5月224日(日曜日)
コム兄はこの日はお休みの日だというのに
まるでおじいちゃんかのように朝3時過ぎに目が覚めてしましました。
家族が起きて来るまでにはたっぷり5時間はあるから
“こっそり一人未明ワイン会”に勤しもうかなと思いましたが
家族サービスを放棄したと怒られそうなので、黙ってブログを書くことにしました。
コム兄の生い立ちの高校編を書くにあたって十数年ぶりに卒業アルバムを開いてみたら何とも瑞々しい思い出たちが蘇りエモい感じになってしまいました。
寄せ書きのところなんか見ちゃったらもうクラスメイトに会いたくなりますよね
コム兄が通っていた調理科のある高校の紹介をこちらで紹介していますので
まだお読みでない方は併せてお読みください
話が横に逸れてしまいましたので表題に戻します
この日は家族サービスということでちょっとお出かけをしてきました
その様子を書いていきたいと思います
桃尾の滝
桃尾の滝は奈良県天理市滝本町にある滝で、隠れたパワースポットとして有名だそうです。
隠れているのか有名なのかどっちやねんと言いたい気持ちをグッと抑えて、詳細情報をwkipediaに求めてみたいと思います
布留川の上流に位置しており、古今和歌集において後嵯峨天皇や僧正遍昭が「布留の滝」と詠んだ滝といわれている。
wikipedia
とのことです。
へぇ~~
この布留という言葉が”ふるさと”の語源だというようなことも聞いたことがあります。
さすがは奈良といったところでしょうか。歴史の深みが違います。
ということでやってまいりました桃尾の滝
こちらの桃尾の滝ですが長女が小学校の遠足で訪れたことがあり、
滝を見るのもそこそこに
さらに山道を登りたいと言い出します。
「ガイドさんについてきなさい」
ずいぶん偉そうなガイドさんですが兄弟たちは文句も言わずに着いていきます。
こういう時の謎の連帯感はなんなのでしょうか。
親が「帰るで~」といっても集団で抗議してきます。
もはや行くしか選択肢がありません。
桃尾の滝には何度か来たことがありましたが、さらに上に登るのはコム兄も今回が初めてです。
どうやらガイドさんに従うより仕方ありません。
看板によると大国見山へと通じる登山コースになっているようでした。
なかなかえげつない傾斜ですが小コム兄3号と小コム兄1号はズンズン進んでいきます。
途中器用に積み上げられた石に感激しつつ登ります
進んでいくと何やら意味ありげな石垣が見えてきます
調べてみると大親寺というお寺だそうで、かつての龍福寺後に建てられたお寺だそうです。
和銅年間に開基されその後行基が伽藍を整備したと伝えられ、そして空海が再興し真言密教の道場となり・・・
wikipedia
とあります。
こちらも由緒正しいものでかなり歴史を感じさせられます
このような石仏もいくつか見られました。
このあたりでコム嫁と小コム兄2号と小コム兄4号は脱落し
少し開けてところで休憩することに。
1号と3号は気が済まない様子なのでまだまだ前進。
他のハイキングしている人達に紛れてズンズン進んでいきます。
道なき道を進んでいく感じで冒険感がたまりません。
進むにつれて道が険しくなってきてさすがの子供たちにも限界が訪れたようで、山頂までは到着できませんでしたが、ここまで来たぜという感じで標識と一緒にパシャリ
下山して残りのメンバーに合流します。
おやつ(焼きいも)を食べて一休み。
森の緑が目にやさしく、何とも空気がキレイです。
桃尾の滝に行くぞー
と言って始まったお出かけでしたが、メインはすっかり山登りとなりました。
茹で野菜サラダ
この日はまだまだ登山をしただけでは終わりません
小コム兄1号(長女)の家庭科の宿題に付き合う必要があります。
何やら聞くところによると
水からゆでる野菜と沸騰してから茹でる野菜があるから
それを家で実践してみてサラダを作ってきなさいという事のようだ
面倒くさい事や野菜嫌いの1号には拷問に近い宿題である。
しかし料理に携わるコム兄からしたら、子供の野菜嫌いを克服させるまたとないチャンスである。
適当に済ませるわけにはいかないのである。
絶対に負けられない戦いがそこにはある
状態である。
ということで、
年中同じ野菜が並んでいるようなスーパーではなく
せっかくなら旬の野菜たちが多く並ぶ道の駅を訪れて
自身で野菜を選ぶ事から始めてもらう事にした。
苺食べたいとか、ジュース飲みたいと自由奔放に歩き回る保育園組の気持ちを上手にそらしつつ買い物が無事に終了。
仕込み
帰宅して小休止を挟んで仕込みが始まった。
教科書とにらめっこをしながらまずは使う野菜をバットに集合。
洗って、教科書の指示通りにカットしていく。
何とも怖い手つきだが、
あまり口を挟んでやる気を削いでしまってはいけないので
見守ることに徹するコム兄。
なにはともあれ食材の下処理が完了した
茹でるのも初めての体験。
「なんか料理しているみたいで楽しい」
良い感じである。
盛り付け
ドレッシングも教科書通りに作り、最後に盛り付け。
お手本とかアドバイスをしてしまうと
彼女の感性が引き出されないような気がしたので、
とにかくやらせてみた。
ゆで卵はコム兄がこっそり作っておいたものだが、
それなりに出来た。
「考えること多すぎて家庭科嫌いになりそうや~」
とぼやいていたが
自分で選んで処理した野菜は美味しかったようでモリモリ食べていた。
家族にも喜んでもらったり、褒められて何ともご満悦
絶対に負けられない戦いでしたが無事に勝利を収めることができた。
そんなこんなで筋肉痛確定の山登りから、家庭科の宿題まで何とも充実した一日になった。
3時から飲んでいたらと考えるとゾッとするわけだが、無事に長い一日が終わった。
出不精のコム兄だがこんな休日も良いなと思いました。
ではまた!!
コメント