満腹注意!!10月のNARAワイン会突撃レポート

コム兄とワイン

いやぁ、秋ですねぇ。

急に空気が乾燥してきてノドをやられて逆に深みのある声になりました。

どうもコム兄です。

今回は第8回目を迎えたNARAワイン会の様子をお伝えしたいなと思います。

最近のNARAワイン会では

「欧風バル 縁」さんと「ブラッスリーロワゾブリュ」さんで交互に行われておりますが

今回の会場はブラッスリーロワゾブリュさんでございます。

こちらの過去記事ではお店の紹介もしておりますので併せてお読みくださいね

さて、今回のテーマはジュラ!!

Vin JauneVin de Pailleなどが有名ですが、

試験対策的にはジュラ・サヴォワみたいにサヴォワと一緒に覚えた方も少なくないのではないでしょうか。

コム兄が所有している2020年版の教本を開いてみてもジュラ・サヴォワ地方という章の構成になっております。

今回はどんなワインが、そしてどんなお料理とのペアリングが待っているのでしょうか。

早速行ってみましょう!

ちぇけら。

ジュラ地方って?

突然ですが有資格者や資格試験に挑戦中以外の方で

ジュラ地方がフランスのどのあたりにあるか分るよーって方どのくらいいます?

分かったあなたはとても優秀です。

分からなかったあなたも落ち込まないでください。

今日は大体どのあたりにあるのかだけでも覚えて帰ってくださいね(主旨が違う)

ジュラ地方はフランス東部ジュラ山脈の西側に位置するワイン産地です。

ふむふむ、分かるようで分かりませんよね

実はジュラ地方の中心の街であるアルボワから西側にあるソーヌ川を挟んで向かい側にあるのが

ブルゴーニュ地方ボーヌです。

急にメジャー産地が出てきて驚きを隠せませんね。

つまりもう一回同じこと簡単に言わせてもらうと、

ソーヌ川を挟んで東がボーヌ、西側がジュラなんです。

なんとなく分かってきましたね。

コートドール(Cote-d`or)って聞いたことありますかね?

キラ星のごとく素晴らしいワインを生産することであまりにも有名で

Cote丘陵地-d`or黄金色 (黄金の丘)と訳されることが多いと思いますが、

実はorはORIENTAL、つまり東向きの斜面というのが由来なんだとか。

まさかソーヌ川目線だったとはね(違うか)。

そのためか品種的にもシャルドネやピノといったボーヌで用いられる品種が多く使われていたり、

近い性格があるんだそう。

でも決定的に違うのは雨の量でしょうか。

内陸に位置する関係で大陸性気候なわけですがフランスでも3番目に多い雨量の県なんだとか。

さらに特筆すべきなのはビオロジック栽培を行っている農家の多さ。

年間降水量1150㎜と多いが有機栽培比率は20%以上で、ナチュラルワインも多いのだそう。

管理がとても難しそうなのが容易に想像がつきます。

ジュラの情熱半端ねぇぜ。

アルボワと言えば細菌学の父と呼ばれるルイ・パスツールの生誕地としても有名ですよね。

アルコール発酵のメカニズムや低温殺菌法など、醸造学の大きな進歩に貢献し大きな足跡を残されました。

ルイさんありがとうございます。

なんとなくジュラのことが分かってきましたね。

ジュラの「5つの品種」

はよ飲んだワインとか料理の話せぇよって思った方もいるかもしれませんが

落ち着いてください。

完全にえいじさんの受け売りで申し訳ありませんが、僕にアウトプットのチャンスをください。

ということでえいじさんが”深夜の勢い”で作ったというレジュメに沿って振り返っていきたいと思います。

①サヴァニャン

ジュラと言えばVin Jauneなんかに使われるサヴァニャンの印象が強いかもしれません。

でもジュラ全体では20%程度なのだそう。

実はサヴァニャンとい品種は詳しい起源は分かっていないものの

DNA的に見てみると多くのブドウ品種の祖先なんだとか。

ブドウ界のビックダディでございます。

十字軍の時代にオーストリア、またはハンガリーあたりから渡来したとみられているようです。

果皮が厚く病害に強く、発芽が早いので霜害の多いジュラに適している品種なんだとか。

酸が高くリンゴやレモンのような爽やかな風味のワインを産み、

高い酸を有することから熟成に向く品種特性なんだそうです。

サヴァニャンを侮らないでねって感じでしょうか。

②シャルドネ

言わずと知れたメジャー品種でございます。

サヴァニャンのイメージのジュラですが実は一番多い品種はなんとシャルドネで

ジュラ全体の40%の耕作面積を誇ります。

やっぱスゲーなシャルドネさん。

なんとジュラでは10世紀にはすでに栽培されていたのだそう。

日本では平安時代でしょうか。

国風文化が形成され、はんなりと和歌を詠んでいた時代ですね。

③プールサール

こちらもジュラ原産の品種のようです。

サヴァニャン同様発芽が早く熟するのも比較的早い品種のようです。

房は小さいですが、粒は大きく果皮が薄いんだとか。

ジューシーなワインななりそうですが、

雨が多いみたいなので割れちゃったりしないのか心配になっちゃいます。

果皮が薄いためか淡い色調で、落ち着いた中にも繊細で軽快な赤ワインを産んでくれるのだそう。

④トゥルソー

こちらのトゥルソーさん、ジュラ原産でビックダディことサヴァニャンさんの子供だそうです。

早熟で果皮が厚くプールサールに比べてもう少し力強いワインを産んでくれます。

熟成に耐えうるポテンシャルはサヴァニャンから引き継いだところかもしれませんね。

ジュラ原産ですが実はポルトガルで多く栽培されており、

バスタルドという呼び名(シノニム)でポートワインの原料として活躍しているのだとか。

子供の海外での活躍、ビックダディもさぞご満悦の事でしょう。(知らんけど)

⑤ピノ・ノワール

こちらも言わずと知れたメジャー品種ですね。

ボーヌに近いということもあってかジュラ全体の10%前後の栽培面積を誇るのだそう。

ピノがジュラにやってきたのは15世紀のころだそう。

ルネッサンスとかジャンヌダルク、日本では日明貿易、応仁の乱って感じでしょうか。

いよいよ戦国時代の始まりですね。(何の話やねん)

言うてますけど違っていたらごめんなさい。

乾杯

そろそろお料理とワインの紹介に移ろうと思います。

まず初めに注いでいただきましたのはこちらのクレマン

Domaine Baud Génération 9 Crémant du Jura Brut NV

ドメーヌ・ボーは1740年から続く老舗中の老舗で、現在はバスティアンさんが9代目を継承しているのだそう。

ジェネレーション9はそういう意味でしょうね。

シャルドネ100%でつくられるこちらのクレマン。

えいじさんも仰っていましたが、パキッとした感じではなく温かみがある柔らかい印象です。

秋っぽさ、ほくほく感があるというようにも言っていたように思います。

この雰囲気はなんとなくジュラ全体に共通しているように感じます。

夏に欲しくなるようなサッパリシャキッとリンゴ酸!!

的な泡ではなく、しっとりとした優しい味わいでございました。

この日実はソムリエ、ワインエキスパート、酒diplomaの二次試験が行われていて、

そのお疲れ様も兼ねて乾杯をいたしました。

二次試験には泡の問題は出題されないので、試験対策的には飲むことがありませんから

久しぶりという方も中にはいらっしゃったのではないでしょうか。

そんな精神的にも疲れた体に染みわたる優しい泡でございました。

お料理はアボカドのムースとスモークサーモンが小さなシューの間から顔をのぞかせています。

ハンバーガーのように片手でガブリといきたいところでしたが

美女に囲まれておりましたので大人しくナイフフォークで頂きました。

香ばしいシューと滑らかなアボカド、塩味と複雑さを与えるスモークサーモン。

アクセントとしてトップに少量のったマスタード風味のコルニッション(ピクルス)が全体を引き締めます。

モグモグしながら泡を頂くとそこはもうアルボワ。(行ったことない)

パスツールさんこんにちは。ってな感じです。

こんな感じで今回も素晴らしいスタートでございました。

二本目

お次はまたまたドメーヌ・ボーさんのワインが続きます。

Domaine Baud Génération 9 l‘Etoile 2019

こちらのレトワールはAOC名でございます。

ちなみにレトワールというのは”星”という意味だそうですが、

レトワール村を放射状に取り囲む5つの丘が星のように見えたことに加え、

土壌に星の形をした化石が見られたためである。

と教本に書いてあります。

きっとヒトデでしょうね。

シャルドネ100%で収穫は全て手摘みだそう。

こちらも先ほどの泡同様、柔らかみがあります。

若干シェリーのような香りがあって酸がきれい。

なんかジュラって感じの香り。

自然派の造りをしているんでしょうけど、とってもきれいです。

液体を見てもキラキラしていて活力に溢れています。

好き。

メニュー的には生ハムのサラダが来ることになっていましたが、

先にフロマージュがサーブされました。

今日のチーズはコンテ12か月熟成とモルビエでございます。

モルビエの熟成期間は失念しました。

こちらの二種はオンラインチーズワイン会の際に美人ソムリエール兼美人店長兼美人チーズプロフェッショナルのましゅまおさんが説明してくれたチーズでございます。

興味のある方はこちらも覗いてみてくださいね

「熟成していて皮の部分が固いので外してくださいね」

とお店の方が優しく説明してくれたわけですが、

せっかちなコム兄は説明も聞かずに食べ始めておりましたので、

しっかりと固い皮の部分も食べておりました。

みなさん説明はしっかり最後まで聞くように!!(おまえだよ)

ほどなくして自家製パンも運ばれてきて、いい香りに誘われてついついパクパク。

ワインも進むってもんです。

うん、幸せ。

そしてサラダも運ばれてきました。

メニュー名はロスティと生ハムのサラダ

ロスティはジャガイモからつくられるスイス料理なんだとか。

もともと「ローストした料理」を指す言葉で焼いて調理される料理の総称だったんだとか。

この原理で行ったらほぼロスティじゃね?

いまではジャガイモ料理に限定して使われているようです。

ジャガイモのガレットなんかにも似ていますね。

みたらわかる美味いに決まってるやつ感。

ドレッシングとトマトのそれぞれの酸味、

芋の香ばしくほくほくした滋味深い味、

そして生ハムの熟成した旨味を伴う塩気。

葉っぱの青み。

こちらもワインと一緒に食べると見た目以上に口の中が華やいで、食感や味わいが層をなしていきます。

んーふー(美味しいの意)」

が連発でございます。

三杯目

三杯目と四杯目はサヴァニャンの飲み比べ。

まずはこちらから。

Les 5wy PRÉMICES Savagnin Ouillé 2018

プレミスというのは「初物」という意味で、このサヴァニャンが酸化熟成ではなく、ウイエ(補酒)によるものであることを強調したものだそう。

いわゆる樽熟成中に蒸発して量が減ると空気に触れて必要以上に酸化してしまう原因になるので

同じ酒を補充してヘッドスペースを埋めることで酸化を防ぎましたよってことですね。

この地域ではあえて補酒をしないことで

産膜酵母(フロール)を発生させて熟成させるワインが有名ですが、

あえてのあえてって感じでしょうか。

一周回って帰ってきた感じなのでしょうか。

おかえりなさい。

いずれにしてもなんとなくこんな感じ造ったらこうなったではなく

むしろこだわりが詰まったそんなワインなのでしょう。

そうこうしているうちにお料理も到着。

豚肉といろいろ豆のファジョーリ 蕎麦粉のニョッキ

蕎麦粉で練ったニョッキを豚の旨味を吸ったコクのある豆のソースで頂きます。

いわゆるパスタ・エ・ファジョーリでございます。

そばの香りと豆のほくほくした触感。

酸味がきれいなワインと合わせると

ややもすると重たいお料理もすっきりと食べることができます。

ワイン単体で飲んだ時よりも甘みを感じられたような気がいたします。

四杯目

Domaine de la Renardiére Les terrasses Arbois Pupillin 2017

こちらもサヴァニャン100%で捕酒をして酸化させないようにつくったワイン。

三杯目、四杯目ともに参加させない造りということで、

サヴァニャンそのものの味わいが分かるきれいなワインでした。

フレッシュなアロマに樽の優しいニュアンス。

こちらの方がやや色味が濃かったでしょうか。

こんな感じ。

サヴァニャンを飲み比べるのが初めてでございましたが

思ったよりも酸がきれいな印象で、でも温かい雰囲気で。

好きになってしまいました。

五杯目

5杯目は本日唯一の赤。

Eric et Bérengère Thill Poulsard Les Grandes Vignes 2018

ジュラ原産のプールサールさんでございます。

平均樹齢50年というVV。

ピジャージュもルモンタージュもしないというナチュラルな醸造をされているそうです。

提供時の温度が若干低めだったようで、コム兄は少し待ってから頂くことに。

と思っていましたが温度が上がるまで我慢できなかったので手のひらでグラスを包み込んで

少しだけ温めていただきました。

確かに淡く軽快な感じがしましたが、どこかピノに通じるところがあるんじゃないかなぁと

思ったコム兄でございます。

的外れなコメントでしたらごめんなさい。

いい感じに酔いも回っていた影響もあって写真もよく分からないものしか撮影できておりません。

淡い感じが伝わりますと幸いです。

こちらもかなりコム兄好みのワインでございました。

6杯目

Domaine Baud Gènèration 9 Vin Jaune 2015

ついにでましたVin Jaune

お恥ずかしい話ですがコム兄は初めましてでございます。

こちらはサヴァニャン100%で7年間熟成だそうです。

シェリーの様な独特な香りとナッツのような香ばしい香り。

確か産膜酵母下で熟成させることでソトロン(粗糖)由来のキャラメルやナッツのような香りと

アセトアルデヒドの影響でリンゴの皮や生姜の香りが与えられるのだそう。

ウイヤージュ(捕酒)させずに空気に触れさせる作り方なわけですが、

産膜酵母の膜(フロール)と共に熟成させることによって、

Wikipediaより引用

アセトアルデヒドが酸化から守り、違う香りを与えてくてるようなことを聞いた気がします。

(違っていたらごめんなさい)

なんだか混乱しそうですが、意図的に酸化させているようで実は守られている不思議なワインだなと思いました。

さらにアセトアルデヒドがグリセリンを消費してくれるのでドライな味わいに仕上がるのだそう。

ふむふむ。

さすがはパスツールさんの故郷。

独特な作り方をされています。

こちらに合わせるお料理はこちら。

高原地鶏とモリーユ茸のヴァンジョーヌ風

ソースにヴァンジョーヌを忍ばせているという上級料理でございます。

合わぬわけがなかろうよ。

ほどけるよに柔らかい鶏肉にヴァンジョーヌの香りとモリーユ茸の旨味が溶けこんだソースがたっぷりとかかっています。

繊維の一本一本に絡みつくソース。

美味い...。

もちろんワインとも合うわけです。

付け合わせの黄色いのはオムレツのように見えますが、ポレンタと言ってトウモロコシの粉を練ったもの。

なんだか久しぶりに頂いたのでとても嬉しくなってしまいました。

七杯目

七杯目にはこちらをサーブしていただきました。

Domaine Berthet Bondet Chateau Chalon 2013

でましたシャトー・シャロン

ボルドー地方なんかではブドウ畑を所有して栽培、醸造、熟成、瓶詰までのいわゆるワインを製造する生産者にシャトー〇〇っていうのがありますが、

こちらのシャトーシャロンは村の名前なんだそうです。

クラブランという少しずんぐりとした容器に入っていて、容量も620㏄と少なめ

熟成期間に天使に分け前を与えすぎたからこれで勘弁してねって感じでしょうか(違う)

えいじさんが

「大さじ2杯ずつ。大さじ2杯ずつ」

と言いながらサーブしてくださったのが印象的でした。

確かにいつものペースでいったら足りなくなってしまいますからね。

注意が必要なわけです。

それにしてもシャトーシャロンも初めてだったのですが、また料理とも合うんですね。

サヴァニャンの酸味がしっかり残っていて、ソースのクリームの油脂分サッパリと流してくれるのと同時にナッティーでシェリーのような複雑な香りが後に残る。

ワインの酸って本当に大事ですね。

そしてアセトアルデヒドを悪者とばかり思っていてごめんなさい。

八杯目

ここまでくるとかなりお腹の方もパンパンパンに差し掛かってまいりました。

でもチーズの説明を受けた時にスペシャルチーズがあることを聞いてしまったコム兄は是が非でも食べたくなってるわけです。

だってこれまで提供いただいたチーズがどれも美味しかったんだもん。

ということでコンテ24か月熟成とモンドールでございます。

やっぱり同じ地方のチーズとワインは美味しいなと再認識。

ほんでコンテの24か月うま。

シャンブレ(常温に戻すこと)してあることで口当たりも滑らかで香りも引き立っています。

アミノ酸が凝固したシャリシャリ感もまたたまりません。

モンドールもとろーりクリーミーでたまらない美味しさ(語彙)

そして最後に登場したデザートがこちら。

バスチーの愛称でおなじみのバスク風チーズケーキ。

今回はかぼちゃも練り込んでくださったようです。

バスチーの濃厚さとかぼちゃのほくほく感。

頭の中ではプペルに出てくるハロウィンのダンスナンバーが再生されておりました(名前は知らない)

そしてこちらに合わせて提供いただいたのがこちらのワイン

Domaine Baud Gènèration 9 Vin de Paille 2012

わらワインと言っても別に面白いワインという意味ではないのですが」

と茶目っ気たっぷりにサーブ頂きました。

こちらは陰干ししたブドウから造られた甘口ワインなわけです。

パイユ(藁)の上でブドウを乾燥させてから造ったことが由来のようですね。

現在では藁やスノコに並べるか、もしくは吊り下げたり、風通しの良いとところで最低6週間乾燥させるというのが規定なのだと言います。

レーズンのような凝縮した香りにねっとりとしたテクスチャー。

でもモッタリして終わらないのはやはり酸がしっかりしているからでしょう。

バスチーのねっとり濃厚なテクスチャーともぴったり。

至福。

やはり食後のデザートワインは優勝に決まってるんですよね。

おまけ

メニューやレジュメによるとここでおしまいなわけですが、

それで終わらないのがNARAワイン会なんです(不定期)

今回はえいじさんがスペインの気になっているワインを仕入れたのでとのことで、みんなで少しずつ頂きました。

Bodegas jimenez-Landi Vino Naranja 2020

mottoxさんHPより引用

スペインはマドリッドの生産者でピノのようなエレガントなガルナッチャを作ることで有名な生産者のオレンジワインなんだそう。

ガルナッチャと言えば濃くてしっかりとしたワインのイメージですが

シエラ・デ・グレドスという標高の高いところで栽培することで酸が残りエレガントに仕上げることができるのだそう。

もともとは地元向けの安ワインを生産している産地だったのが、

だんだんと高級志向になると見向きもされなくなり、

放置されていたブドウの畑を再興して若い世代が造っているのだそうです。

樹齢100年越えの樹もあったりして収量こそ落ちるみたいですが、

やはりいいブドウが取れるのでしょう。

とても評価されている生産者なんだそう。

ガルナッチャブランとマルバールという土着品種から造られているそうですが、

とってもきれいなピンク色をしたオレンジワインでした(なんかややこしくてごめんなさい)

自然派のオレンジによくみられるようなネガティブな香りは一切なく、

とってもクリーンで花梨ののど飴みたいな香りと、少し生姜のようなスパーシーなニュアンスもあってとても美味しかったです。

最後に

ジュラワインの世界いかがでしたでしょうか。

コム兄的には本当に自分ではチョイスしないワインだったし、名前は聞いたことあるけど飲んだことのないワインを味わうことができたので、それはそれは大満足でした。

ウイスキーメッセから京都ハシゴ酒、そして今回のジュラワイン会までお付き合いいただきましたあいさんHarukaさん、本当にありがとうございました。

えいじさんの配席のお陰で夢のようなハーレム気分を味わいながらの鼻の下伸びっぱなしの3時間でございました。

ご一緒してくださったあいさんとHarukaさんと帰りの電車で西大寺に向かうつもりが反対側の電車に乗ってしまい本当にダサコム兄だったわけですが、

笑って許してくださる優しいお二人で本当に助かりました。(怒っていたらごめんなさい)

次回のNARAワイン会は持ち寄りワイン会ということで参加者さんの持ち込みワインで楽しもうの会でございます。

どんなワインが飛び出すのか今から楽しみで仕方がありません。

皆さんも楽しみにしていてくださいね。

ではまた!!

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