いやぁ暑いですね!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
コム兄はというと5月にワイン会に参加しすぎたので小学生が夏休みに突入したこともあって
今回は罪滅ぼし喜んでもらおうと思い家族サービスを企画しました。
企画したと言ってもコム兄は提案をしたまでで、実際のリサーチからプランニングまでコム嫁がしてくれました。
弾丸旅行のメインとなる行先は”夢の国”こと「東京ディズニーランド」です。
4人の小さい子供を引き連れての夢の国突撃でしたが、どのようにプランニングし攻略したのか。
これから子供をたくさん授かる予定の方は必見な内容となっておりますが
如何せんいつもながらにダラダラと書いておりますので飛ばし飛ばしにでも読んでいただければと思います。
それ以外の方も「子供が多いとそうなんだー」くらいのテンションでお付き合いいただければと思います。
では早速行ってみましょう!!
旅行の始まりはいつから?
よく「家に帰るまでが遠足ですよ!」なんてことを担任の先生に言われましたよね。
ではいつからが遠足もしくは旅行なんでしょうか。
リサーチするところから?
チケットを押さえるところから?
おやつを買いに行くところから?
パンツをスーツケースに入れるところからでしょうか?
出発の二週間ぐらい前になると子供もトイレに置いてあるカレンダーを見るたびに
「あと何回寝たらディズニーランド?」
という質問を繰り返してとっても鬱陶しい可愛らしいんです。
YouTubeみたり映画を見直したり、妄想しながらモチベーションを上げたりしちゃって
yeah!めっちゃホリディ
って感じで何日も前から既に楽しいわけです。
なにが言いたいかっていうと、旅行って何日も前から楽しみでワクワクするというか
ふわふわしちゃいますよねって事。
「言うこと聞いてなかったらお留守番やで!」
という定番のフレーズを何度繰り出したのか思い出せないほどテンションが上がっちゃうわけです。
移動手段
そんなみんなが楽しみで仕方のない旅行なわけですが
今回の移動手段は自家用車です。
コム兄家では年末年始に青森県まで車で帰省するわけですが
それと比べると今回はざっくり半分の距離ということで楽勝なわけです。
コム嫁も車での長距離移動に若干麻痺してきてて
「行きは私が運転しようか?6時間くらいなら一人でいけるんちゃうかな?」
なんて言ってくれたり、そのくらいコム兄家では車移動が基本となっています。
そしてコム兄家での出発は夕食後もしくは夜というのがこれまた定番です。
理由としては”渋滞を避けたい”とか”一秒でも早く現地に到着したい”というのもありますが
子供が寝ている静かなうちに距離を稼ぎたいというのが本音でしょうか。
やれ「のどが渇いた」だの「お腹空いた」だの「トイレ行きたい」などなど。
いちいちサービスエリアに止まっていたら何時間かかるか分かりませんからね。
寝静まった静かな車内とは裏腹に爆音ノリノリのミュージックをイヤホンで聞きながら
テンション上げて走らせるわけですね。
というわけで今回も例に漏れず出発時間は21時。
いい感じです。
順調な滑り出し
車での移動にはアクシデントとかハプニングが付きものです。
特にコム兄が帰省するのは基本的に冬だったりするので
渋滞以外にも事故で通行止めとか、吹雪のため通行止めなどなどタイムスケジュール通りにいかないっていうのが鉄板です。
仕事が終わった後の出発で疲れていたこともあって
途中休憩しながらゆっくりいけたらいいかな
くらいに思っていたのですが思いのほか順調に走れちゃったので、海老名SAで時間調整のために一休みすることに。
3時間くらい休憩できたと思います。
ギリギリまでゆっくりしたいわけですが、日の出を迎える頃には怪獣たちも目を覚まします。
時間にして5時前後。
起床には早すぎるんですよね。
そして怪獣たちも寝起きからテンション爆上げ状態。
とりあえずドンキであらかじめ購入しておいたパンを与えて落ち着かせます。
トラブルはいつも突然に
「いまどこ?」
「もう朝?」
「今日って明日?」
など珍クエスチョンを繰り返し状況は把握できていないけどテンションだけ高い怪獣たちですが
末っ子の表情が優れません。
なにやら食欲もあまりない様子。
大丈夫か?と励ましつつ手繰り寄せながら何気なくおでこを触るとまぁまぁ熱い。
寝起きだからでしょうか。
エアコンの風が直で当たっていたのでしょうか。
それとも興奮して一時的に熱があがっているだけなんでしょうか。
小さい子供ってホントすぐに熱が上がりますからねー。
なんて言いながら普段ならやり過ごす場面ですが、
今回は少し状況が違います。
なんせ入場前に検温されて熱があると判断された場合には入場できません。
つまりホテル代もパークのチケット代も何ならここまでくる高速代も一瞬にして水の泡に。
時節柄仕方ありませんがね。
小さい子供の発熱なんてあるある中のあるあるだし、誰も悪くないのに謎にぴりつく大人。
やはり子連れでの旅行にアクシデントはつきものです。
一路ホテルへ
とはいってもはるばる奈良から出てきていますから
すぐに解熱するはず!という
一縷の望みに賭けてというか強い気持ちというか願望に近いですが、とりあえずホテルへと向かいます。
少しでもコンディションを整えるように、
少しでもテンションが上がらないように、
少しでも冷静さを保つように細心の注意を払わなければいけません。
コム兄は慣れない道の連続で緊張して発熱しそうになりましたが動揺してはいけません。
ディズニーリゾートの看板が見えてくるとテンションも上がるわけですが
今日ばかりは冷静さが肝要です。
興奮を押し殺して冷静にただひたすらホテルを目指します。
このころには幾分か機嫌もよくなってきているようでしたが油断はできませんし
当然ホテルのエントランスにも検温器が設置されていますので
さしずめ第一関門といったところでしょうか。
ホテルの駐車場についたのは6時を過ぎたくらいの感じだったと思いますが
めっちゃ天気が良くて一瞬にして汗が噴き出してきます。
キャリーケースを引く手にも汗が滲むわけですが暑さだけによるものではなかったように思います。
ホテル到着
今回のホテルですが、これまたコム嫁のリサーチとプランニングに従うことに。
言うてもホンマに疲れ果てて帰ってきて寝るだけのイメージですからそこまでこだわりはありません。
そもそもコム兄はどこでも寝れちゃう人ですからねw
ということで今旅行の宿舎はホテルエミオン東京ベイにしました。
パークから少し遠いのが難点のようですが、そんなのあんまり関係ありません。
ここまで9時間くらいかけて車で来てますからねw
一番の決め手は部屋が広いところ。
ベッドを4つ並べてもらってもまだ余裕があるくらいのスペース。
こういったお部屋があるのは子供が多いと助かりますね。
そんな素敵なホテルにチェックインできるかどうかの関門に臨まなければいけません。
アルコール噴霧器と一体型になった検温器の前まで進み、順に突破していきます。
問題の末っ子の番になり、アルコールを噴霧されながら手首で検温。
・・・
35.8℃
逆に低くない?
なんか甘めの設定?
と思いましたが何はともあれ第一関門を揃って突破することができました。
車から降りた時に汗が噴き出したのがいい感じに作用してくれたのかもしれませんね。
ひとまず一安心。
いざ夢の国”本丸”へ!!
第一関門突破ということで、いわば夢の国の城下町までは無事に潜入することができました。
コム兄はそれぞれの着替用Tシャツ、スポーツドリンク500ml×4本、
一眼レフカメラ、ビデオカメラ、その他備品と夢と希望を詰め込んだリュックを装備して臨みます。
おむつを卒業してくれたので荷物は減りましたが、重さにして約5キロ。
たまりません。
本丸へはホテルから運行されている専用の送迎バスで向かいます。
アーリーチェックインなるものを済ませて少し待つとバスが滑り込んできました。
ナイスタイミング。
運転席を見るともなくみると、なんと女性の運転手さんでした。
女性が大型バスの運転してるのカッコいいなぁと思いながらも、なんとなく引っ掛かるような違和感。
乗り込むときに降りてきて挨拶をして迎え入れてくれて爽やかな挨拶に心地よさを覚えながらも
なんとなく違和感というか既視感。
運転しながらのアナウンスの声になんとなく聞き覚えがあるような・・・
コム兄一人でモヤモヤ。
バスの前方に目をやると運転手さんの名前が。
見覚えのある名前。
まさかとは思うけど、もしかして。
思い当たる人のインスタやFacebookで調べると運転手をしているような投稿が。
なんと百石高校(青森の高校)の同級生でした。
こんなことあるんですね。
なんていう種類の奇跡でしょうか。
バスの停留所についたときにまた降りて丁寧にお見送りをしてくれたので
そのタイミングで話しかけてみると彼女は思った以上にテンパってましたが
何ともほっこりとした気持ちになりました。
こんなところでこんな状況で再会できるとは。
なんだか幸先イイ感じがしますね。
やはり旅にハプニングはつきもののようです。
同級生に別れを告げてエントランス方向に歩いていくわけですが
当然開園まで時間がありますのでゲートが開くまで並んで待つわけです。
ミッキーか描かれたTシャツを着ている人、コスプレをしている人、夏休みということで小さなお子様連れの方も多かったように思います。
みんな一様に臨戦態勢といった感じでしょうか。
コム兄たちは正面を避けて左側に陣取ることに。
理由としては多くの人がオープンしたてのアトラクションである「美女と野獣」に向かうと予想して、あえてそこには向かわずにスプラッシュマウンテンに向かおうという作戦を立てていたからです。
この作戦が吉と出るのか凶と出るのか。
そもそも入場時の検温を突破できるのか・・・
待てない子供たち
開園時間は9時ですが「入場の準備が整いました」ということでいくらか早くゲートが開き、
荷物チェック、検温を済ませてそれぞれ入場していくわけです。
気がかりだった次男の機嫌も調子も尻上がりに回復しているようでした。
直射日光下での待機で不安でしたで、もしものため検温前に汗拭きシートでおでこを拭いてあげて気化熱で熱を飛ばしてやることに。
「行ってらっしゃーい!いっぱい楽しんできてねー!」
というキャストのお兄さんの声に安堵したと同時に、
「遊び倒したるでー!!」
という気合が一同に漲ります。
新規アトラクションのベイマックスや美女と野獣に向かう人々の群れを尻目にコム家一行はシナリオ通り”スプラッシュマウンテン”に向かいます。
このスプラッシュマウンテンをオープニングに選んだ理由はいくつかあって
- 今「びしょ濡れMax」というバージョンを楽しめるという事
- 長女がとにかくジェットコースター的なアトラクションに乗りたがっている事
- 末っ子である次男がギリギリ身長制限を突破していて全員で乗ることができる
という以上3点が大まかな理由でした。
ディズニーランドに限らずですが、遊園地にカテゴライズされる施設ではアトラクションに乗るまでに”待つ”ということが必須なわけです。
今の子供達(多分我が家だけではないはず・・・)はとにかく待つということが苦手です。
昭和生まれのコム兄はテレビだっていいところでCMになっちゃうなんて当たり前でしたが
今の子たちは動画の広告だって当たり前のようにスキップするし、リアルタイムで見ているテレビのCMをスキップ出来ないだけで気が狂ったようにひっくり返って怒り出します。
なんて時代だほんとに。
ここでコム兄の名言が子供たちに炸裂します。
「待ち時間を制する者がディズニーランドを制するんや」
「ディズニーランドは待つために来ているようなもんやで」
・・・・
・・・・
残念ながら全く刺さりません。
なんなら恥ずかしくなるほど見事なスルーです。
聞こえなかっただけかな?
悲しくなるからそうだと言ってくれ。
隠れミッキー発見!?
そんなこんなで無事にコム兄家の順番になり、ボート?に乗り込みました。
スプラッシュマウンテンと言えばビルの5階に相当する高さからの急降下が一番の醍醐味なわけですが、
そこに至るまでにもプチ降下が何度かあります。
長女はこれでもかと目を輝かせ、
ユニバのアトラクションで気持ち悪くなってしまった次女は乗る前から顔が青くなっているし、
長男にいたってはビビり倒して中盤からうずくまってしまって、まるで稲荷寿司かと見間違えるほどキレイに丸くなっていました。
末っ子の次男はこんなアトラクション初めてでこれから何が起きるのかも分からないのでずーっと喋っています。
何を隠そうコム兄もいわゆる絶叫系は苦手なタイプなわけですが、ここは小さい子供たちの前ですから威厳を保つ必要があります。
急降下で帽子やタオルが飛ばされないようにお尻の下に忍ばせて、準備万端。
クライマックスに向けて背中に重力を感じながらボートは登っていきます。
徐々に外の光が見えてきて明るくなったと思ったとたんに急降下。
背中で感じていた重力から解放されて独特なふわっとしたあの感覚。
そして噂通りのびしょ濡れMax。
思っている以上にびしょ濡れってしまいましたが暑かったので気持ちよかったです
お稲荷さん状態の長男は一ミリも濡れていませんでしたが、何とか乗り切った達成感からか謎にドヤ顔。
コム兄は顔面から髪の毛からびしょ濡れになってしまったので髪をかき上げていたわけですが
それを見たコム嫁が一言。
「おでこやばいって。」
あらわになった天然そり込みのようなおでこ。
期せずして隠れミッキーの様相を呈しているようでした。
誰が顔面隠れミッキーやねん!!
(※意訳:誰がはげてんねん!!)
と思いつつ、でかい声で突っ込むのも恥ずかしいのでお尻の下に忍ばせたタオルで拭き拭きして帽子をそっと被ったのでした。
次回予告
誰が隠れミッキーやねん!!
すみません、興奮のあまりまた言っちゃいました。
こんな感じで家族サービスが始まったわけですが
次回は乗ったアトラクションと食べたものなどを紹介していきたいなと思っています。
ゆかいな家族サービスはまだまだ続きます。
ではまた!!
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