みなさんこんにちは。
今回紹介しますのは東京酒浸り物語のDay.2。
Day.1では沢山の方々とご一緒して舞い上がっているコム兄を紹介しました。
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楽しすぎて飲みすぎたコム兄でしたが、果たして無事に起きられたのでしょうか。
どんな1日を過ごしたのか早速見てみましょう。
ちぇけら。
起床、先発大谷
この日は夕方からの予定以外は何も決まっていませんでした。
そもそも起きられるか分からないですからね。(心配になるほど飲むなよ)
その夕方からの予定というのも今回の東京旅の目玉、「焼きジビエ 罠」さんへの訪問。
どんな感じで提供されているのか、どんなラインナップなのか、肉質はどうなのか。
今後の参考のためにもとても楽しみにしていました。
しかも参加者がワインを持参するという趣向。
楽しみすぎて鼻血が出そうです。
だからと言って、それまでは飲みすぎて正気を失うわけにはいきません。
前日の酒を抜くためにサウナ行くかなーくらいに考えていました。
ところが、前日完全に飲みすぎていたコム兄ですが
この日は健やかに目を覚ますことが出来ました。
この日はワールドシリーズ第7戦。
勝った方が世界一という大一番。
しかも先発は我らが大谷。
やっぱりなんだかんだ言っても大谷さんが締めくくってくれるんだろうなと思いながら見ていると
3回に先制3ランホームランを許し降板。

その後も手に汗握る展開が続きました。
が、残念ながらチェックアウトの時間。
特に普段野球を見るわけではないけど、やっぱり気になっちゃうよね。
目黒方面へ出発

後ろ髪をひかれつつチェックアウトしてコム兄は目黒方面を目指しました。
朝ご飯を食べるほどでもないし、昼ご飯ガッツリ食べちゃったらメインイベントに支障がでるし。
サウナ行ったら逆に喉乾いてビール飲みたくなっちゃうし、
東京まで来てスタバで時間潰すのも勿体ないし・・・
と考えたコム兄はピッツァを食べることにしました。
「東京 ピッツァ」
という、いかにも情弱な検索ワードでヒットしたのが目黒近辺にあるというダ・イーサさん。
何やらメディアでも取り上げられるほど有名なんだとか。
間違いなさそうでしたし、良い感じの距離があるので腹ごなしにちょうどいいかって事で即決。

季節柄、特に彩りが綺麗な訳でもない木と川を撮影するなどしながら
てくてく歩いて向かいました。
この日はあいにくの曇天でしたが気温が高く、歩いていると汗ばむほどでしたが
時折吹く風が心地よく、この頃にはすっかりワールドシリーズの件は忘れていたのでしたw
ピッツェリア ダ・イーサ

川での撮影をしながら歩いていると程なくして到着。
行列が見えてきたので、もしかして・・・と思ったらやっぱりそう。
11時半オープンで、コム兄が到着したのが11時過ぎ。

コム兄が並んだ後にもズラァァーっと行列ができていました。
という事で何はともあれビール。(結局我慢できない)
目の前でピッツァイオーラが次々焼いていく姿を見ているだけでビールが飲める。

真剣な眼差しや流れるような手つき。
やっぱり職人はカッコいい。
と言うことで男は黙ってマルゲリータ!

窯から出したて熱々のそれをハフハフ言いながら頂きました。
お陰で上顎から何から火傷しましたが、やっぱり焼きたては美味い。
薪火で焼かれた生地はカリカリサクサクで香ばしく
ソースが掛かっているところはジューシー。
ほんで小麦の香りが凄い。
とてもシンプルだけど毎日でも食べられるような美味さ。
ついついビール飲むの忘れるくらいに夢中で食べました。
もう一枚行っちゃおうかと思ったけど
さすがにやんちゃすぎるし、席を待ってる方も大勢いらしたので
ビールをサクッと飲み干して出ることにしました。

日曜日だっていうのもあると思うけど帰り際にはテラス席もいっぱいになっていて
ホントにひっきりなしに人がやってきてました。
すごいなぁ。
そういえば入店した時に「いらっしゃいませー」じゃなくて「こんにちは!」って挨拶されたのがなんか気持ちよかったなぁ。
ご馳走様でした。
高所恐怖症と東京タワー
空腹も満たされた所で都会に来たからには観光ムーヴ。
コム兄が東京に行く少し前に修学旅行で訪れていた次女から「行ってみなよ」と言われていたスポットがいくつかあったので向かうことにしました。
Check Point No.1東京タワー
昭和生まれのタワーつったら東京タワーだべ
って事で行ってまいりました。

次女が言うには、
展望デッキの下のフロアのガラスの床が怖いから行ってみ。
怖いから。
ということでしたので登らないことには始まらない。
正直何を言っているのか分からなかったので調べてみると
「スカイウォークウィンドウ」っていう強化ガラスでつくられている床があって
空中に浮いたような体験ができるというようなものらしい。
高いところにはさほど興味がないコム兄ですが
行けと言われたからには行かないわけにはいきません。

東京タワーの脚元では韓国フェアが開催されておりました。
妻と一緒に来ていたら喜んでいたかもなと思いつつ華麗にスルー。(だって今回妻は居ないからね。)
展望デッキに到着。
あいにくの天気でしたがそびえ立つビル群や何やら大きなお寺さんが見えます。

レインボーブリッジまで見渡せるんですが、なんとここで発覚。
どうやらコム兄高い所苦手らしい。
遠くを見てる分には何ともないんだけど、
足元というかすぐ下を見てしまうと「崩れたらどうしよう」みたいなことがグルグルと高速回転して膝がゾワゾワしちゃうの。
「へぇ、コム兄って高所恐怖症だったんだー」
って何となく客観的に見ている自分も居たりして。

そんなこんなで次女との約束は果たしたものの平常心を保つことが出来なかったので
ちっちゃい小窓みたいな方しか写真が撮れていませんw
本来撮りたかった写真はこんな感じ

これは確かに怖い。
次女はもともとディズニーとかユニバのアトラクションに乗ると吐いちゃうぐらい絶叫系が苦手で、
そんな次女だからやや大げさに言ってるのかなと思っていましたけどしっかりコム兄も怖かったです。
せっかくだから日本一を体感すべくこの後スカイツリーにも行こうかなと思ったけど行くのを秒でやめましたw
39年生きてきて初めて知りましたよ。
自分が高所恐怖症だって。
増上寺 to かちどき橋
その後東京タワーから見えていた増上寺さんへ行ってみました。

行く予定はなかったし、特に興味があった訳でも何でもないんですけど(失礼w)
何やら宝物を展示しているという事で行ってみました。
無知なコム兄は全然知らなかったんですけど増上寺って徳川家の菩提寺なんですってね。
で、今回の展示の中核をなしているのが二代将軍秀忠の霊廟の模型。
って言われてもいまいちピンときませんよねw
実物は戦前に国宝に指定されていたものの戦災によって消失。
そんな霊廟を1/10スケールで復元したのが今回展示された模型なんだとか。
何やら100年前にロンドンで開催された日英博覧会に出展されて、
その後英国ロイヤルコレクション所蔵品として大切に保管されていたとの事。
でも匠の技が凄すぎてパーツが複雑で組み立てられないという事もあって、
100年間一度も開封されることなく眠っていたんだとか。
そんなこともあってこの度増上寺に長期貸与という形で日本に凱旋したとの事。
へぇー。
搬入作業の映像を見ましたがヤマト運輸の方たちがとても神経質になって運んでいた姿が印象的でした。
いやぁ、緊張したでしょうねぇ。
展示室を出て境内を歩いていると外国人観光客や七五三と思われる着物姿の小さい子供たちが撮影する姿が見られました。
時代は変われど多くの方に慕われる立派で素敵なお寺さんでした。
その後はCheckpoint.2の浅草寺に向かおうかと思いましたが
時間的にゆっくりしている時間があるのか微妙だったので、少し早いけど八丁堀周辺に向かいました。
外国人もなんか凄そうだしね。
駅到着後は待ち合わせ時間まで1時間程度ありましたのでかちどき橋に行くことに。

なんでかって、それはクリーピーナッツののびしろって曲の歌詞が頭に浮かんだからです
隅田川にかかる 勝鬨橋をわたる左手にスカイツリー
右手に東京タワー
俺はその真ん中で

BGMもこの曲を掛けながら橋を渡っていると見えてきたスカイツリー。
怖くて登れないけど見られてよかった(先っちょしか見えてないけどw)

ほんで反対側の東京タワーも見ようとしたけど何やら工事中で見えませんでした。
反対側の歩道に回ったら見えたんだろうけど、さっき見てきた所だから面倒くさくなって引き返してきましたw
川沿いにあるベンチに座って一息つこうと思って座ったら急激に眠気が襲ってきましてね。
この日はこの時点で2万歩越え。
普段車移動が中心のコム兄からしたらかなり歩いたほうです。
そら眠くもなるってもんです。
眠かったけどドジャースのワールドシリーズ優勝のニュースを見て目が覚めました。
休憩も出来てなんだか心がホッコリしたので八丁堀へ向かう事に。
途中に築地本願寺があったので寄ってみるとなんだかすんごい人だかり。
さっきの増上寺とは客層が違い、何やら爆音で音楽が流れていて現代的なイベントが行われていました。

コム兄は過去に「築地本願寺の経営学」っていう本を読んだ事があってから気になっていました。
どうしたら宗教の敷居を下げることが出来るのか。
経営の視点も大切だよね
そんなことが書いてあったように思いますが、やっぱりすげーなーって思いました。
焼きジビエ 罠 八丁堀 猪鹿小屋

きましたねー。
この角の生え方はエゾシカでしょう。(知らんけどw)
営業時間になってライトアップされた様子がこちら。

この日の参加者は
ちゃこさん、なつみさん、あいさん、米さん、まゆみさん、コム兄の6人。
集合するまで全然意識してなかったんですけど男子コム兄1人でハーレム状態。
いやぁ。なんかすみません。
恐縮しながら席に座りました。

乾杯はちゃこさんが持参くださったシャンパーニュ。
うせさんお勧めのコスパの良い美味しい泡で
歩き疲れて眠くなっていたコム兄には最高の眠気覚ましでございました。
皆さんが持ち寄ったワインも素敵なんですけど、皆さんの心遣いの繊細な事。
ホスピタリティ最高 in the worldかよ。
コム兄の分のグラスも持ってきてくださっていたり、
自分が使うわけでもないシャンパンストッパー持ってきていたり、
ジビエに夢中になっている間にイソイソと抜栓をしてくださっていたり
ワインの温度をこまめに気にしてくれていたり。
そんな素敵な女性陣に対して、ただ居るだけで何もしない役に立たないコム兄でございました。
(山葵をおろすのも気が付けば皆さんがしてくださっていました)
最初に到着したこちらは鹿のユッケ。

なんと美しい。
見た目だけでもう美味い。

ユッケにはちゃこさん持参の小布施さんのメルロー。
かなり色調が淡かったですけど、難しいヴィンテージだったみたいでメルローっぽく造っていないって裏の説明に書いていたように思います。
淡くてスルスル飲めちゃうんですけど奥の方にちらっと見えるメルローみ。
染みるようなワインで美味しかったなー。

この写真は兎だったかなと思います。
もうね、ここからはちゃこさんの独壇場。
とにかく炭の扱いというか火加減のさじ加減というか。
火の強弱を使ってグーっと強火で表面を焼き固めたり、弱いところで休ませたり。
肉汁が見えるって仰っていましたが、焼きあがった肉は本当にふっくらしていてジューシーで最高の状態でした。
もちろん鮮度がいいのは間違いないんだけど、ちゃこさんが居るのと居ないのとでは全く違う体験になっていただろうなと思う程巧みでした。
それはさながら炭火使いの妖精。
炭火プロフェッショナル、焼きジビエアンバサダーの称号を授与したいと思います。(お前誰やねんw)
兎の他には雉のささみと胸肉の食べ比べ、鹿やイノシシ、
ニンニクのオイル焼きなどを頂きましたがどれも最高に美味しかったです。
それから鶉の半身焼きも美味かったなー。
ちゃこさんが最後炭火でバリっと香ばしく仕上げてくれたのが最高でした。
太めの骨以外バリバリ言わしながら食べました。

せっかくなので皆さんが持参してくださったワインも紹介していこうと思います。

こちらのワインはまゆみさんが持参くださったサヴァニャン。
イノシシと合わせるならコレ!
ってお勧めしてもらったとかだった気がします。
産膜酵母由来のナッティーさと塩味を感じるような味わい。
この”クセ”がどう働くかな?と思いましたが酸味もしっかりしていて思いのほか万能選手でした。
素晴らしい。
まゆみさんはバラ科の果物全般がNGって仰っていて、
コム兄は全然ピンときませんでしたが、リンゴ、桃、苺、サクランボなどなど
ワインの香りを例えるような果物がほとんどバラ科であることを教えていただきました。
それでワインの資格を取れちゃうのが凄い。
めちゃくちゃ努力されたんでしょうね・・・
尊敬。

こちらはオアシス姉さん米姉さん持参のブルピノ。
姉さんと同じくコム兄がピノ好きなのを知っていて下ってのチョイス。
嬉しいですねぇ。
ブルゴーニュ飲む機会ってめっきり減りましたけど、やっぱりいいですな。
若すぎることもなく少し落ち着いた味わいと炭で焼かれた鹿と最高でしたわ。
そしてルイラトゥールの安定感。
さすがでございました。

あいさんが持参くださったのはモローノーデのシャブリ。
こちらは先日どこかで飲まれて、美味しかったからという事で持参いただいたように思います。
何年ぶりにシャブリ飲んだんだろう。
比較的温度高め(炭の影響)だったこともあって丸くて柔らかくて豊かでした(何がやねん)
冷やしめで飲みがちだけどこういう温度でも美味しいのねあなた。
ウサギとキジの白身のお肉と溶け合うようなペアリング・・・
いい経験でございました。

それからなつみさんもコム兄がピノ好きなのをご存じでドイツピノ(シュペートブルグンダー)を持参くださいました。(写真荒くてすみません)
なつみさんは今年ワインケナーを受験されていて、布教も兼ねてのこちらだったんでしょうか。
ヴュルテンベルクのワインだったかなと思います。
優しい果実味に優しい樽の使い方。
繊細なワイン、良いですよねぇ。
一生飲める。
こちらのワインはスクリューキャップだったんですけど、
なんて説明したらいいのか分かりませんがめっちゃカッコいい作法で開けてました。
しっかりケナー試験もパスできた報告も聞けて本当に嬉しかったなー
改めておめでとうございます。
コム兄はキャンティクラシコのグランセレツィオーネを持参いたしました。(写真は無いw)
エレガントでドライフラワーや果実の凝縮感。
何よりブショネじゃなくてよかったw
そしてワイン界隈の男性陣に自慢したいことがあります。
東のクレオパトラことあいさんとワインをご一緒したことがある方は少なくないと思うのですが
あいさんにワインを掛けられたのは界隈広しと言えどもコム兄一人だけなんじゃないでしょうか。
何とも誇らしげな変態のような顔をしていますが許してください。

こぼれたのが分かりやすい服着ててよかったー(キモい)
〆にはジビエカレーを頂きました。

お腹いっぱいだから食べれないかもなーと思ったけど美味すぎて一瞬で食べちゃいました。
食べて飲んで沢山お話しできて最高の時間でした。
やっぱりこのくらいの規模感がお話ししながら飲むのにちょうどいいですね。
6人で7本。
とても健全でございました。

それにしても皆さんのワインが総じてエレガントで優雅な気分で楽しむことが出来ました。
二次会は八十郎
罠を出て八丁堀駅に向かって歩き、電車に乗るためにエレベーターに乗りました。
米さんだけは駅が違ったらしく、エレベーターには乗らずにそこで解散。
「楽しかったねー、また飲みましょうねー」
と挨拶して別れたんですけど、エレベーターが動き出してから二次会に行く流れになりまして、
地下に到着したエレベーターから下りずにもう一度地上に上がって二次会の会場を探し始めました。
全く悪気は無くて、全然そんなつもりもないんだけど、
なんか米姉さんを捲くためにエレベーターに乗ってしまった感があって爆笑してしましました。
米さん、また関西でも乾杯出来たら嬉しいです!!!
という事で2次会はこちら。


改めてカヴァで乾杯。
仕方なくモザイク処理をさせていただいておりますが
何とも皆さんの表情がうっとりされていて美しかったので皆様にもご覧いただきたかったですね。
残念。

お腹いっぱいになったはハズなんだけど2件目に行くと食べれるし飲めちゃうのはなんでなんでしょうか。
そして深夜の背徳感。
食べ過ぎちゃうし飲み過ぎちゃうよねー。

〇〇製造機の話の流れから、なんか酔っぱらってしまって別に言わなくてもいい事まで自ら発表してしまったような気もします。
それくらい楽しかったなー。
乾杯のカヴァの後にはヴィオニエ、ガルナッチャのワインを楽しく飲み干しました。
お付き合いいただいた皆様、酔っぱらったコム兄は失礼な言動及び行動はありませんでしたでしょうか・・・
で、こんなに飲んだら帰りの電車を待ってるだけでも楽しいのよね。

本当に最高の夜でございました。
また行きたいです!!!
まおちゃん、ひろくんちへ
2次会解散後はまおちゃん、ひろくんのお宅を目指しました。
前に「コム兄さん東京来るならうちに泊ればいいのに」
って言ってくれていたのを真に受けてお邪魔することにいたしました。
すみません。お邪魔します。
帰る方向が同じって事であいさんにもご一緒頂いたおかげで迷うことなく無事に到着しました。
まおちゃんはまだ仕事かなーって思ってたんですけど出迎えてくれたのがまおちゃんでビックリ。
こちらでもコム兄持参のワインで乾杯致しました。

まおちゃんは仕事で疲れているだろうし、
ひろくんは翌日予定があって4時に起きる必要があったというのに嫌な顔せず遅くまでお付き合いしてくれました。
本当にありがとう。
(付き合わせちゃってごめん)
最後に
いかがでしたでしょうか。
Day.1に引き続きDay.2楽しすぎてついつい飲みすぎてしまいました。
沢山の方のお陰で成り立っているコム兄の今回の旅。
ご一緒してくださった皆さん本当にありがとうございました。
コム兄酒浸り物語2025 Day.2は東京を満喫した一日でした。
最終日のDay.3の様子も近々紹介していきたいと思っております。
飲みすぎたコム兄は起きることが出来るのでしょうか。
どんな一日が待っているのでしょうか。
要チェックでございます。
という事で今回はここまで。
ではまたッッ!!!



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