
何層にも重なった香りと調和の取れたスムースな味わい。
なんとなく柔らかくて奥ゆかしさを感じるような、優しくも深みのある味わいでした。
あとから調べると富士にも色々種類があるようですが、どのボトルだったのでしょうか。
写真のものではないかもしれません。
いずれにしてもコム兄は好きな味わいでございました。
最後に
いかがでしたでしょうか?(なにが)
ウイスキーメッセという一大イベントを一夜漬けの付け焼き刃で臨んだコム兄が
覚えている限りで綴ってまいりましたが、なんとなく楽しさは伝わりましたでしょうか?
飲んでみても正直わからないかもしれないと思ってビビりながらの参戦でしたが、わからないなりにもアレやコレやと飲んでみることで様々な発見がありました。
自分なりの物差しがないとついつい価格や評価、希少度で選んでしまいがちですが、やっぱり嗜好品だし、好きなものを好きな飲み方で好きなように飲むのがやっぱり良いなって思いました。
当たり前のことかもしれませんが僕にとってはそんなことを改めて気が付かせてくれる貴重なイベントでした。
ちなみにコム兄はラッセイさんとリンドーズアビーさん、ノーブルレヴェルのウイスキーが好きだったように思います。
お付き合いいただいたあいさん、心を配ってくれたNAOTAKAさん、各ブースを担当された方や裏方で準備されたリカマンの皆さん、本当にありがとうございました!
イケオジには程遠いですがこれからも楽しくお酒ライフを楽しんでいけたらと思います!
ではまた!
p.sこの後京都にお住いの素敵なご夫婦と京都はしご酒を満喫したわけですがそちらは別途書く予定でございますので楽しみにお待ちください!
記憶が完全に消え去る前に頑張って書きたいと思います!!
こちらがその記事です!
良かったら覗いてみてね!
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