目指せ凄腕猟師‼ハンティングスクール参加レポート

コム兄と猟師

いやぁ秋ですねぇ。

キリッと引き締まった空気にアロマティックな金木犀の香り。

ついつい深呼吸の回数が増えている男、どうもコム兄です。

今回は狩猟に関する記事を紹介していこうと思います。

ナイフのメンテナンスの方法や、罠の設置方法

獲物の解体体験ジビエ料理の紹介など盛りだくさんとなっております。

過激な内容(解体時の写真など)を含む記事となりますので、

ご理解いただける方のみ読み進めるようにしてください。

また、動物愛護の観点から様々な意見があることも承知しておりますが、

獣害や山の生態などを守る事を目的とした活動ですのでご理解いただけますと幸いです。

試験は受かったとはいえ、どこどうやってすればいいのか分からない状態のヒヨッコ。

ついに未知の領域へと足を踏み入れたコム兄ですが

今回はどんな学びがあったのでしょうか。

早速行ってみましょう!!!

ちぇけら。

講習内容

今回は奈良県猟友会主催のイベントでございました。

まず定刻10時になると先輩猟師の方がこの日の流れを説明してくださいました。

まずはザックリとどんな内容で行われたのかという概要を紹介したいと思います。

提示いただいた講習内容を記した看板には

①猟師が見る山の見方(獣道、足跡、生息地域など)を教えます

②獲物の解体をナイフを使って一緒にさばきませんか

③箱わなの設置方法や罠の設置場所のコツを教えます

④ジビエ料理の講義(西洋料理、中国料理、日本料理、燻製など)

⑤わな猟の魅力や猟具の作り方、設置方法を教えます

⑥狩猟犬を使う猟(鳥猟、獣猟)の講義と猟犬の展示

●ナイフの研ぎ方講習

のように書かれていました。

猟師見習いのヒヨッココム兄からしたらどれもこれも必修の講義内容と言えます。

実際に行われた流れをザックリ説明すると、

10時から始まって午前中にはナイフの研ぎ方、罠に関する事、ジビエ料理に関する事を教えていただきまして

お昼休憩を挟んで午後からは獲物(イノシシ)の解体の実践、狩猟犬の説明

といった感じで、解散したのが14時頃だったように記憶しています。

キャリア50年にもなるような凄腕の猟師から直接聞くことが出来て本当に有意義な時間となりました。

10時現地集合

この日は前日夜からしっとりと降り続く雨のお陰で朝は肌寒いくらいの気温でした。

コム兄が起床した5時半ころにはまだパラりパラりと弱い雨が降っていましたが

9時前にはやんで、少しずつ空も明るくなってきたかなという空模様。

何着ていくか迷っちゃう~~~(黙れ)

自宅からセミナー会場まで車で15分くらいという好立地でしたので(つまりド田舎)

9時過ぎに家を出発。

天理ICから名阪国道を走らせ、五ケ谷IC付近の奈良市所有の山の中に広がる広場を目指しました。

スムーズに良ければ10分から15分で到着できるはずの距離。

そう、スムーズにいけばね。

何を隠そうコム兄は今回のハンタースクールの詳細が記された書面を紛失してしまい、

なんとなく五ケ谷ICの近くで行われるという事は覚えていたものの

詳しい場所や集合時間、持ち物などの情報を持ち合わせていないことに気が付きました。

しかもセミナーの2日前に。

猟友会のHPを血眼になって調べてみても情報がありません。

猟師の友達もいませんからとりあえず県の猟友会に問い合わせてみることに。

返事には

「特に持ち物はございませんが、軽食を持参でお越しください。10時から開始します。」

というシンプルな文面。

あれ、場所は?

と思い、

続けて「場所も教えてください」と返信を送っても連絡は無し…。

電話で聞けばよかったですね。(ったりめぇだよ)

セミナー前日は土曜日で電話をかけてもつながらず

仕方が無いので少し道に迷っても開始時間に間に合うようにと早めに自宅を出発したのでした。

最悪たどり着けない場合もありますが、その時は縁がなかったという事で諦めて帰るっきゃない。

会場にたどり着けるか不安でドキドキでしたので、唯一の持ち物である軽食を忘れてしまった事に気が付くも後の祭り。

とっくに山の中へ入り込んでしまっていて、見えてくるのはインター付近の怪しげなラブホテルのみ。

ラブホテルで昼食を調達するわけにもいきませんし、まぁ1食くらい抜いても死ぬわけじゃないしという事で諦めて進みます。

ドキドキしながら五ケ谷ICを降りるとスマートウォッチからブルブルとお知らせが。

なんだろうと見てみると

血圧が高くなってるよ

というアラートでした。

どんだけ興奮してんだよオレ。

と自分の事を鼻で笑いながら進みます。

インターを降りて分かれ道になっているところに差し掛かると

フェンスというか金網というかに猟友会のベストと帽子ハンガーで吊るされていたり、

工事規制の時なんかによく見るような矢印が書かれた赤い看板が設置されていました。

こんなやつ

それ以外に看板の類のものは一切なく、見る人が見れば分かる目印って感じで極めてシンプル。

一切の無駄が排除された案内に、帳がおろされた職人たちの領域に入っていくんだなという感覚を覚えました。(伝わらないと思いつつ書いてる)

それを目印に道を進んでいくと猟友会のベストや帽子をかぶっている人の群れが見えてきました。

どうやら無事に会場に到着することが出来たようです。

指示のままに駐車場へ車を止めてセミナーが行われる広場に向かう途中には

鹿のフンがあちこちにコロコロしていて

実際にこの辺りにいるんだなーなんてことを思うなどしました。

それにしても無事に到着できてよかった。

午前の部開始

派手派手な猟友会のベストや帽子を身に着けた人だかりを頼りに会場へと進むとテントが設置されていいました。

促されるままに受付を済ませました。

無事にエントリーできましたので落ち着いてあたりをキョロキョロしてみますと

老若男女というにふさわしいくらい様々な世代の方がいらっしゃいました。

コム兄を含む30代後半から40代半ばと思われる男性が多かった印象ですが

大学生かな?という若い女性の方が数人、

コム兄より少し若いかな?というような若夫婦、

70は越えていそうだけど元気なお爺ちゃん、

などなど幅広い参加者が集っていました。

定刻になると奈良県猟友会の会長さんの挨拶の後、早速講義がスタートしました。

ナイフのメンテナンスの方法

まず初めに行われたのが猟師の商売道具の中でも1,2を争うぐらい大事なアイテムである

ナイフのメンテナンスの方法。

講師を務めてくださった先生は、刃物を加工して販売をしていたというプロ中のプロ。

研ぎ方のデモンストレーションの他にも参加者が持参したナイフのメンテナンス(研ぎ直し)をしてくださいました。

鈍らだったナイフを、ものの数秒でティッシュで作ったこよりがスパっと切れるまでに仕上げる技術には感服いたしました。

一般的に包丁を研ぐ際には砥石を縦に使いますが、横にして使っていましたね。

しかも刃を砥石にあててから動かす方向も包丁の時のそれとは違っていて

とても面白いなぁと思いました。

料理用の包丁と違って切っ先が大きくカーブしているからこの方が研ぎやすいのだとか。

刃物だから同じだろと思っていましたが、用途が違えばメンテナンスの仕方も違うんですね。

とっても勉強になりました。

その他にも捕獲した鹿の角をナイフの柄に加工したものを見せていただいたりもしました。

「遊びで作ったものやけど、世界に一つだけの一生ものになるし少しでも楽しんで携わってください」

と。

これは秒でマネしたいと思いました。

残念ながら実物の写真は撮れませんでしたが参考までに

締めくくりにはナイフの切れ味がいかに重要かという点について、

「60キロを超えた雄のイノシシの腹は木のテーブルくらい固くてナイフが刺さらないですよ。

それくらい固いですから、しっかりとメンテナンスして臨むようにしてください」

というアドバイスも下さいました。

歴戦の猟師から発せられる言葉や目に宿る力にはとても説得力があって

そのたびに緊張感というか命と対峙するという事の大変さを痛感いたしました。

わなの設置方法

続いて教えていただいたのは罠の具体的な設置方法。

鉄製の檻のような仕掛けで捕まえる”箱わな”や、地面を掘ってわなを仕掛ける”くくりわな”に関して指導して下さいました。

箱わな

まずは檻のような箱わなの仕掛けから。

据え置きタイプで被害の多い畑や田んぼなどの近くに設置するタイプですね。

写真のものは両開きタイプになっていますが、片方しか開かないタイプもあります。

イノシシやシカ以外にもタヌキやキツネなどの野生動物の習性上、

穴のあるようなものやトンネル状のものに侵入した場合は通り抜けることはせずに入ってきた方に戻って帰っていくのだそう。

じゃぁなんで両開きなの?

なんてコム兄は疑問に思いましたがタイミングを逃して聞くことが出来ませんでした。

トリガー部分をワイヤーで作ってもいいけど、

近くに電気柵を設置してあるような場所だと警戒して近づかないから他の方法を考えたほうがいい

とか、

おびき寄せる餌には糠がいいとか、

その他にもそれぞれの習性を利用したトリガーの設置の方法を解説してくださいました。

そして何よりありがたいのが、

「この方法だったら何回も繰り返し使えるからお金かからなくて良いでしょ」

っていうような持続可能な狩りの仕方を説明してくださるあたり。

一匹でも多く捕まえてもらいたいという気持ちも伝わってきます。

くくりわな

獣道に穴を掘ってわなを仕掛ける”くくりわな”。

おびき寄せて捕獲する”箱わな”に対して、

仕掛けたわなをピンポイントで踏ませる必要があるので熟練の技術と経験が求められます。

慎重な性格のイノシシやシカに悟られないように設置後の罠をしっかり隠さなければいけないけど、

隠すために葉っぱや草を多く重ねすぎても空弾きといって逃げられやすくなってしまう

という難易度高めのやつ。

そもそもこちらの猟をするためには山の正しい見方が分かっていないと成立しません。

適当なところに設置された罠に引っ掛かるほど野生の動物はアホじゃありませんし

何より効率が悪すぎます。

今回は木の枝や薄めの板などを加工して作ったわな

市販のわなを使用しての両方のデモンストレーションを行っていただきました。

実際にトリガーが作動する瞬間の動画がありますので興味がある方は見てみて下さいね。

こちらは前者で20~25センチくらいの穴を掘って木の枝や木の板などをセッティングしたわな。(縄文式なんて呼ばれているそう)

罠のかかりが甘くてワイヤーが爪の先にかかってしまうと

爪をちぎって逃げることもあるそうなのでしっかり脚にかかるように設置する必要があるということでした。

こんなんコム兄にできるんかいって話ですよね。

こちらは市販のもので深い穴を掘る必要もなく、回収するのも簡単なので多くの仕掛けを設置する際には重宝すると仰っていました。

いずれのわなも設置する際にはわなのトリガー部分と反対の方を太い木に固定しておく必要があります。

細い木や腐った木に固定してしまうとその木をなぎ倒して木を引きずりながら逃げてしまう事もあるんだそう。

注意点が多いし、そもそも獣道見極められるんかい!!って話。

捕獲までの道は長く、そして険しそうです。

ジビエ料理について

ジビエについては中国・南京市出身の胡 冬梅(コ・トウバイ)さんが解説してくださいました。

胡 冬梅さん
胡 冬梅さん

ジビエは自然の食べ物を食べている野生の動物で、豚や牛が持っていない栄養素を持っていて、

私たちの健康にも、とても有効です。

ヨーロッパのフランスやイタリアやイギリスでジビエ料理はとても高級料理として知られていますが、

古代中国でも王室などで重宝されてきました。

鹿でもイノシシでもポイントになるのは血抜きなんです。

塩水につけて浸透圧で血を抜く方法もあります。

この処理をするだけで料理の獣臭さがなくなります。

燻製なんかも有効な活用法だと思います。

詳しくはお渡ししたレシピを見てください。

との事でした。

実際にこの日は鹿あばら肉の旨煮と鹿の佃煮の試食をさせていただきました。

左側があばら肉の旨煮で、左側が佃煮。

ともに甘辛く炊いてあって、佃煮の方には生姜や完熟して赤くなった山椒の香りがして

さすがはプロによる味付けって感じがいたしました。

試食された方は口々に

「柔らかい」

「臭くない」

と絶賛しておりました。

ジビエ利用が広がるといいですね。

午後の部

ジビエ料理の解説と試食の後、小一時間ほどの昼休憩を挟んで午後の部が始まりました。

ちなみにコム兄は唯一の持ち物であった軽食を持参するのを忘れましたので

車で時間が過ぎるのをジーっと待っておりました。

友達作りに行けよって感じですけど、コミュ障で恥ずかしがり屋さんのコム兄は他の参加者に声をかけに行くという行為はできませんでした。(だから友達少ないんだよ)

もちろんラブホテルに昼食を仕入れに行くなんてことも致しません。(しつこい)

だんだん天気も良くなってきて気が付けば暑いくらいの日差しが降り注いでおりました。

見渡す限りの大自然と乾いた心地よい風。

こんなシチュエーションでワイン飲んだら最高だろうなぁなんて思ってみたりみなかったり。

獲物の解体

今回のメインイベントと言っても過言ではないでしょう。

※ここからは一部グロテスクな画像も掲載してまいりますので苦手な方はページを閉じるようにしてください。

モザイク処理などもしておりませんのでご理解いただける方のみ読み進めるようにしてください。

本日の獲物は30キロ前後だというオスのイノシシ。

前日に仕留められて内臓を抜いた状態まで処理されたものが用意されていました。

ちなみにわなを使って仕留めたのではなく、小さいウリボーだったものを飼ってこの日のために育ててくださったんだそう。

こちらの画像は午後の部が始まる少し前に撮影させていただきました。

興味ありげにじろじろ見ておりましたら(完全にヤバいやつ)鹿とイノシシの爪の違いなども丁寧に解説してくださいました。

鹿は基本的に足先に2本の爪があって、足跡も2本の爪痕が残る。

イノシシには鹿同様の爪プラス蹴爪(けづめ)と呼ばれる爪がついていて

(人間でいう所の手の親指と小指のイメージ)

それで足跡を見極めるんだそう。

狩猟読本に乗っているイラストを参照するとこんな感じ。

先輩猟師さんに言わせると実際の足跡とは若干違いがあるそうですがイメージとしてはこんな感じ。

こちらは足裏の様子。

肉球がついていて、触った参加者曰く

猫の肉球に似てるっちゃ似てるんやけど…

高反発肉球やな

ですって。

体感してみたい方は是非狩猟の道へ(なんか違う)

内臓が抜いてある状態からのスタートでしたので皮を剥ぐ作業から開始します。

今回紹介されたのは作業台の上に横にして解体が進められましたが、

地方によっては吊るした状態で解体作業が行われたり、

九州や四国の方ではお腹を割る前にお湯をかけて毛をむしって(湯剥き)、それから解体。

皮付きのまま食べるという所もあるという事でした。

うんうん、奥が深いです。

イノシシの皮をむくのは皮に脂が残りやすいのと、脂が凄くてすぐにナイフの切れ味が鈍くなるので難しいとの事でした。

ナイフだといちいち脂肪をふき取ったり研ぎ直したりしないといけませんが、

カッターナイフを使うと切れ味が悪くなっても刃をぽきぽき折ったり交換すれば切れ味が復活するし

刃が薄くてややしなるので慣れると使いやすいよ

と言うアドバイスも頂きました。

今回の個体はそれほど脂がのっていませんでしたが、これからのシーズン脂肪を蓄えたイノシシを解体するときには大変そうですね。

一方でシカの皮むきは案外ズルっと剥けるらしくやりやすいよとの事でした。

内臓

参加者の皆さんが順番に皮むきをしているのと同時進行で内臓に関する説明も行われました。

一番上のヒョローっとしているのが舌(タン)で食道、胃、小腸、大腸、肛門とすべてつながった状態で取り出してありました。

処理がうまくいかずに傷つけたり切れてしまうと内容物が出てきたり、キレイな状態で取り出せないんだとか。

肛門をしっかり縛ってから処理しないとフンで汚染されてしまうから気を付けて

とか

ここがおしっこが溜まってる膀胱だよ

とか

間違って傷つけてしまうと苦さが移ってしまう胆汁の位置

などの要注意ポイントやその他の臓器についても紹介いただきました。

面白いなぁと思ったのが、熊胆(クマノイ)と呼ばれるクマの胆汁からつくられた薬があるというようなお話の流れから、

イノシシの胆汁も干して網で漉して、お腹を下したときなんかに耳かき1杯分を飲むだけで腹痛がいっぺんに治るとの事でした。

※よい子はマネをしないようにしましょう。どうしても試したいという方は正しい知識を身に着けたうえで自己責任でお願いします。

全身の皮が剝き終わると今度は骨を抜いたり、部位ごとに切り分ける工程に移ります。

こちらは背骨とあばら骨を切り離している様子。

骨を断つ工程ではさすがにカッターではしんどいですね。

力もいるし何よりナイフを入れるポイントが大事そうでした。

ここまでの処理が終わってようやく終了。

この日は皮を剥いてばらすだけで2時間くらいかかったでしょうか。

丁寧に教えてもらいながらだったというのもあるかもしれませんがめちゃくちゃ時間がかかりました。

元々食べられるお肉であっても、これでは衛生的によろしくありません。

お腹を割って内臓を出してという所からやっていたら日が暮れていたかもしれませんね。

今回の個体はもともと犬の餌になる事が決まっていたそうなので良かったですが、

食べられる状態を保ちつつ解体するには修行が必要ですね。

食肉解体処理の施設を持っている凄腕の先輩猟師の方は1時間もあれば終わると言っていました。

こういった凄腕猟師のもとで勉強させていただきたいものです。(連絡先聞きそびれた…)

猟犬の展示

解体が終わると次は猟犬の展示でした。

奈良県猟友会の会長の猟犬がとても優秀だという事は初心者講習の際にも聞き及んでおりましたが

実際に拝見するのは初めて。

そういえば解体するイノシシが搬入された時にめちゃくちゃ吠えていました。

やっぱり匂いで分かるんですかね。

その後は実際に狩りをしている様子を動画で見せていただいたりしました。

となんだかわかった風に言っておりますが、

このタイミングでコム兄はテレビのカメラクルーから取材を受けていてインタビューをされておりましたので実際には見れておりません。

今日参加されたきっかけは何ですか?

とか

普段はどんなお仕事をされているんですか?

とか

実際に参加されてみていかがでしたか?

というような質問に答えたように思いますが、シラフでしたので緊張しまくり←。

また血圧上昇のアラートがなるんじゃないかと思いましたね。

何やら奈良市内でシカの農被害が増える中で、天然記念物としての保護の在り方が適切かどうか?を主なテーマとして取材をされているんだとか。

普通に暮らしていると分かりにくいですけど、やっぱり鹿の農被害多いようです。

なんとか共生できるように考えていきたいものですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

一部グロテスクな画像も含まれましたが、リアルなところを紹介できたかなと思います。

開会の際の会長からの挨拶の中でも仰っていましたが

「昨シーズンも奈良県で10,000頭を超える(数字が違っていたらごめんなさい)捕獲を行ったがまだまだ獣害が減っていない。」

これには後継者問題や耕作放棄地が増えてきていることも関わっているんだろうと思います。

またこんなことも仰っていました。

「昔自分が若い時には、”やれ今日は猪を取りに行こう、今日は鹿や”というように狩猟に出かけていた頃もあったけれども、今は社会奉仕という気持ちで狩猟に出かけている。」

との事でした。

そのくらい農業に対する被害が大きいんだなという事も伝わってきました。

社会貢献にはまだまだ及びませんが、コム兄にできることをコツコツやっていこうと思います。

まずは獣道の見分け方とわなの自作。

この辺りから進めていこうと思います。

応援してくれよな!!

ではまたっっ!!!

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