コム兄の生い立ち 百石高校での生活 ネクタイ編

コム兄の生い立ち

いよいよ百石高校での学校生活の様子に迫ってみたいと思います

ここまで来るまでにだいぶ紆余曲折があったわけですが、

まだ読んでないなという方や、忘れてしまったなぁという方は

こちらも併せて読んでみてください

気が向いたらでいいですよ~

コム兄の生い立ち

コム兄の生い立ち 高校受験編

コム兄の生い立ち 天理高校第二部編

コム兄の生い立ち 天理高校第二部編②

コム兄の生い立ち 三度目の受験編

またこちらで百石高校の調理科について書いてありますので、気が向いたらこちらも読んでみてください

コム兄の生い立ち コム兄的百石高校紹介編

あり笑いあり時々ありのコム兄のちょっと挫折多め人生ですが、この学校で待ち受けているのは果たして・・・

では早速行ってみましょう

時代背景

コム兄が二度目の高校入学を果たしたのは2003年のことでした。

もぅそんなに前なんですね・・・

当時の出来事としては

千と千尋の神隠しがアカデミー賞を受賞とか

六本木ヒルズがオープンとか、

ヌーブラが大流行?とか、

トリビアの泉が流行っていたり、、、

まるで大昔ですねww

ヒット曲で言うと世界に一つだけの花です。

当然スマホなんかあるわけもなく着うたなんかが出始めたころ

だったんじゃないでしょうか。

(そもそも着うたって何?という質問にはお答え致しかねますのでご了承ください)

そのころ皆さんは何していましてか?

何はともあれそんな時代背景なわけです

制服

中学校と天理高校第二部では

学ランで硬派に決めていたコム兄でしたが

当時のアルバムを引っ張り出して写真を見返してみるとビックリ

なぜか坊主の写真が多いことに驚きました。

節目節目に坊主になりがち。どうもコム兄です。

天理高校二部での写真

一方、百石高校の制服はブレザータイプでした。

着る人が着ればとってもオシャレな制服なんだと思いますが、

ほら、あれですよ。

コム兄が着たら、あれですよほら。

察してください。

ブレザータイプなのでネクタイが必須なわけですが

格好で指定しているネクタイはクリップがついているタイプで、

首元にかざしてワンタッチでパチンです

結ばず即決まる!!

って感じで楽は楽なんですけど

あまりかっこいいもんではないですよこれが。

珍しく坊主じゃないコム兄

でも制服を取り扱っているお店にはクリップ式しか売っていないんですよね。当然ながら。

なのでほかの男子との違いを見せて少しでも女子にもてたい男子諸君は

打開策としてクリップ式のネクタイをほどいて

一般的な結ぶネクタイに改造するわけです。

一味違う俺かっこいいだるぉッッ!

てなもんです

(実際にかっこいいかの議論はまた今度)

どこの高校にも独自の文化みたいなのってあったりしますよね。

ちなみに軽い校則違反に当たりますので

面倒くさい先生だと没収されたりなんて事もあるので注意が必要になります。

百石高校ではクリップ式ネクタイに対して、

改造したネクタイは”巻きネク”と呼ばれていました。

ネーミングがダサ過ぎんだろ!とか

そもそもネクタイは巻くもんだろ!

ネクタイに謝れ!

と思ったあなた。

とても正常です。

なんせ偏差値40なので許してあげてください。

この巻きネクを手に入れる方法はいくつかある訳なんですが、

正規ルートというか一般的には

自作する先輩に譲り受けるかのツーパターンに分かれます。

コム兄の簡単巻きネク作り講座

ここで突然ですが勝手に開講します

用意するもの

  • クリップ式のネクタイ 2
  • 切れ味のソコソコいいハサミ
  • 黄土色の糸
  • 縫い針

手順

  • 金具に気を付けながら丁寧にネクタイを解く
  • どちらか一方を良い長さにカットする
  • ベースとなるネクタイに先ほどカットしたものを縫い付ける
  • 縫い付ける糸の色がネクタイと同系色でないとダサいしバレやすいので注意

説明

クリップ式のネクタイは長さを調節したり、

首の分の長さが必要でない分短く設計されています

なのでただ解いただけでは長さが足りません

改造された巻きネクを作るためには

クリップ式のネクタイが2本必要になります

また、良い感じの長さになるように

裁断したり縫い合わせるという作業が必要になります。

しかもクリップ式をほどいてるから、

上手くやらないと穴が目立つんですよね。

センスが必要になってきます。

へー、そんな面倒なことするんだねー」

って感じですよね。

反抗期真っ只中ならず者集団の百高生ですから

お母さんにお願いするだなんてダサいことはできません。

しかも学校では禁止されているわけですから、

なおさら大人に頼むわけにはいかないわけです。

ネクタイ一つにこだわり過ぎじゃね?

って感じですが、高校生ってそんなもんじゃないですかね笑

反抗期真っただ中の男子が針と糸をもってコソコソ作業してるとこ想像してみてください

まぁまぁシュールだし、かわいらしく思えますよね(異論は認めます)

ネクタイによる受難

ネクタイについて熱く語りすぎた感は否めませんが、このネクタイをめぐる問題によって入学したての一年生の中には洗礼を受ける生徒もいたりします。

どういうことかというと、

先述したように巻きネクを作るためにはクリップ式ネクタイが2本要るわけです。

普通制服用のネクタイなんて1本しか買いませんよね。

百石高校はならず者が集まりやすい学校です。

大体想像つきますよね

体育の授業で教室を離れているすきに無くなっているとか

そういう盗難が発生することもあります。

だいぶ治安悪いですよね。

そういう盗難に繋がるという事情もあって

巻きネクタイは禁止されているんですよね。

いっそのこと普通のネクタイに統一したらよくない?

と正論を言っても聞いてくれる生徒指導部ではありません。

困ったもんですね

(コム兄が在学中の情報で、現在は優秀な生徒たちが校則を正しく守って学校生活を送っていると思います)

かくいう健気なコム兄はバイトで貯めたお金でクリップ式を買い求めて

いそいそと巻きネクタイを作って調子に乗っていました。

普通の一年生が同じことしていたら、

間違いなく生意気な奴だとレッテルを貼られて先輩に取り上げられるのがオチです。

もちろん3年間クリップ式の生徒がほとんどですが

「どうしても巻きたいんだ俺は!」

という輩も多いわけです。

しかし巻きネクタイは二年生になってからが相場です(どんな相場やねんw)

一年遅れの入学

学校生活について書くつもりがネクタイしか書いていない事に気が付きましたので

少し冷静に当時の状況を整理してみたいと思います。

同い年が先輩で後輩が同級生

これまでの生い立ちを読んでくださった方にとっては繰り返しになりますが、

中学校を卒業後に通った高校を中退して、

もう一度受験をし直して入学していますので、学年が一つズレることになります。

しかも実家からとても近い高校なので中学校の後輩と同級生になります。

簡単に言うと、良くも悪くも目立ってしまうというか浮いてしまうんですよね。

後ろ指を差されたり、廊下を歩いているとコソコソと噂話をされたり。

まぁそうでしょうねって感じです。

同じ中学校の後輩からしたらどう接したらいいかわからないし、

他の中学校から来ている連中からしたら格好な噂話の種なわけです。

「前の高校では暴力事件を起こして退学になったらしい」

なんて噂まであることない事言われるわけです。

こんな内気で虫も殺せないようなコム兄なのに、、、爆

そんなこんなでお互いに居づらい雰囲気なわけなので、

休み時間は基本的に同い年の学年である2年生と一緒にいることが多かったです。

ご飯を食べたり昼休みを過ごすのもそうでしたね。

それでまた余計に目立ってしまう訳なんです。

部活のサッカー部でも2年生や3年生と一緒に練習していたように思います。

楽だからという理由で、よせば良いのに自ら孤立するようなやり方をしていたんですね。

そういう感じで始まった高校生活。

ネクタイについて熱くなりすぎてしまったので今日はこの辺にしておこうと思います

次回はしっかりと中身のある記事を書いていきますので見捨てないでくださいね

今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

ではまた!!

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