普通じゃない⁉コム兄の年末年始の過ごし方編

コム兄の休日

新年一発目の記事ですのでまずはご挨拶をさせてください。

皆様、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

このブログでは、変わらずコム兄のNowをゆるーくお届けしてまいりますので

暇なときにでも覗いてくださると嬉しいです。

”隙間時間の恋人”ってな感じでコム兄ブログ楽しんでいただければなと思います。

早いもので仕事始めや七草がゆの時期になってまいりましたが

体調崩されていませんか?

コム兄は洋ナシのようなだらしない体形になってしまった以外は元気です(ダイエット推奨)

それはそうと、皆さんはどんな年末年始を過ごしたのでしょうか。

家族と過ごした方もいれば、恋人と過ごした人もいるでしょう。

一人でゆっくりした人もいれば、

家族は放っといて友人と過ごした人ももちろんいらっしゃることと思います。

もちろんずっと働いていたよって方もいらっしゃるでしょう。

素敵なお店でキラキラしたシャンパーニュを楽しんだり

お節料理を頑張って作ったり、

お節以外にも家族の喜ぶ顔を思い浮かべて頑張ってお料理をしたり、

久しぶりの帰省で親孝行や旧友を温めたり、

海外に行ってみたり、遠出してみたり。

ラジバンダリw(ご存じない方はこちらをどうぞ。)

少し話はそれてしまいましたが、

そんなの関係ねぇと言わんばかりに一日中コタツの中に鎮座されていた方もいるかもしれません。

色んな過ごし方があるでしょうし、どれも素敵な過ごし方だと思います。

急に思い出したラジバンダリのせいで話が入ってきませんね。

すみません。

さて、今回は多様な年末年始の過ごし方のコム兄バージョンをお届けしていきたいなと思います。

ちなみに宗教色が見え隠れしてまいりますが、勧誘を目的としたものではありません。

配慮しているつもりですが不快な思いをする方もいらっしゃるかもしれませんので

苦手な方は他の記事を楽しんでいただければと思います。

ワインも登場しませんし、特にキラキラした部分は出てまいりませんが

こんな過ごし方してる人もいるんだねぇ

くらいに捉えてくれたら有難いなと思います。

見てやってもいいぜって方だけこの先に進んでくださいね。

心の準備ができた方だけ行ってみましょう。

ちぇけら。

片道約1200キロ

コム兄は現在、奈良県の天理市というところに住んでいます。

出身地は青森県の太平洋側にあるおいらせ町という小さな田舎町です。

県南に位置していて岩手県に近いエリアです。

こちらでコム兄の出身地の紹介をしていますのでよろしければご覧ください。

大雪で有名な酸ヶ湯からも遠いし、

何なら北国なのに雪がほとんど降らない。

津軽弁も話せないし、

リンゴも取れるエリアじゃない。

そんな青森色の薄いエリアがコム兄の故郷なわけですが、

コム兄一家は毎年、車で帰省しているわけなんですね。

その距離なんと1200キロ越え。

時間にしておよそ15,6時間

海外かよ。

文明の進んだ現代において、およそ現代人とは思えない時間の使い方をしている男。

それがコム兄なんですね。

太平洋側を通るコース日本海側を通るコースなど季節や状況によってルートを変更するわですが、

冬に日本海側を通るのは雪道に慣れていないコム兄にとっては自殺行為。

関東方面は渋滞はまりに行くようなもんだし、道も複雑でなんだか怖い。

ということで今回は愛知から岐阜、長野、群馬を抜ける中央コースを選択。

こんな感じですね。

クリスマス寒波で日本海側はとんでもない雪に見舞われていましたのは記憶に新しいですが、

コム兄が帰省するタイミングでは例年にないほど雪も風もなく、穏やかに運転することが出来ました。

ありがたいですね。

18時に出発して、コム嫁にも運転してもらいながら実家に到着したのが翌朝8時。

順調すぎて予定よりもだいぶ早く到着することが出来ました。

子供たちがぐっすりと眠っていてくれたおかげです。

こちらがコム兄の実家の教会。

両親に帰省することが伝わっていなかったらしく、期せずしてサプライズ帰省となりました。

帰省の目的

コム兄が実家に帰省する目的ですが、

もちろん親孝行したいなという思いがあるわけですが

普段なかななできない教会のお手伝いだったり、

コム兄が生まれた時からお世話になっている信者さんたちに

子供達の元気な顔を見せたり、近況を聞かせてもらったりというのも一つの目的なわけです。

少し前まではコム父(以下爺さん)が教会長をしていたわけですが、

現在は代が変わってコム兄兄(以下兄)が教会長をしています。

普段は兄夫婦に丸投げ状態で申し訳ないのもありますしね。

年末や年始の過ごし方というのは地域によっても違いがあると思うし

なんなら家庭ごとにも違いがあると思います。

ましてや教会での過ごし方なんて言うのは多分一般的でない部分の方が多いのだと思いますが

毎年一緒に帰省してくれるコム嫁には感謝です。

そもそも言葉が通じなかったりするわけだし、文化が全く違いますからね。

海外かよ。

お餅つき

天理教の教会では年が明けると「元旦祭」というものが勤められます。

年が明けた瞬間に始める教会もあれば

信者さんが参拝に来やすいようにと昼前に行う教会もあるようです。

コム兄の教会では日の出に合わせて例年朝7時から執り行われます。

コロナ前までは祭典後に雑煮や簡単な食事やお屠蘇を提供しておりましたが、

現状では中々そういったわけにもいかず、

参拝だけしてお供えされた野菜なんかを持ち帰っていただくようなスタイルになっています。

例年だったら正月三が日にお供えするお餅の他にも

雑煮としてふるまう用のお餅をついていたわけですので

お餅をつくだけでもそれはそれは重労働でしたが、

近年は正月用のお餅だけという事で、なんてことはありません。

でもこれを毎月やっている爺さん(72歳)は鉄人すぎます。

※毎月1回祭典が行われる為、年末に限らず毎月お餅をついています。

最近では石製のうすを使用する場合が多いようですが、

コム兄の教会では昔話に登場するような昔ながらの道具でお餅つきをしています。

ちなみにこんな感じ。

もち米を蒸かすのも数年前までは薪ストーブでしていましたが、

経年劣化で壊れてしまったということで現在はこんな感じ。

薪ストーブの強烈な火力で蒸すことにこだわりを持っていたようですが

ガスはガスで時間はかかるけどムラができにくいのでこれはこれで便利やなというお話でした。

モチ米が蒸し上がってウスに投入された様子がこちら。

神様に備える大事なお餅ですので子供たちが騒ぎ始める前につき終わる必要があります。

ということでぺったんぺったん。

会話のない親子w

今どきは鏡餅も機械でつくったり、業者に依頼しているところも多いようです。

今回はしませんでしたが、つきたてのお餅に納豆と大根おろしを混ぜて食べるのがとても美味しいんです。

チャンスがあればやってみてくださいね(そんな機会ねぇよ)

ということで、まだまだ熱々の状態のお餅を手慣れた様子でコム母(以下婆さん)が成形して鏡餅の完成。

すす払い

年末といえば大掃除ですよね。

教会も例外ではありません。

一年間の間に積もったススを払っていきます。

神殿の参拝場の天井は高いので箒を塩ビパイプで延長させたカスタム箒でススを払います。

掃除をする兄とコム娘2号

ススを落とした後は畳を雑巾がけしていきます。

何畳あるんでしょうね。ざっと80畳くらいでしょうか。

Spotifyから流れてくるロックナンバーを聞きながらノリノリでフキフキ。

去年までは戦力にならなかったコム家の子供達も何かとお手伝いしてくれたので

スムーズに終えることが出来ました。

ありがとう。

こういう時に子供の成長を感じますね。

婆さんのお料理教室

例年だと元旦祭に参拝に来てくださった信者さん用の料理の仕込みや

大晦日用の仕込みをするわけですが、

元旦祭後の料理は振舞えないし、

大晦日も爺さん婆さんだけでの年越し予定だったということで

食材も特に用意されていたわけでもないし、そんなに仕込むようなこともありません。

そこで、ヒマを持て余した子供たちのためにおやつ作りやご飯の支度など、

小さい子供でもできるような作業を一緒にやってくれたのでした。

なべっこ団子

第一弾は米粉を練って作った団子が入った”おしるこ”のようなもので

その名もなべっこ団子

青森県南部地方の郷土料理で、団子の形状が鍋のような形だからという事のようです。

米粉を熱湯で練るまでは婆さんがやって、団子にしていく作業を子供たちがしてくれました。

大きさが揃わないのもいい味です。

中央をくぼませるのは、均等に火を入れる為とあんこをたっぷりと絡める為だということです。

甘さはあるものの甘ったるいわけではなく、塩が甘さを引き出してくれるようなキレのある上品な甘さ。

懐かしいです。

いうて今回はコム兄が食べる間もなく無くなってしまいましたが・・・。

調理実習後の試食タイム。

とても満足気です。

ひっつみ

第二弾はこれまた郷土料理のひっつみ

ベースとなるのは鶏ガラから取った出汁に、ごぼう、人参、白ネギ、鶏肉などが入った醤油の香るスープ。

そのスープを沸かしながら、中に小麦粉を捏ねて寝かせた生地を手で引っ張りながらちぎって投入していくという、日本版田舎風スープパスタ(ええ様に言うな)。

いわゆるすいとんってやつです。

生地を寝かせる時間が重要なようで、グルテンが落ち着いてビヨーンと伸びるくらいまで寝かせることで、

薄くてツルツルモチモチの触感になり、火が入るのも早くなって良いのだという。

あまり分厚いとゴワゴワしてしまうため、ある程度のテクニックが必要。

苦戦するコム娘1号2号

今となっては小麦粉も高騰していますが、冷夏で米が不作の年にはこういった食べ物を食べて凌いでいたそうです。(だいぶ昔の話だと思いますが)

郷土料理には暮らしの知恵が詰まっていますね。

大晦日

コム兄一家が帰省すると分かるまで、それはそれは慎ましやかな大晦日を過ごそうとしていた爺さん婆さんなわけですが、

コム兄が手料理を振舞う事にいました。

とはいっても時間は限られているし中々思うような食材も手に入らないため

大したもんは作れません。(食材があっても大したもんは作れませんが)

すき焼きの脂を受け付けなくなってから早何年たったのか分からない爺さんのために

お寿司を握ることにしました。

子供も好きだし、簡単でそれなりに見えますしね。

コム嫁には海苔巻きをお願いして、お鍋もサクッと準備。

とても喜んでもらえました(多分w)

コム兄はカルディで見つけたセール中のシャンパーニュで乾杯。

写真は撮り忘れました・・・

爺さん婆さんは翌日のこともあるので早めに就寝。

紅白歌合戦に全く興味のないコム兄も運転の疲れも出たのか眠くなってしまったので早めに就寝。

コム家は引くぐらいに大晦日感が無いんですよね。

なんせ深酒したり夜更かししちゃったら元旦祭に起きれませんからね。

一般的には紅白見たり、年越しそばを食べたり、そんな感じで過ごすんでしょうが

さっさと飯を食って早めに寝る。

これです。

数年前までは大晦日にもお供え物をしていて、

それをお片付けしたり、雑煮用のお餅をカットしたりしていて、

いつもガキの使いの途中から作業に行かなければなりませんでした。

しかたないにしても憂鬱でしたね。(笑)

コム兄的には物心ついたころからそうだったので特に違和感はありませんでしたが

”普通の大晦日”を過ごしてきた家庭から嫁いできた方々は理解できないと思います。

理解しようと努めてくれるコム嫁には頭が上がりませんね。

元旦祭

中学校や高校なんかの時期には年が明けた瞬間にジャンプしてみたり

恋人にメールをしてみたり。

今はメールなんてほとんどしませんよね。

回戦が混みあって中々送れなかったり、

返事が返ってこなくて新着メール問い合わせを何度もしたり。

ラジバンダリ(しつこい)

はたまた初夢で好きな人の夢を見たいと思ったコム少年は枕の下に写真をしのばせてみたり。

そんな青春時代がコム兄にもあった訳ですが、

オッサンになってからはサクッと寝てしまうことが多くなりました。

それもこれも元旦祭の準備のために早起きするためでございます。

信者さんたちが到着する前に諸々やることがあるわけです。

師範が企画してくださった2023初日の出を見る会

準備の合間にワンチャンご挨拶に顔出しできるかなと思っていたわけですが、

それも叶いませんでした。残念。

5時に起きて洗面を済ませると、

お供え物を献饌したり、楽器(天理教では鳴り物と呼びます)の調弦や設置などなど。

コム兄はほとんど分からないので指示を受けて動きます。

準備が済む頃になると信者さんが来られるので新年のご挨拶。

コム兄もおつとめ着と呼ばれる黒い着物に着替えたり子供を起こしてスタンバイ。

雅楽の音に合わせて祭典がスタートしていきます。

去年一年を無事に過ごせた感謝や

今年も変わらず元気に過ごせることを祈念して勤められます。

祭典が終わると記念写真を撮ってみんなでお片付け。

コム兄はお供えされていたお魚を捌いてお刺身に。

長時間お供えされていたのに刺身で食べれるのかって?

青森の寒さをなめないでくださいね。

ストーブつけてても寒いですからね。(自慢にならない)

ということで、残った少人数で朝食と昼食を兼ねたような飲み会が始まります。

こんな感じで元日は終わるのでした。

最後に

いかがでしたでしょうか。

完全に

へぇーーー。

ですよね。

コム兄的にはごくごく普通のありふれた年末年始ですが、恐らく普通じゃないんだろうなと思います。

こんな暮らしの人もいるんですねぇ。

当然ですが帰りも同じように1200キロ走行して帰ってまいりました。

疲れた。

次回記事ではコム兄が行ってきた所や、食べたもの、飲んだものなんかを紹介していきたいと思います。

ワインは出てきません。

天理教の本部で行われたお節会というイベントについてもおいおい紹介できればなと考えています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

ではまたっ!!

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