みなさんこんにちは。
いやぁ、ワールドシリーズが盛り上がりましたね。
普段は野球をあまり見るタイプではないコム兄も気になってついついスマホで確認する回数が増えていました。(仕事しなさい)
ほんで早いもんで11月という事で、今年も残すところ2か月となりました。
さて、今回紹介する記事は今シリーズの最終回でございます。
詰まるところ、このシリーズで一番伝えたかったミソでございます。
サッと書けばいいものを回りくどい形になってごめんなさい。
ちなみに前回までの記事を読んでいない方は是非遡って読んでみて下さい。
コム兄の挫折だらけの人生を垣間見ることが出来ますので
読んで笑ってやってください。
家族を守るために夢を封印したコム兄でしたが
奇しくもその封印を解いてくれたのもまた家族でした。
そんなコム兄が夢見るものとは何なのでしょうか。
早速行ってみましょう。
ちぇけら。
コム兄の夢
ズバリ、コム兄の将来の夢は
自分のお店を持つことです。
(でしょうね感が凄い)
前回までの記事を読んでくださった皆さんならご理解いただけると思いますが
コム兄は料理の世界に夢を見て、何度となく挫折してきました。
でもやはり食には人を笑顔にするパワーがあると思っています。
なんだかんだで料理が好きなんです。私。
気持ちのこもった料理は単にお腹を満たすだけのものではなく、
時に人を励まし、時に人と人を結び付け、心の安らぎをもたらしてくれます。
職場や人間関係などで疲れ切った現代人の心を癒し、活力を蓄え、そして明日の頑張りに繋がっていく。
そんな可能性を秘めていると信じています。
そんな料理の持つ可能性に加えて
ソムリエでもあるコム兄が厳選したワインと
猟師でもあるコム兄が自ら捕えて処理をしたジビエを掛け算し
美味しい料理と笑顔溢れる楽しい空間を提供したい。
それがコム兄の夢です。
コム兄(料理の可能性+ワイン+ジビエ)=最高の空間
って感じでしょうか。
町の喧騒から離れた古民家を改修したようなゆったりとした空間で非日常を味わってもらいたいな。
オーベルジュのようなのも良いかも。
狩猟体験なんかも出来たら自然の豊かさや命の大切さを伝えられるかもしれない。(やりたいこと多すぎw)
なんて妄想したりもします。
ただし、いきなりそこを目指すというよりは
一人でも回せるような小さな規模のお店から始めてみて
軌道に乗ってきたら次のフェーズに挑戦するというのが現実的かなと考えています。
自分へのご褒美に美味しいワインが飲みたい。
滋味豊かなジビエが食べたい。
という方も大歓迎ですが
悩みがある。
人生に挫折をした。
明日のために気合を入れたい。
そんな時にこそお越しいただきたいなと思います。
コム兄の料理と失敗談多めの話をツマミに
ワインを飲んでる元気を出して頂ければ幸いです。
恩返しと言ったらおこがましいんですけれど、
人生遠回りや回り道が多かったコム兄にだからこそ出来ることがあるんじゃないかと思うんです。
コム兄の現状
ほな、今すぐにでもやったらいいやん。
と思った方も少なくないかと思います。
でもコム兄は今の職場で見てみたい景色があるんです。
それは天理教の代表である真柱が代替わりした後の様子を組織の中から見てみたい。
というものです。
※現在の体制に不満があるとかそういったものではありません。
ここ(天理)に居る意味を見いだしてくれた真柱後継者さんのお役に立てたら嬉しいなと心から思うわけです。
ただそれが何年後なのか分からないというのもまた実情。
その時まで我慢して今の場所に居なきゃなと
思っていた時に言われたのが長女からの
やってみたらいいじゃん
でした。
その一言のおかげで“我慢して”という心持ちから、逆に“その時まで時間があるってことなんじゃないか”と思えるようになりました。
たったそれだけと言えばそれだけかもしれませんが、見える景色が変わってきたように思います。
イメージで言うと買ってきたばかりのぬり絵のような味気ない景色から
それはもう彩り豊かな景色に変わり、なんやったら3Dどころか4Dになったような(4Dって何?)
それくらい劇的な心の変化をもたらしてくれた子供たちにはやはり感謝するべきでしょうね。
ありがとう。
違う景色
見える景色が変わると今まで全く興味がなかったものも輝いて見えてくることもあります。
今すぐにお店をやりたいって訳でもないけど成長がしたい。
そんな時、これまでに何度となく見た雑誌の広告が目に留まりました。
公邸料理人 意欲の高い方を求めています。
このフレーズがとても輝いて見えました。
世界が舞台というのも大きいポイントだったのかもしれません。
大使閣下の料理人という漫画があって、ドラマ化もされているのでご存じの方もいるかもしれませんね。
公邸料理人については詳しく知りたい方はこちらから
何か興味があったら資料請求しがちなコム兄は興味本位に募集要項やら何やらを調べてみました。
応募資格はというと
- 調理師免許を持っている事。
- 年齢制限は無し。
- 常に食の外交官としての自覚を持ち創意工夫を重ね、意欲的に取り組むことが出来る方を求めています。
とありました。
ここまで読んだ限りではコム兄でもワンチャンいける気がするわけです。
業務内容には以下のように書いてありました。
公邸において公的な設宴料理(和・洋ともコース料理が基本)及び公館長ご家族への私的料理。
原則としてメニュー作成から買い出し・調理・在庫管理までを行う事となります。
とあります。
ふむふむ。なるほど。
普段コム兄は宗教施設の調理場にいて会席料理や西洋のコース料理、レセプションパーティなど
お客様の要望に合わせていろいろな形式の食事を提供しています。
一般の方向けに営業はしていませんがいずれにしても料理内容はお任せ一本のみです。
どんなメニューにしたらお客様が喜んでくれるのか、
ホストの気持ちをどうやったら料理で表現できるのか。
そんな事を考えて日々料理を作っています。
応募条件を読んで自分が今までしてきた仕事内容を改めて棚卸してみたわけなんですが
公邸料理人の仕事内容とピタリと重なることに気が付きました。
驚きました本当に。
それと同時に今までやってきたことは無駄じゃなかったんだとも思えてとても嬉しくなりました。
コム兄が今まで培ってきたことをそのまま活かして役に立てるし、
世界で働く夢だって一気に叶えられる。
ダメもとで妻に相談してみたら案外いい感じの反応。
そうなるともうあれですよ。
気が付いた時にはエントリーシートを送付していました(気絶してたんかお前)
見えてきた目標
エントリーシートを送ってから1か月弱。
一般社団法人国際交流サービス協会から連絡が来ました。
国際交流サービス協会は内閣府認可の社団法人で外務省などから委託を受けて日本国大使や総領事の公邸で働く料理人の紹介をしているそうです。
難しい漢字がたくさん並んでいて目まいがしそうですが
要は大使と料理人のマッチングをしてくれる人たちって感じですね(そのままじゃねーか)
なんでも4か月後にクロアチアに赴任される大使がいらっしゃるようで
料理人のポストに空きがございますがいかがでしょうか?
というような内と容でした。
動き始めてすぐのリアクションに何とも言えない喜びと興奮。
コム兄みたいなもんはアフリカや南米などの僻地に送り込まれるもんだと覚悟していましたが
まさかのヨーロッパ。
しかも海も山もあって食材も豊富ときたもんだ。
この方向で合ってたんだ。追い風が吹いてるぞ!!
進めコム兄!!!
と心の中のリトルコム兄が叫ぶ声が聞こえてきました。
早速勇んで家族会議を開催したわけですがなかなか雲行きが怪しい。
乗り気だったはずの妻が縦に首を振りません。
そらそうです。
話が来るとしても早くて2年後くらいじゃない?なんてゆったり構えていた所に
まさかの4か月後のクロアチア。
妻からしたら「そもそも何処やねん」案件なわけです。
しかも行くってなったら単身赴任ですからね。
何が何でも急すぎるぜってなもんです。
まだまだ手のかかる子供4人残して、しかも一番下はまだ保育園児。
謎の熱で迎えに行かなければいけないなんて事もしょっちゅうあって仕事どころではありません。
子供たちはめちゃくちゃ応援してくれたんですけど
結果的に妻一人が反対派になってしまいましてね。
この状態で無理やり押し切った形にして行っちゃうと妻の味方がいない状態になりかねないので
断腸の思いでクロアチア行きをお断りさせていただきました。
次はいつどんな国へのお話があるかは分かりません。
半年後か、はたまた10年後か。
その時に備えて普段コム兄がしてきた家事などを子供たちに仕込んだり
家電を買い替えて少しでも家事の負担が減るように今から準備を進めています。
こんな感じで公邸料理人になって世界を舞台に働くというのが今のコム兄の目標です。
きっと行くまでも、行った後も一筋縄ではいかないでしょう。
でもそれこそがコム兄の視座を高め、成長させてくれるものと信じています。
そしてその経験を経て、いずれは自分のお店を持つというのがコム兄の夢です。
応援してくれよな。
そして、コム兄が日本にいる間に沢山乾杯しようぜみんな。(結局行けなかったりしてw)
なぜ今夢を語ったのか
今回のシリーズはこの事を紹介したいがために黒歴史を掘り返してきたわけですが
なぜこのタイミングで夢について紹介し始めたのか。
それは天理教青年会から夢プレゼンという企画が打ち出され、
コム兄もエントリーしてみないかとお誘いを受けたのがきっかけでした。
ちょうど長女からの一言を胸にぐさりと突き刺された直後。
夢に前向きになっていたタイミングでしたので
ダメもとでエントリーしてみたんです。
それが有難いことに書類審査をパスして、ファイナルラウンドに進むことが出来ました。
夢を諦めた過去、夢に再挑戦しようと思ったきっかけなど
このブログで紹介したようなことを聴衆の皆さんに向かってプレゼンしました。
感極まって泣いちゃう場面もありました(ハズw)
そんな企画のお陰で改めて人生を振り返り、フワッとしていた未来像も言語化することが出来たんです。
人前に立つことが苦手で、自分の事を話すなんて恥ずかしくてとんでもないと思っていましたが
思い切って挑戦してみた結果、勿体ないことにグランプリを取ることが出来ました。
過去の触れたくないような事にも向き合うことが出来て、そのおかげでしっかり前を向くことが出来ました。
挑戦する機会を下さった天理教青年会の皆さん。
本当にありがとうございました。
なにやらYoutubeで配信予定(未定)との事ですので、もし配信されたら覗いてやってくださいまし。
最後に
いかがでしたでしょうか。
コム兄の夢シリーズ、これにて完結でございます。
目標とするところを一つ一つクリアし、
鬱になって病んでしまうような体験をした私だからこそ
必ずや夢を実現し、癒しの場を提供したいと思っています。
目標を持つことで希望が溢れ、日常の見える景色が変わりました。
もし読者さんの中に結婚や育児、年齢などを理由に夢を諦めた人がいるとしたら
もう一度挑戦してみませんか?
きっと人生が輝きだし、毎日が楽しくなるんじゃないかと思います。
上手くいかないかもしれない。
でもその行動こそがきっと誰かの支えになると思います。
悩んだらコム兄のお店に来て下さい。
心を込めて作ったお料理でお迎えいたします。(開店時期未定w)
P.S
開業時期が決まったらクラウドファンディングにも挑戦しようと思っていますので
支援してくださると嬉しいです。
ではまたっっ!!
コメント