先日Twitterで仲良くしていただいている屈原さんの御宅でコンドリューの生産者比較しようという高貴な会にお招きいただきました。
その様子はこちらから
参加者7人に対して5本のコンドリューを飲み比べ、それぞれ持ち寄った食べ物を食べてそれだけで幸せな満たされた会だったのですが、屈原さんの厚意で追加でワインを提供いただきましたので、せっかくですのでご紹介させていただきたいなと思います
ではいってみましょう
延長戦一杯目(トータル6杯目)
Peter Jakob Kühn Oestrich Doosberg Riesling GG 2017
ここで一応確認(というか言い訳)しておきたいのが、この時にはかなり良い感じに出来上がって(酔っぱらって)いたという事。
当日残したメモもほとんど役に立たない状態でした。
一応メモをご紹介
「コンドリューのあとからなので酸が非常に強く感じられる。特徴的なぺトロール香と」
という一番気になるところで途切れていました。
何とも”でしょうね”感が強いメモだ。
でも美味しかった記憶は残っている。
これに関しても完全に”でしょうね”である。
このワインの名誉のために商品説明を少々。
樹齢45年の古木のリースリングを100%手摘み。全房のまま8時間かけてゆっくりプレスした後、自然発酵。13か月澱と共に熟成後、一度澱引きし、再度2019年4月まで熟成。その後瓶熟成5か月。
ドイツ最高峰GG(特急畑)の実力を感じる事の出来るワイン
銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA様 商品説明ページより
とのことである。
出来上がってしまっていたコム兄にはもったいないワインである。
なんとも粋なのが屈原さんがこのワインをリースリングが好きな奥様のために「デザート代わりに」といっておもむろに抜栓した事だ。
甘美なコンドリューの後で酸が際立ったことでデザートとはいかなかったが「これならシャーベットだね」と言っていたのも印象的だ。
ワインの味わいを覚えていないくせにそんな情景ばかり覚えている困ったソムリエもいたもんだ。
どうもコム兄です。
延長2戦杯目(トータル7杯目)
Paulinshof Trittenhimer Apotheke Riesling Spätlese 2016
こちらの記憶も曖昧なのだが、先ほどのヤコブキューンよりもなぜかメモがしっかりと残っているが、やはり酔っ払いが残したメモなのでご容赦いただきたい
「香りは熟成由来の蜂蜜のような香り、樽のニュアンス。
ガーゼ越しの湿布の匂い、香りと味わいのニュアンスが良い着地点。美しい。
濡れた石のような、展示されている真新しい冷蔵庫の香り」
始まり出しは良い感じにスタートしているが、徐々に酔っ払いが顔を出してきている。
展示された冷蔵庫の香りは屈原さんの奥様が表現して見せたものだが、コム兄含めてご一緒した数名は賛同していたし、もうその香りにしか思えないねと言っていた記憶がある。
本当にそうだったのか、酔っぱらっていたからなのか今となっては確かめようもないが、本当に楽しい記憶が蘇ってくる
こんな感じで計7本のド高級ワインを味わったコム兄だったが、捉えられない香りや味わいが多くただただ圧倒されるワインのラインナップだった。
こんな複雑で奥の深いワインをしっかりと受け止めて表現できるテイスターになりたいものだと改めて思ったコム兄でした。
屈原さんご夫婦、ご一緒頂いた皆さん、あらためてありがとうございました!
今更感あるなかと言わずに優しく許してね
ではまた!!
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